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【落武者魂】 LA600:3
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LA600:3

 彼らについて走ります。ここからJonesさん(主催者)の手前までは過去に何度も走ったコースと同定できるのでガイドは必要在りませんが、なにせ単調で飽き飽きしている道程でもあるのでひとりだと辛いのです。あと風対策。町を抜け、海沿い。クリスが前を引きます。ニコルが続いて、僕が後端。ニコルが遅れると僕が入ってクリスまで引っ張ります。ここも40kmくらい海沿い一直線。行ってマリブまで帰りもまた40kmあります。同じ道を。すでにうんざり。マリブへ向かって走る途中、道ばたの子供たちから「ホエール!」という声がかかりますが、残念、どこにいるのかわかりません。クリスはわかったようですが。過去にはイルカの群れが近くをはねてたのは見えたんだけどなあ。

 マリブはショッピングセンター。ここでも30分ほどの休憩を取ります。そしてレシートをとって40kmの帰路。クリスを先頭にして僕、ニコルと続きます。ニコルは自転車の調子もおかしいと訴えていて、遅れ気味。彼女が遅れると僕もあわせて遅れてクリスまで引き戻します。ある意味インターバル。クリスは完全に同じペースで走り続けます。いずれにしろ、速度はよくわかりません。速度など矮小なことです。走る意思、それだけが最後に残
る何かなのです。

 

 

 


 そこから内陸に入り・・・一番つらいんだよね、こっからが。だいたいこんなイメージが続きます・・・。30kmくらい・・・。


 そして残り30kmくらいからSanta Rosaという長く緩い登りになります。どのくらい緩いかというと、アウターで登っていけるくらい。ここで僕が先頭にたち何かに憑かれたように高いケイデンスでみんなを引っ張ります。自分でも驚くくらいすごい勢い。このSantaRosaの16kmくらいは頑張らなきゃかっこつかないな、と思いつつ残り1.5kmくらいで謎の汗がぶわっと吹き出して減速・・・こ・・これは・・・寝汗!?眠い!いきなり超眠い!ニコルがここまでありがとうと言って追い抜いていきます。さらにクリスも。そして自転車の上で寝落ちしそうな僕。だめだ。これはいけない。クリスは男がちぎれたときにには黙って去る男ですので、僕は孤立しました。まあ、このあたりはわかってるだろう?ということもあるのでしょう。主催者の家の前に一個CPが設定されていますが、たしかに何とかなるはず。たぶん、主催者の家を一旦行き過ぎてしばらく走り、CPによって折り返すという感じなはず。

 11時前には主催者の家に寄れれば、と胸算用。睡眠を取るかどうか悩んでいましたが、GPS問題、ルート問題とこの眠気では寝ること決定。決定はいいけどまずは次のCPへ・・・。

 CPがない・・・。全然ねえよ?人に・・・聞こうにも歩行者なんかいねえ。陽が落ちたんだからなおさら期待できない。GPSで検索。その通り名はこの市内にありません。iPhoneで検索。同じ通りが20kmほど先に在ります。いやいや、それじゃないだろう。同名なだけだ。いくらなんでも遠すぎる。たしか・・・あっちにアムトラックの駅が在って、すこしばかり店が在ったはず。まだ開いてればいいんだけど・・・。数マイル走って駅前の地元スーパーへ。この・・・地図に書いてあるここへはどうやっていくの?ヘイブラザー!ちょっと戻って向こうへ行けばあるぜ!すぐそこだよボーイ!ありがとう!

 夜の町は暗闇の中で無軌道な若者がたむろっていて、ときどきちょっかいをかけてきそうで怖い。それでもちょっと戻って向こうへ行くと・・・やっぱり無い。まずマデラ通りを・・・なんとかショッピングモールの中に一見だけフローズンヨーグルト屋が開いているのをみつける。そして聞き込み。なんだ、それはすぐそこだよ、と言われる。どうやってみても「すぐそこ」には何も無い。ついに諦める。もうだめだ。ムリ。異邦人が地図もメーターも無くルートスリップだけを見て走るのは難しすぎる。DNFしよう。主催者の家はここから5分もかからない・・・。DNFしたい。ああ、DNFする理由ができてよかった。「ここの前のCPの位置がわからないんだけど」ってなんて言えばいいかな。そしてI abandon to continue this ride、でいいのかな?

つづく
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