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【落武者魂】 シドニー!!!

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シドニー!!!

 午前4時に起きて用意をした。まだ外は暗いが1時間も経たないうちに明るくなるだろう。こちらは日本で言う5月くらいなので日が長いのだ。食堂で食事をしながら、スタッフに「ところで、自転車に乗らずにメルボルンへ到達する方法はないかな?」と尋ねる。だって昨日、精魂尽き果ててリタイヤを余儀なくされたのに、今日になって急に走れるわけなくね? とかなめたことを考え始めてしまったのだ。
 もっとも、公共交通機関の疎な国なので、誰もはっきりとした答えを持たなかったのだけど、結局「っていうか、ドロップバッグとか運んでるトラックに自転車載っけてってやるんだから、それでいいんじゃねえの? 明日から走ればいいじゃん」っていう話になる。すでに心は折れているので、それなら助かるなあという気持ちでスタッフの撤収までだらだら過ごすことにした。

※ちなみに後で調査したところ、ローレルヒルまで長距離バスが来ているようなので、それに載っけてどこかの駅へ行きメルボルンまで行くことは出来るようだ。また、鉄道に自転車を乗せる場合は「箱」が必要で袋ではダメらしい。実際にシドニーへ帰る便でダメだと言われたようだ。バスに乗せることが出来るかどうかもイマイチ不明。たぶん箱に入れれば荷物室に入れてもらえると思うだのけど。いずれにしろオーストラリアブルベでのDNFはかなり厄介そうだ(というか日本が帰還しやすいだけか)。長距離鉄道もバスも1日一便かそこらだろう。



 ドロップバッグのトラックに自転車を積み込むのだが、どうやるのかなと思ったらドロップバッグの山の上に自転車を置いてくだけだった。スタッフが豪快にドロップバッグの山を踏みしめて登り、自転車をぐいっと押し込む感じ。ああ、こりゃ飛行機に積み込む荷物なんかボロボロに壊れるはずだよ。そんなの全然気にしないって言うのが常識なのだもの。



 人間はボランティアスタッフのおばさんのクルマで移動。このかたは参加者ポールの奥さんで、シドニーから800kmのところからポールのサポートを兼ねてボランティアをしているようだ。つまり片道2000km運転するわけ。独りで。で、帰りはポールを乗せてクルマで帰るわけでトータル4000kmかよ。実のところ、彼女はすっかり疲れているようで運転を代わって欲しいとしきりにぼやいていた。でも免許も保険も無いからなあ。申し訳なし。
 幸いだったのは、この人は大阪で英語の教師をやっていたとのことで、僕の拙い英会話能力でもつきあってもらえた。それでいくらかお手伝いもしたのだけど、面倒なので割愛。


※巨大なユーカリの木が倒れている。ダウンヒルのコーナーの先。陽が落ちるとかなり危険だ。そして電話も通じない。深夜、この下りでウォンバットと衝突した参加者は、何時間も倒れたままでたまたま通りかかったクルマに救出された。なにしろ連絡手段が無いから。ちなみに倒木は国立公園へ連絡して撤去されたようだ。

 ヒュームレイクで他の参加者を見送り、乗せてもらうクルマが変わってマンスフィールド方面へ向かう。途中、倒木をみつけてどかそうと試みたり、道に迷ったりしながらその日の宿泊地へ。まだ午後6時くらいだったと思うのだけど、すでに10台以上のバイクが到着していた。半日で340km/4000mを越えて来るのね、フツーに。この時点で、他の日本人参加者の状況は不明。晩飯を食っていると、主催スタッフがやってきた。
「おいお前ら、明日の朝ブルベカードやるからな」
 なに言ってるんだこのオヤジは、と思っていたら、参加申込書(兼権利放棄書)が渡された。Audax Australiaの書類だ。そのイベント名の欄にオヤジがこう書き込む。
”SMA1200-mini 200km。”
 なるほど、最後の200km(正確には220km弱)を200kmブルベに見立てて走ってみろということか。なるほど、それは面白い趣向だ。あの高地で蠅にたかられて死体になってしまったと思っていたが、実は生きていたとは。そうじゃないかとは思っていたが・・・。


※超速い人たち。左の黒いシャツの人も参加者。くつろぎモードに着替えてる。

 つづく。
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