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【落武者魂】 GRR1200km 事前準備の巻

落武者魂

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GRR1200km 事前準備の巻

「Gold Rush Randonneurs 1200への参加は必須事項だぜ」 ジョセフ・モウラー

 SD600を走ったときに北カリフォルニアからの参加者、ジョセフから「GRRへの参加はカリフォルニアのサイクリストには必須みたいなもんだ」と言われてその参加を現実的にとらえるようになった。GRRは4年に一度、同じ州内で行われる1200km級ブルベ。ゴールドラッシュ・ランドナーズ、かつての金鉱熱狂時代のルートを巡る長距離ライド。2009年に世界14箇所で開催される1200km超級ブルベのひとつだ。確かにこの時期に参加のたやすい場所にいられたのは何かの縁かもしれない。

 誘いを受けてからその後、LA600、SD1000と走り経験と自信を蓄えていった。LA600では事前の計画に頼ることができず、力押しでクリアすることを求められたが、それを達して「600まではなんとでもなる」という気持ちを作ることができた。SD1000では、それを走りきることによって「あと200km」足すだけだ、という見込みをつけることが。SD1000をクリアできたのならGRRもPBPもいけるさと言ってもらえたことも力強い後押しとなった。同時に1000kmと1200kmの200kmの差の重みも感じざるを得なかったのだけど。

 SD1000終了後、申込用紙の提出も終えてしばらくの休息期間。日本に帰国したリしつつも、二つのダブルセンチュリーをこなし、あまりなまらないようには気をつける。普段の平日はほとんど乗らないし、ローラーもめったにやらないから。この間に若干の膝の不調や気管支の痛みなんかを感じたものの、注意して悪化する事は避けられた。膝の不調はおそらくサドル高さの変更に従うものなのだろう。早めに気づくことで修正することができた。

 通常のブルベはACP(オダックス・クラブ・パリジャン)という組織が全世界統括しているが、1000kmを超えるブルベはACPではなくRM(ランドナーズ・モンデックス)が主管するらしい。まあ、直接開催するのはDavis bike club。組織としてはRM-RUSA(ランドナーズUSA)-DBCとなるのだけど、一参加者にとっては基本的にどうでもよいこと(申込不備があったので一参加者の僕もRMとの協議になるかもしれないというのが現時点だけど)。GRRの資料についてはDBCのサイトからダウンロードか、あるいは参加者宛にメールで送られてきた(郵送を希望することも可能)。装備などのルール(RUSAの一般的なブルベルールだ)、天候状況やコース概要、地図、標高差図などなど。まず重要なのはコースについてのものだ。

 さて、どうでもいい話と言えばどうでもいい話なのだけど、ここでどのように計画を立てるのかを記しておきたい。まず、このような長距離のブルベでは、細かくセクションごとに想定時間をたててもしょうがないので、ざっくりCP間を「時速20km平均では走れない」と考えて時間を算出する。たとえば50kmあるのなら3時間くらいかかるな、110kmなら6?7時間くらいかな、という感じ。もちろん、地形が平坦で序盤なら100kmなど4時間もかからないことだってある。それはあとから多少修正を入れることにしてCP間の時間を積み重ねていく。基本的に1時間単位でよい。またこの時間には休憩を含めるものとして、ややゆるめに考えておくとよい。睡眠時間はあとで考える。

 次に寝る場所について考える。今回はSusanvilleという400km地点の街を中心に考えた。ここはコース上でもっとも栄えた場所であり、モーテルなどもある。この先のCPはAdinという場所だが、100km以上離れていてそこをベースに考えると500kmを初めに走らないとならなくなる。それはきつそうだ。ということで、Susanvilleで往路復路とも休むことにして400+400+400という基本計画をたてる。

 それにCP間距離から計算された時間を当てはめると27時間+23時間+27時間、つまり77時間となった。制限時間は90時間なので13時間は余っている。ここから睡眠時間をひねり出す。睡眠時間は90分を1単位として、初めに1単位、帰路に2単位を考える。つまり4時間半が睡眠時間。それにシャワーなどの時間をふくめて、えーと7?8時間が大休憩の時間になるということか。85時間ほどでゴールできることになる。残り5時間あるので、多少のトラブルや睡魔の襲撃にも耐えられそうだ。

 SD1000が67時間での走破だったので、そこから200km分、それも疲労困憊時の200km分と考えるとそんなものかとも思う。まずはこれで走行計画としてまとめておく。今回は珍しく表を作っておいた。CPごとにそれをチェックして自分のペースを確認できるようにと。

 次に、というかもっとも重要なのは気候の問題だ。GRRは誰も(といっても南カリフォルニアの人)が「ひたすら暑い」といい「雨の心配はない」というが鵜呑みにはしない。実際、天候情報によれば夜間はかなり冷え込むようだ。天気予報サイトによれば夜間は一桁の前半までしかいかないように見える。特に今回のGRRウィークは冷え込むようだった。Susanvilleから北に高原があって標高も1500mほどが続くのでさらに気温も低くなるだろう。雨に関しては予報はでていたけど、可能性は低そうだった。その高原のあたりが一番危険そうなので、一応ドロップバッグに雨具を入れて良しとしよう。ドロップバッグとはスタッフによって指定のポイントに輸送される荷物のこと。着替えや追加の食料などを入れておくのに使う。

 コントロールポイントは結構多く、今回は100km超のCP間距離に悩まされることはない。最大でも90km弱。平均では70km程度だろうか。CPには大きく二通りあるようで、ウォーターストップ的な簡易なものと、しっかり補給できる大規模なもの。実際にはどちらも補給はしっかりしている場合がほとんどであった。コース上には事実上ほとんど物を購入する場所は無いので非常に助かった。

 ドロップバッグのコントロールはTaylorsville,Susanville,Adinの三カ所。コースが往復なので300km,400km,500km,700km,800km,900kmで自前の物資を受け取ることができる。安売りのスポーツバッグを用意して、それぞれに上下の着替えとシャモアクリーム、そしてあんパンとどらやきをつめこんだ。基本的にはSusanvilleで着替えるのみの予定だけど、予定が狂ったときのために着替えはそれぞれに入れておく。さらに補修用品としてチューブとCO2ボンベ、使い古しのタイヤも。気温が低そうなのに気づいて、厚手のアンダーを後から追加。

 だいたい準備はこんなところだろうか。あとはパンク続きのベロフレックスを諦めて耐久性重視を謳うアルトレモDDに、さらにチェーンを新品に交換。そしてサドルを少し下げた。こういう超級ロングライドの直前にいじるのはよくないのだけど。

 これでだいたい準備は完了。あとは過去参加者のレポートや、過去の記録、それに途中(taylorville)まで同じコースだというDavis600km参加者のsaganoさんのレポートなどを読み、タイムスケジュールを修正したりしたくらい。saganoさんによると戻りは向かい風に苦しめられるようだが・・・。まあそれはそこまで到達したときに悩む贅沢としようか。



つづく
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