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【落武者魂】 カスケイドのあと 2
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カスケイドのあと 2



 オレゴン州ポートランドは、川に沿って東西に広がる街。典型的な河岸段丘地形で、坂の多い街です。そして全米でも有数の自転車の街として知られています。どんなにすごいんでしょうか?



 よくわからないオブジェが我々を出迎えてくれます。



 フェンスまでこんな感じ。



 これはバイクスタンド。



 所変わってダウンタウン。中央線の手前側のレーンが自転車レーンだったかなあ。駐車車両分どかしてレーンが引かれています。事実上、自動車の車線を一本つぶしているんですね。譲り合いの精神です。



 この角度のほうがわかりやすいですね。こういうレーンの引き方はポートランドだけではなくって、市街地だと珍しくはありません。お互い様の心がなければ、こういう施策はなかなかできません。



 幼稚園の子供たち? ロープにハンドルをつけて子供たちにそれを握らせています。



 ポートランドは屋台でも有名な街です。僕はベトナム料理のフォーを食べました。むちゃくちゃ安くておいしい!

 その他リカンベント専門店にも行きました。リカンベント専門店に貼られたヒストリーが面白かったのでメモと記憶している範囲で書いてみます。

 1930年代初頭、リカンベントは急速な発展を遂げ各地のレースや記録会で好成績を残し始めた。さらに数十年破られていなかったアワーレコードの記録を更新し始めると、旧来型自転車の側から反発の声も聞こえてきた。リカンベントは危険だし、資本的な競争も招きかねないというものだったが、イギリス自転車協会は、それを問題とは思っていなかった。しかし、イタリアのUCI議員であるベルリーニはこの批判を支持。リカンベントは「人力によって駆動される乗り物」であって、自転車ではないと断言した。こうして自転車界を二分する論争が巻き起こった。

 さらなる批判は技術的なものでさえなかった。それはつまり”二線級”の自転車選手たちが勝利を得、記録を更新していることに対する文句だったのだ。過去の偉大な選手たちが打ち立てた栄誉を、二流の選手が塗り替えていいものか、という言いがかりのようなものだ。

 事態が紛糾するにあたって、(反リカンベント派である)フランスUCI議長のルソーは論点をまとめ直した。彼は自転車の形状についての規則と、空力付加物の禁止を打ち出した。これは議会に諮られ、議決がとられた。結果は58-46でルソー案の勝利。これによってBBの位置やBBからサドル先端までの距離などが決定され、つまるところリカンベントは公式競技の場から排除されることとなった。

 店内にはかつて、リカンベントがアップライト自転車(普通のロードやピスト)と一緒にトラック競技やロードレースをやっていたころの写真がいくつか貼られていました。リカンベントの何が悪かったって、じつのところ、これがイギリス人が実用化したものだということだったんじゃないかと思いますね。
 よく「日本人が勝つと、白人はルールを変えやがる」と言いますが、オブリーの件といいリカンベントの件といい、そんなのは「日本人」だからではなくって、フランス人ではないから、な気がします(w


 さて、他にポートランドの印象ですが、思ったより「自転車の街」してなくって普通の街でした。施設的には、以前僕が住んでいたアーバインの方がよっぽどよく自転車向けに整備されています。路上を走る自転車を見ても、信号を守り、車道を右側通行をするだけであとは日本のママチャリとそんな変わりません。路駐をよけてふらふらし、車も速度は出さないものの、それほど大きくは避けず……って感じ。
 でも、おじさんもおばさんも、子供たちもたくさん自転車で走ってました。
 こういうのって、設備ではなくってこころのありかたなんだと思いますね。譲りあいと、お互い様の精神です。
 京都の方でもあった、道路を整備したら、車がバンバンスピードを出すようになってしまいには居眠りで子供たちをなぎ払うようになった事件のように、設備は安全を担保してくれるもんじゃないという認識から始まる気がします。

 さて、意外や普通の街だったポートランドを後にして、航空博物館へ向かいます。
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コメント

* おー

一体何年ぶりかの飛行機ネタ!(゜∀゜) 期待しております♪
2012/08/18 【ささき】 URL #u/hKjTvU [編集] 

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