アクセス解析
【落武者魂】 自転車雑記
FC2ブログ

落武者魂

L  O  S  T     S  Q   U  A  D  R  O  N  .

カテゴリ

検索フォーム

抄訳:ランドヌーリングの競技的側面

 PBPのオフィシャルサイトにある「The Competitive Side of Randonneuring」を抄訳しました。この記事はシアトルランドナーのヤン・ハイネ氏(とメリンダ・リヨン氏?)が記したもので、初出は2003年のアメリカン・ランドナー誌(RUSAの会報)。ヤン・ハイネ氏はランドヌーリングや、古い時代の自転車に関する研究者で著書も多いのですが、なにより速い。カスケイド1200をたしか60時間切りでゴールしてます。単独で。

 この記事は「ブルベはレースではない。どうして? そしてどこが?」ってところに関する説明です。率直に言えば、精神論的なものです。コンペティションってのが、いかに荒々しい世界なのか、そしてその荒々しさを持ち込まないように、という内容と感じられます。

 抄訳ですが、僕の英語力を甘く見て簡単に信じないように。よくわからんところは大胆に無視し、つうか全体的に超訳しています。しかも1時間くらいでのやっつけ仕事です。誤訳などはコメントください。気が向けば修正します。と、エクスキューズしたところで……。




抄訳:ランドヌーリングの競技的側面

 2003年の表彰式では、これまでに無い事態が発生していた。もっとも速くゴールに飛び込んだライダーたちが、そこへ呼ばれることはなかった。彼らは、様々な規則違反の結果として2時間のペナルティーを課せられていた。オフィシャルのひとりがその違反行為をリストアップしてくれた。それはコントロールでの我儘勝手な行為であり、町中での排泄行為であり、目に余る数々の交通違反であり、ルールに違反したサポートカーの利用であり、オフィシャルカーへの妨害行為、スタッフへの無礼なふるまい、などなどであるという。後に開催者たちが発行したニュースレターには次のようにある。
多くの参加者たちやPBPに声援を送る人々が、これまでにこれほどルールを無視した行為があっただろうかと感じたことはなかった」(Cyclotourisme 518号34ページ 2003年10月号)

 実のところ、ペナルティを受けた彼らは何か不正なこと、あるいはおかしなことをしていたとは思っていなかっただろう。彼らはただ、いつものレースのように振る舞っただけなのだ。一方で、主催者としては、これは単にルールが守られなかったことがペナルティにつながっただけではなく、さらにPBPの規則そのものの精神を踏みにじったのだと語る。そこには、このゴールに一番のりしたライダーたちと、主催者とに明らかなPBPのあり方にたいする理解の違いがあったのだ。

 主催者はPBPはレースではないと強く主張する。そしてランドヌーリングの精神は参加者のふるまいによって脅かされることもあるのだと言う。しかし、ランドヌーリングの精神とは何なのだろう? それについて規則が述べるところは少ない。BRMのルールは第12条において「ブルベはコンペティションではない」と記してあるだけだ。けれども、完走者のフィニッシュタイムは公表されるし、PBPにおいて、それぞれのカテゴリーにおいて最も速いライダーはトロフィーが授与されるではないか。それは、速く走ることを望むライダーにとっては、結局レースであるということを意味してはいないだろうか。これらは最も速くゴールすることを望むライダーにとって、規則を破ることを選ぶ理由になるだろう。

 こういった要因と、コンペティティブでは無いこととの間にあるモノを説明するには、PBPの歴史をひもとく必要があるだろう。PBPにランドナーたちが参加しはじめたのは1931年のこと。1891年から1950年代までは、PBPは主にプロフェッショナルなライダーたちのものだった。だが、ほかの自転車競技が広まっていくにつれ、そのような競技者たちはPBPにむけたトレーニングをすることができなくなっていった。プロフェッショナルたちの競技の場としてのPBPはこうして死んだ。そしてランドナーたちの挑戦の場となっていったのだ。

 レースによって生計を立てる職業ライダーと違い、ランドナーたちは楽しみのために自転車に乗る。彼らはアマチュアであることが誇りである、サイクリング愛好家たちだ。彼らも時にはコンペティティブではあったが、たいていはそれほどでなかった(オダックスというコンペティティブを望まない人たちのための形式もある)。そういった人たちの多くは、参加者やボランティアスタッフとして、生涯をPBPに関わってきている。

 PBPの主催者は、十分にレースというものを理解し、その上でPBPはレースではないとみなしている。その違いは微妙なものだが、礼儀をもって行うかどうかということだろう。レースはより戦いに近い。ただひとりが勝者となる。ランドヌーリングは文化的な自転車の楽しみかただ。それはどんな距離でも、どんな天候下でも、自己解決していけるような、より優れたサイクリストへの探求なのである。

 それは「ゆっくり走れ」と言うことではないし、コンペティティブになるなということでもない。ただ単にPBPは能力を示す場で、時間制限内でゴールすれば、誰もがメダルをもらえる。それは90時間内にゴールしたということを意味するのみだ。もちろん、あなたが自分への挑戦、あるいは前回の自分を超えるのだという行為に悪いところなど全く無い。ただひとつ、重要なことはすべてのPBP完走者は勝者であるということ。誰かがもっとも速く走り、トロフィーを得たとしても、PBPを勝ち取ることはできない。誰もが同じメダルを受け取る。そして最後にゴールする者も、最初にゴールした者と同じように喝采を受けるのである。

 レースとの違いはもはや明白だ。レースでは最も速いライダーが尊重される。そこでは、レースの勝者はほかのライダーたちより重要な人間だと見なされる。遅いライダーをラップするとき、勝者には道を譲らねばならない。ランドヌーリングでは、誰もが等価値であり、速いライダーだからといって遅い人々を押し退けることはできない。もっとも速いライダーも、ほかの参加者や関係者にたいして礼節を払い、丁寧な態度で接しなくてはならないのだ。

 ランドヌーリングは自己解決が求められる。たとえ、コントロールでサポートカーから支援を受けることができるとしても、それぞれのライダーは自分自身で成し遂げることを期待されるし、そのための準備をしておくこととされる。

 レースにおいて誰かがパンクしているときや、”ニュートラル”なトイレタイムのときにアタックを仕掛けるのが不作法とされるように、ランドヌーリングにも不文律はある。意見の違いもあろうが、それを下に記す。

1)礼節を持って人にあたれ。他人に気を払うこと。むき出しの闘争心はレースの場においては大事だが、ランドヌーリングには必要ない。あなたのクラブ、あるいはあなたの国の代表者であるという意識を持つこと。

2)もし少人数で走っているのなら、ともに協力し、そしてともにゴールしよう。パンク修理なんかも一緒に。よほどばかげた装備の参加者と共に走る必要はないが。

3)”アタック”はこのスポーツには無縁だ。集団のペースについていけないライダーが居るのは仕方がないが、誰かをふるい落とすためのアタックは礼節の無い行為だ。

4)不法行為につきあわないように! ルールに従うこと。特に交通法規は守ること。信号や一時停止は必ず守る。(ここからあとは普通のブルベには関係ないと思います:さとう)自動車がずっとつけてきているようなグループはなにかおかしいと思うべき。オフィシャルカーは、そのようなときには速いライダーの利益にならないように灯火を落とします。そういう違反サポートカーのグループに入ってしまったら、速やかに離れること。グループのメリットは捨てがたいけど、それによるペナルティのリスクを忘れずに。

5)ボランティアや審判に敬意を持つこと。彼らの指示には従うように。そして謝意を表するのもよい。それにはたいした時間はかからないし、彼らなしではこのすばらしいスポーツは運営できないのだから。

6)完走すること! どのような状態のであっても、ゴールすることが最良なのだ。勢いこんで走り、へばって走りきることができないのは、もっとも避けるべき事態。



 もちろん、これらの精神はPBPだけに当てはまるものではない。一般のランドヌーリングでも同様なのだ。楽しもう。速く走りたいのなら、ガンガン行け。自分自身、あるいは誰かに挑戦するのもいい。でも、忘れてはならない。これはレースではないってことを。

2011 新東名デュアスロン



 はじめてのデュアスロン。デュアスロンはトライアスロンからスイムを除いた二種で行われる競技。主に水泳の難しい冬季に行われるものらしいです。水泳が入った二種競技はアクアスロンらしいのですが、このあたりのカテゴリわけはよく知りません。で、新東名高速開通のキャンペーンとして11月の20日に行われたこの大会。その翌週のサイクリング大会や、同じ日に行われたマラソン大会などに比べると参加人数も少なく(とはいえ全カテゴリあわせて700人くらい?)、参加費用も安い(サイクリング大会の半額以下・・・)。それなのにランもバイクも楽しめるというお得なプランです。ランなんか二回も楽しめちゃう。

 前日は猛風雨だったものの、まるで台風一過のように晴れ渡る当日は最高気温予想23度なる”ほぼ夏日”。どっちかというと「暑い」。そのせいでマラソン大会のほうではいろいろと悲惨なことがあったようですが・・・。



 スタート会場へついてみると、見知った顔が。オダックス埼玉のYさん。

 しかしこういうイベントはとにかく待ち時間が多いですよね。競技時間:待ち時間比率でロングライド系イベント(すこしおかしいやつ)に慣れているとすごくもったいない気がします。待ち時間の方が 長いんだもの。まあ、待ち時間を利用してトランジットの準備とかします。トランジットというのはランからバイク、バイクからランへ乗り換える区間のこと。自転車置き場に自転車を置いてその下に私物を配置します。このトランジッションの時間はバイク競技時間に含まれちゃいます。上級者ではトランジッション時間をできる限り少なくするために、ペダルに靴をつけっぱなしにして靴下で走りコースに入ったところで靴を踏んで飛び乗り、加速後にちゃんと履くということをするようです。もちろんそんなことはできないので、靴もそろえておきますが、秘密兵器を持ち込みました。それはANAでもらったミニ靴べら。



 さて、Lクラスのスタート。このクラスは5kmラン、28kmバイク、5kmランという順番。ほんとは33kmバイクのはずだったのに工事の進捗が悪くて減らされたみたい。ラン減らせよ(解決できないけど)。

 新清水のPAからずっと下り方面へ進みます。すごくゆるやかな登り。気づかないくらいの。順調に追い抜かれてきます。対向車線にYさんを見かけたので手を振ると「アタック!アタック!」ってまだ2kmくらいしか走ってないんですが・・・。

 折り返すと追い風かつ下り。さっきより軽快に新清水へ。しかしもっかい走るのかあ。ようやるなあ。

 トランジットエリアはすっかりがらんとして自転車がありません。かなり遅い(w

 ここまで妻と一緒に走ってきましたがバイクへのトランジッションで「邪魔だ、先行け、自転車降ろしにくい」などと言われ、しかたないのでおさらばさいさい。ほんじゃあ行きますか。ほとんどの人はジョガーから入っている人のはず。そしてランが同レベルであれば、おそらくバイクにはこちらに一日の長があるはずという人間の小さな冷徹な作戦。やつら、もう勝った気でいやがるな。よし、教育してやる。



 すごい昔にセールで買ったDHバーがついに火を噴く。まるで昔のテレビゲームのようにびゅんびゅん進む。60km/hを超えてトンネルへつっこんでくときなんかあまりのかっこよさにwkwkが止まらない。今、オレが世界(半径50m)で一番速い!



 楽しいときはあっという間に終わる。



 ランへのトランジッション。あと5km。走り出したらふくらはぎがつりかける。こりゃ5kmもたないな・・・とか思いつつ半ば歩くようなペースで本線へ戻ったころにはなんとかなっていた。でももう歩くようなペースで折り返しまで行こう。そう思って折り返しまで近づくと向こうからYさんが。カメラをすかさずむけると、「あたーっく!あたーっく!」と叫び踊りながらすれちがっていった。あまりの迫力のせいでフレームに入りきらない!



 さらに自分撮り。



 僕のゴール後10分ほどで妻もゴール。



 1stランの順位は下の中、バイクは中の上、2ndランは中の下。総合順位は中の下でした。いろいろやれてお得だった。

欧州都市対抗バイクシェア大会

 パリのヴェリブで一躍有名になった都市共有自転車システム。パリの前にいくつかの街で社会実験をしていたことと、その後幾つかの都市に拡大していたことは知っていましたが、今回訪問した諸都市でもことごとく共有自転車が走り回っていました。Wikipediaで見てみるとワシントンDCからロンドン、スペインなど北米&欧州各国はもとよりオーストラリアや中国(大丈夫か)などへも導入されているとか。すさまじい広がり具合。まったく日本に伝わらない交通の現状がここに・・・。共有自転車システムは都市内の自動車交通削減を目指したものなのですが、疋田氏らがちょくちょく(こんなかんじで)述べているように解決になっていない点やシステムとして難しいところもあり、実際運用結果からも同様の指摘がでているようですが、それでも導入が進んでいるということはよくよく考えてみるべきポイントかと思います。

 さて、どう考えてみるかは読者諸賢にお任せするとしまして、見た感じで評価する都市対抗バイクシェアシステム大会のはじまりです!

パリ ヴェリブ-Velib
 グレーっぽい車体がシックで街に溶け込むパリのヴェリブ。街中300mごとだかに設けられたという自転車ステーションですが、見つけたいところには見つからずどうでもいい時にはたくさん見かけます。観光客にはちょっと厳しいけど、地図があるのかな。借り方はまず自転車ステーションに立っている情報ポストをみつけ一日券を購入します。購入にはクレジットカードが必須。一日券は1.7ユーロ(1weekは8ユーロ)。その後30分以上乗るごとに課金されますが30分までは常に無料。なので30分以内ごとに返却・借り出しを繰り返すとどこまでも無料になります。さて、1日券を購入するとキーナンバーをもらえるので、それを情報ステーションの反対側の操作盤で入力、借りたい自転車の番号を打ち込み、で自転車スタンドのロックが解除されます。あとは自転車スタンドのボタンを押すと自転車が外せます。



 ベリブ自転車はこのバイクシェアリングのために設計されたまさに専用車。ブレーキなど保安部品にはいたずらで手が加えにくいような部品が選ばれています。チェーン駆動で3段変速。ハブダイナモによりヘッドライトとリアライトが常に点灯します。またちょっとした所用の際に道端に停められるようチェーンロックも装備されています。ただ、その場合でも近くのステーションを探して止めたほうが30分ルール的にはトクかと。



 パリは比較的平坦な都市ですが、モンパルナスの丘とかというようにセーヌ川から数段の河岸段丘の街でもあります。そのため高いところにステーションもあるのですが、そういったステーションには自転車が「戻ってきません」。ベリブ自転車は軽くは無いので街中の坂を登って返却するような人はおらず、むしろ丘の上から下りたい人たちばかりなのですね。なので、ベリブではそういう標高の高い場所にあるステーションを「プラス」ステーションとしてそこに返却することにイニシアチブを与えるような仕組になっています。たしか無料時間を増やしてもらえるはず・・・。それでもやっぱり丘の上のステーションがガラガラでした・・・。


※自転車道っていってもこんなよ。

 パリ市はこのシステムを導入するのにあわせて自転車道を整備したそうです。たしかに自転車道、自転車レーンはありますが、石畳の古い町並みの限られた街路に首都としての交通量があるわけなんで、やっぱり気合一発で判断して走らないとならないことも多そうです。タイヤが太いおかげでロードよりは石畳でも乗り心地がよく、シャンゼリゼで観光トゥクトゥクのドラッグについて楽しめたりします。パリでベリブに乗ったのはそれほど長い時間ではありませんでしたが、街がすごく狭く感じましたし街路のカフェやショッピングを楽しむには非常に良いツールかと思いました。

リヨン ヴェロブ-Velov
 白と赤のおしゃれなヴェリブ・リヨン版。カラーリングが違うだけのようです。というか、たしかリヨンとマルセイユで社会実験したあとにパリへ導入したはず。この社会実験の結果よりパリでははるかに破損・盗難・投棄が多いとか問題になってた記憶があります。さて、リヨンはフランス第三の都市ですが欧州の都市が大抵そうであるようにコンパクト。特にこの街は旧市街地以外は平坦なところに作られているので街中でたくさん走っているヴェロブを見かけました。自転車の作りも借り出し貸し出しシステムも同じ・・・。古い市街の丘からはたくさんヴェロブが颯爽と「おりていく」姿が見られました。あっとういうまに丘の上のステーションは空になってしまうでしょう・・・。





 ※こんなふうにタイヤがパンクしたまま(いたずらで壊された?)放置されているっぽいのもみかけました。あとサドルを前後逆につけられたやつとか。

サンテティエンヌ ヴェリヴァー卜-Vélivert
 フランスで最初に自転車が製造された街、サンテティエンヌ。ということは今検索して知りました。この街を訪問する日本人はかなり少ないんじゃないかと思いますが、この街から少し離れたところにある村というか町フィルミニはちょっとばかし有名です。というのも建築家ル・コルビュジエがいくつかの建築物を残しているのがその町だからです。私もそういう理由でサンテティエンヌを通りました。さて、この少都市にも共有自転車が。けっこう丘だらけで平坦なんか見当たらない街なのに。フィルミニにも同じシステムが設置してありましたのでちょっと拝見・・・。



 さ・・・さすがフランス自転車発祥の地、サンテティエンヌ。シャフトドライブです。たしかにパリでチェーンが落ちて困っているベリブの人を見ましたから、これは良いかも。この自転車はシェアリングバイクとしては完成形とも思えます。素晴らしい。ブラーボ!小都市といえ首都(パリ)や大都市(リヨン)の追従に留まらないこの心意気。惚れた。



 さて、これを撮影しているのはフィルミニのコルビジェステーションなのですが、この町にはステーションがみっつ。ここと駅とその中間。一番標高的に上にあるのがここ。なので一台しかなく借りるのは諦めました・・・。ぜんぶ下に溜まっているんでしょうね・・・。



ミラノ バイクミー-BikeMi
 超お洒落シティミラノでも共有自転車が!シックなにくいヤツは、フランス諸都市のものとはちょっぴり雰囲気が違います。不思議なのはステーションのスタンド。前カゴのあたりにあるフックを引っ掛けるようになっています。ポール式のスタンドが嫌だったんだろうか?基本はシマノのネクサス・・・ベリブと同じ部品を使っていますが・・・いや、違うな。これもシャフトドライブです。かっこおい。さらにライトが縦二灯でちょっとかわいい。お洒落です。



 ここは平坦な都市で、かつステーションはドゥオモ周辺のフラットな商業・観光地域に多くなっているために利用者も多く見られました。見ているとほとんどの街路が石畳で、かつトラム(路面電車)の路線が縦横に走っている車道を走るのは怖そうなんですが、普通のおっちゃん姉ちゃんが気にせず走ってました。



 ミラノやリヨンはレンタカーを借りて走ってみましたが、東京のような町で運転に慣れているからかさほど怖いとは感じませんでした。フランス、イタリアというと街中ではクラクション鳴らしまくりのイメージでしたがそんなことはあまりなく、静かなもの。やはりパリ、ローマなんかの大都市と中小都市ではぜんぜん違うみたい。歩行者・自転車への自動車の道の譲りっぷりは(少なくともこのあたりの中小都市では)清々しい物がありました。ただ、つっこみは鋭い事が多いので「本当に横断歩道の前でとまんのかよ?」って感じることがあるけど。止まります。



 この街は観光・ショッピングで訪れる人には大きな街ではないので、地下鉄・トラムの整備もしっかりしていますが自転車の気軽さは光ります。webに一枚絵のステーション配置地図もあるので、利用されて見てはいかが?



ローマ バイクシェアリング
 ローマにも・・・あります。歩行者としてカフェの並ぶ狭い街路を歩いていてもなお、自動車の脅威にさらされてストレスたまりまくりのローマにも、あります。7つの丘に囲まれ、どこへいっても自動車にあふれた表通りか、路駐に埋め尽くされた裏道しか無いローマにも、あります。



 ローマのステーションはフォロ・ロマーノから北側・スペイン広場周辺に多くが設定されています。そう多くはありませんが、なにしろローマには広さに対して地下鉄が2系統しか無いなど不便な場所も多いので大活躍・・・してほしい。でも、とあるステーションでは借り出された自転車のスペースに駐車車両が並べられて(中で居眠りしてたり)いて事実上利用不能。さすがに”民度”という言葉が脳裏をよぎります・・・。



 ローマの共有自転車は・・・イタリアの首都の誇りにかけて・・・いや、かかっていないようでただのママチャリにステーションのスタンドへロックするためのフック部品が取り付けられているのみ。サンテティエンヌの完成形を見習うようにとは思いませんが、せめてベリブ程度の・・・。本当に普通のママチャリで、ブレーキなども普通。どうせ盗まれたり壊されたりするから安物にしておこうということ?それならそれで達観しているというか・・・。



ヴェネツィア バイクシェアリング
 ヴェネツィアの中でも「ベニスに死す」の舞台となった(見たことないけど)島は自動車が走れるのですが、ここには共有自転車もありました。内容はローマと同じ。ちょっと新しいだけ。ステーションの数も少なく、やる気ない。努力しなくても観光客が集まってきて金を落とす街なので、やる気がないのでしょうか。この二都市はほんと疲れたのでネガティブコメント(w




まとめ
 真面目にやっている街は、観光区域のみならず実際の住民が暮らす街区にたくさんの、むしろ観光区域よりも多くのステーションが設置されていました。また、ステーションの規模も巨大で高架下に百台規模のステーションがあるのもみかけました。郊外から市街の外側の駐車場に車を置いて繁華街までは共有自転車を使う、という使い方もされているようです。30分以内に返却すれば無料というシステムもあって、比較的気軽に利用されている市民の足にもなっているようです。

 一方で、やはり共有所有物に対する扱いはあまり良いとは言えずいたずらで壊されているものも見かけましたし、借りる人も壊れていないか確かめるのに蹴りを入れるなどという人も。あと気になるのは、やはりステーションの位置を知らないと不安になりますね、返却とか。停めるつもりできたらそこはいっぱいで入れないとかありますから。

 なお、日本でも札幌で本格導入されているようです。ポロクルというのだそうで。


 

美ヶ原ヒルクライム タンデムクラス優勝おめでとう

アルプスあずみのセンチュリーでいろいろお世話していただいた田中さんと御友人が、美ヶ原ヒルクライムのリカンベント部門(特殊車両部門ですね・・・)でタンデム車にて優勝されたとんこと。おめでとうございます!