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【落武者魂】 カスケイドのあと 4
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カスケイドのあと 4

 エバーグリーン航空博物館を出てからオレゴン州中央を南下します。おっと、エバーグリーン航空博物館の建物の上にはジャンボ機が飾られているのですが、これはダイハード2で利用されたものらしいです。どうでもいいですね。

 この日の目的地のもうひとつはオレゴン州中部の都市、ユージーンの郊外にある自転車メーカーCO-MOTION CYCLESを訪問すること。コモーションはタンデムをメインとするメーカーで、僕が持っていてサイクリングやPBPでも使った自転車もそこで作られました。

 場所はかなり辺鄙なところで……一応工業団地地域なのかな。
 あたりには何もありません。



 写真向かって左側がファクトリーです。この玄関は営業オフィスってところかな。入ってみると、ちょっとしたショールームになっていました。



 コモーションは主にクロモリ、フラッグシップモデルをアルミとしています。ロードレーサーもありますが、どちらかというとツアラーやシクロクロスなイメージ。



 最近、彼らが一押しのローロフ14段内装変速機付きのカーボンベルト仕様のモデルがありました。実は、僕の例の新車もこの仕様で考えていたこともありました。なにしろ注油という作業からほぼ解放されちゃいますからね。でも、結局躊躇しちゃいましたが。実際、どんなものなのか、試乗させてもらいました。

 で、感想としてはやめといてよかったかな、と。変速の感覚が馴染めませんでした。といってもちょっとだけの試乗なんで仕方ないけど。どうも、ママチャリの内装変速のようなヌタヌタ感が……うーん、って感じで。でも、重さとか抵抗とかは気にならなかったかな。シマノのアルフィーネがドロップハンドル用のSTIレバーかつ電動ってのを作ってるみたいなので、そちらに期待です。

 さてさらに南下します。さすがアメリカでかい。カルフォルニアに戻るまでにすでに三日かかっています。行きは何も見ず、インターステートハイウェイで一気にいきましたので、なんとか二日でつきましたが、帰りくらいはゆったりと……旧街道を行きます。カルフォルニア州に入ったら海岸沿いのパシフィック・コースト・ハイウェイへ。ほとんどが細い二車線のこの道は、うねうねと曲がりくねり、アップダウンを繰り返してサンディエゴへつながります。しかし、この州の境あたりでは、車に乗っていても道が悪いのを感じます。けど、有数のサイクリングコースでもあるので、たくさんの自転車旅行者を見かけます。老若男女、荷物をたくさん積んだクロスバイクが多いですね。

 海へ降りていく道路を走りながら、同行(というか車をずっと運転してくれている)のマシュー君が、このあたりの説明をしてくれます。つっても、観光とか歴史とかの話じゃなくって、マフィアっぽい系の話。山の中を進んでいるのですが、ほとんど街も無いこのあたりでは警察力もあまり及んでいないので、道から離れた森の奥では各種犯罪的な方々が、犯罪的な物資の生産や栽培に励んでいるのだとのこと。時々、警察が入っていくのだけど、どちらも重武装していてなかなか大変なんだとか。もっとも、こんな山奥だけじゃなくって都市近郊のいわゆる里山っぽいようなところでも、そういう場所はあってハイキングルートから見えるところにブービートラップとかしかけてあってビビったよー、という話をしてくれました。
 まあ、治安が悪くなった、といってもやっぱりレベルが違うようです。そのレベルも場所によって全く違っていて、治安の良い所は日本の田舎なみに適当にやっていても問題ありません。でも、一方で重武装のマフィアと治安機構が対峙しているところもあったり。まあ、そういう輩がいるから一般市民にも武装が必要なのだ、というのも説得力はあるのでしょう。すでにそこにある脅威だから、あいつらの銃を降ろさせなければ、俺たちの銃もおろせねえっていうレザボアドッグス理論。



 さて、見えない海岸沿いには、ところどころ街が点在してます。
 ここはヒッピーの街、ここは超ハイソなペンションの村、と説明してくれます。やがてひとつの街につきました。その日の目的のひとつ、ユーリカの街です。



 古き良き時代の雰囲気がよく残されています。



 このあたり、写真に写っている範囲はヒストリカル・ディストリクト、つまり歴史風致地区となっていて、こういう建物が保存されているようです。おみやげ屋もありますが、あまり地域の品物はなかったですね。で、写真に写ってない範囲。ほんの一ブロック離れただけで、街の雰囲気がガラリと変わります。大きな街ではないのですが、なんというかスラム臭が漂います。ホームレスっぽいような身なりの人たちがうろうろと。かつては木材の積出港として栄えたようなのですが、現在の産業はマシュー君に言わせれば「麻薬」。山の中で栽培をしたり製造をした麻薬をこの街でさばいているとか、そんな感じらしい。このあたりは(州都)サクラメントや、(経済上の中心)サンフランシスコからも離れているから、役人たちはどうなっていても気にしないんだ、と彼は言いました。



 アメリカ的スケールで考えれば、そう遠くはないはずなんですが、比較的交通が不便な地域なのでそう言われれば、そうかなと思わされる雰囲気はある街です。まあ、ヒッピータウンに高級リゾート、麻薬の街がかわるがわる現れるのはちょっとおもしろいですが。

※ついでに言えば、ユーリカは意外と最近まで中国人排斥をしていた街です。

 ユーリカを訪れたこの日は、更になんかしてフォートブラッグという街まで行きます。
 そこはサンフランシスコランドナーズと、デイビスバイククラブ、それぞれが開催するブルベで度々折り返し地点になっている街だとのこと。なお、フォートブラッグは岩手県に大槌町と昔からの姉妹都市で、いろいろと人的交流があったとのこと。というのもマシュー君から聞きました(w

 大槌町はシーシェパードの活動拠点のひとつで、震災時に町民がシーシェパードのメンバーを救出した記事がありましたが、その後シーシェパードはフォートブラッグに対して直ちに姉妹都市をやめるよう通告しているのは、さっき知りました。すごいな、パタゴニア。

 さて、次回はこのシリーズ最終話。サンフランシスコ……の話はほとんどありません。
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