アクセス解析
【落武者魂】 BRM507 アタック日本海 2
FC2ブログ

落武者魂

L  O  S  T     S  Q   U  A  D  R  O  N  .

カテゴリ

検索フォーム

BRM507 アタック日本海 2

 ※まだ走り出してもいなかった。

 車検をしてスタートしようとするも、雨が降り出していたのでいったん自転車を端に寄せて背中のザックを下ろしてレインウェアをまとうことにする。上を着て・・・うーんけっこう降ってるなあ・・・ということでレインパンツも。とかやっていたら見知った顔はすでにいなくなっていた・・・。一人スタート。30分ほどすると雨も当たらなくなり、段々群れてきたし、振り返ると集団が長く続いていたのでサインを出して端に寄せて停止。ひとりレインウェアを脱ぐ作業へ移る。ようやっと越生か。宇宙友の会を越えて北上し、淡々と市街地を進む。まだ朝早くって交通量が少ないのだろうけど、かといって軽快に走れるような感じでもなく、帰路はきっと込んでるのだろうなとか考え始めてすでに気分が落ち込む。さて、ひとつめのPCまでは100km無いくらいの距離だったよな、腹減ったけどどうしようかな?とか思っていたらポンチャンとしぃちゃんがコンビニでくつろいでいたのでそちらへ。軽く挨拶してでていったら二人ともやってきたので3人列車で進む。運転手はしぃちゃんだ。そしてそのままPC1へ。ここのコンビニは非常にランドヌールに親切なところで、テーブルやいす、ドリンクなどの差し入れまでしてくれていた。心が温かくなる。そういえば、始めて糸魚川ファストランを走ったときに、冷え切った体で転がり込んだコンビニの店長が「東京から糸魚川!すごいすごい」とおでんやら何やらをくださったことがあった。やはりとてもうれしかった。僕もチャレンジする人に温かい人でありたいな。

 さて、とにかく初めの100km弱は終了。ここまでは語ることも特に無いという感じ。ここからは三国峠越えということだ。うわさには聞いたことがある三国峠。すごく狭く長いトンネルで自転車で駆け抜けるにはあまりに怖い・・・という話をよく効いたり読んだりした。なので個人的にはまったく行く気はしなかったのだけど・・・。行って、見てみるしかないな。



 コンビニでたらたらトイレとか行っていたらたのしいなかまたちにおいてかれる。ぽぽぽぽーんと飛び出ていったけど、すでに地の果てまでその姿は見えず、やむなくたんたんと走っていたら小さな峠でその姿をみかけた。わが鉄血長征号には29Tの大口径リアスプロケットが装備されているのでその火力で三国街道を粉砕、前進。みんなでいったん集まろうという話だったらしいコンビニも余裕でぶっちぎって三国峠を上り続けた。三国峠の特徴は・・・特になく、それほど一応幹線国道だけあって斜度もきつくないし道幅も余裕がある。恐れていた交通量もかなり少なくって拍子抜け。これなら奥多摩湖へ登るほうが大変なくらいだ。上のほうへ上がってくるとスノーシェッドがあったりしてそこはかとなく走りにくい・・・いや、それほどでもないなあ。という感じでたらたらやってても登れる山。峠そのものは悪名高き三国峠トンネルをくぐる。確かに長く狭いトンネルで路面も良くは無い。けどやはり拍子抜け。去年春にフレッシュのコースとして通った日足トンネル(日光-足尾間)のトンネルの方がはるかに長く、そして交通量がやばかった。でも、トンネルでリスクおうなんて馬鹿馬鹿しいので拍子抜けでいいのです。





 三国峠を抜けると・・・おお、苗場!大学生のときに一回だけ来たことあるなー。ああ、プリンスの脇のあのへんの民宿泊まったんじゃないかなー。さすがにスキーはやってないのかな?雪はちょこちょこ残ってるね。その後もあんまりスキーをやって無いから詳しくないのだけどいくつかのスキー場を抜けて走る。天気もよくなってきて暑いくらい。基本的に下り基調はいいんだけど、トンネルの路面が劇的に悪く狭く怖い。長くは無いのが救いだ(短くもない)。たしかにこの路面ではちょっと間違うと路面の穴にはじかれて落車のキケンがある。悪ければそのまま後続のトラックにプチっということも・・・いやいやそれは考えまい・・・。そこまでいかずとも、振動で部品が飛んでったり、パンクとかしかねない。と思っていたら一緒に走っていた仲間たちにそういったトラブル発生。しばしの休憩になるものの、ダウンヒルの遅い連中(僕とか)は先に次のPCへ向かおうとなる。塩沢石打?をすぎてしばらくは国道17号に沿って下るだけ。しかも追い風じゃないか!



 という感じで三国峠を挟んだ120kmほどを無補給無給水で走破。のぼりで気温が低かったおかげであまり水をのまなかったらしい。最後にはすっからかんだったけど。水を飲まないのはよくないんだけどね。

 PC2でみんなと合流して再出発。・・・・・・どんなとこだったかよく覚えて無いな・・・。やがて小さな峠にさしかかった。峠そのものは問題なかったのだけど、なんか・・・寒い。寒すぎる。ガタガタ震えがきた。どうにもこうにもなくなってレインジャケットを着込む。するとすぐに頂上じゃないか。そのトンネルを抜けるともっと雪景色。そしてダウンヒル。これはジャケットを着込んだオレ勝利、と思ったら、なんだか蒸し暑い。どんどん北上しているのに不思議なものだ。





 日が落ちる。ペースは悪くない。まったく予定通りの運行といった感じだ。このままいけば長岡に今日中に到着できるだろう。うまくいけば5時間休憩もできるくらい。600kmブルベといえど、4~5時間もホテルで休めるとなると単なる二泊ツーリングと変わりない(と思い込むのが大事)。はじめは寝ずに一人で走ったなあ・・・。モーテルで雑魚寝、車中仮眠、荒野の路肩寝、健康ランド寝、ときてついにホテル自室寝の時代になった。日本の宅配という強力なロジスティクスとビジネスホテルとのコラボは、僕の600kmブルベ観にコペルニクス的大転換をもたらした。もはやフグバッグは必要ないのか・・・そう思わせるほどの。



 雪国特有の雁木づくりの商店街を駆け抜け、僕らは走る。やがて日が落ち、PC3へ到着するまでに暗い遠の空がでちかっちかっと光る。それは遠雷。でもまだ、その不穏な雰囲気は僕にはわかっていなかった。街灯に照らされた住宅街を走りながら「ここが多摩地区だって言われてもわかんねーよなー」とかくだらないことを重いながら僕は走っていた。
関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿








 ブログ管理者以外には秘密にする