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【落武者魂】 タンデム輪行とアムトラック旅行記 1
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タンデム輪行とアムトラック旅行記 1

 アムトラックでは輪行は箱に入れるというのがルールです。輪行袋ならぬ輪行箱ですね。この箱は駅で売ってるそうですが、普通の自転車屋でもらえる自転車の箱で良いとのこと。見たことはありませんが、ペダルを外しハンドルを曲げればあとはそのまんまで積み込めるらしいです。「らしい」「とのこと」というのは僕が輪行したことがあるアムトラックのパシフィックサーフライナーという路線では一両に3?6カ所のラックがあって、そこに引っ掛けられれば箱や袋はいらないからです。他にもいくつかの路線の客車にこのようなラックが用意されているとのこと。

 しかし、このラックは一般的な自転車を想定していて、タンデムやリカンベントでは使えません。そのような場合どうすればいいのかというと、アムトラックのサイトでは「箱に入れろ」とあります。アムトラックの編成には荷室付きの車両、もしくは貨物車両があるのでそこに手荷物料金を払って載せろ、ということらしいです。以前、タンデム自転車でアムトラックを利用したときは、言葉もできぬ観光客に免じて?そのまんま荷室に入れてくれました。しかし、他のタンデム利用者に聞くと、やはり拒否される可能性もあるとのこと。分割フレームなら前後にわけてラックにかけられるんじゃないかという話です。ただ「自分自身が拒否された」という人には会ったことありません。

 今回、前もって「タンデムはどうやって積んだらいい?」と駅の係員に聞いたのですが「そんなこと聞かれたの初めてだ」と言われ、どこかに電話した後に「載せられないよ」と冷たいひとこと。でも、載せてかなくちゃならないんだよね、ということで分割してラック作戦「分割らっくらくプラン」を実行です。

 


 まず前後のクランクをつなぐタイミングチェーンを外します。ピンと張っているので外すのも一苦労。ベルトドライブなのでクランクをゆっくり回しながらベルトを内側に強く押して外します。ちなみにタイミングチェーンの伸び調整はフロントBB部分のエキセントリックシャフトをずらすことによって行います。さて、次にフレームの分割です。まずケーブルを先に分割し、フレームのS&S(アメリカのメーカーらしいです)カップリングを専用レンチで緩めます。このレンチが無くなったら・・・困りますね・・・。3分割できるのですが、今回は前後の二分割だけ。はずすカップは3個です。

 


 分割状態。日本でタンデムを輪行する場合は、この状態でそれぞれを袋に入れて運ぶらしいです。楽・・・とは言えないかな。もっとも日本でタンデム輪行している人の数は一桁を越えないと思いますが。

 ちょっと早くつきすぎたので、アーバイン駅を探索。2階建ての列車がメインなので跨線橋も3階建ての高さがあります。欧州と同じく駅のプラットフォームには誰もが出入りできるので、電車が到着するころになると人が増え、勝手にテーブルやら椅子を並べて歓談してたり。けっこう賑やか。それはいいんだけど、跨線橋の上にやたら椅子とゴミ箱が備え付けられているのはなぜ?誰が座るの?

 


 旅の道連れ、好青年マシュー(通称:アメリカのベイベさん)と合流し、、ちょうどいい頃合いに到着したサーフライナーへ乗車。人が多いせいでラックにはかけられず荷室へ転がしておくことになりました。ラッキー?

 パシフィックサーフライナーはサンディエゴからサンフランシスコ近郊までを繋ぐ観光路線。ただし列車だけで行けるのはサンディエゴからLAの北400kmほどにあるサンルイスオビスポまで。あとはバスへ乗り換えての旅です。しかもサンルイスオビスポまで行くのは実は一日一本だけ。ドル箱観光路線のはずなのに! ちなみにLA-サンディエゴ間は一日5本以上ありますので、気軽に楽しめるアメリカの鉄道です。

 

 


 アーバインから南は何度か乗ったことあるのですが、北側は初めて。サンタアナは隣町。ディズニーランドへ行ける駅ということもあってか妙に立派。ロサンゼルスへ近づいていくと、なんとなく殺伐としてきます。ロサンゼルスまで2時間半ほど?終点のサンルイスオビスポまでは7時間半の旅。で、今回は終点まで行きますよ・・・。

 


 座席の上にはこんな紙(左)が。SLOは「この乗客はサンルイスオビスポまで乗車する」ことを示します。とはいえ乗務員が起こしに来てくれるわけではありません。乗車後、チケットは検札時に乗務員が回収します。その代わりにこの紙を座席の上に挟んでいきます。アムトラックには「指定席」というものが無く、席を自由に移動できるのですがその際にはこの紙も一緒に持って運び、頭上にさしなおすという具合です。ちなみに行きは「一等車(ビジネスクラス)」に乗ったのですが、やはり指定ではありません。東海岸を走る北米版TGV「アセラ」では一時期指定席が存在したようですが。

 右の写真は今回の旅のナビゲーター、マシュー・オニールさん。物腰柔らかく控えめな、やたら気を使ってくれる好青年です。押しの強いアメリカ社会なのにその性格で大丈夫なのかと心配になってしまう・・・。ハルキムラカミのノルウェイの森を読んでました。春のフレッシュから何度か会ったことあったけど、日本にまったく興味ないと思ってたよ・・・。

 この項つづく
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