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【落武者魂】 サンディエゴ カスタムバイクショー
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落武者魂

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サンディエゴ カスタムバイクショー

 急に誘われてサンディエゴカスタムバイクショーへ行ってきました。まともなカメラを忘れたので、ピントがろくにあわない(使い手の問題だけど)カメラしかなくって鬱。

 サンディエゴ・カスタムバイクショーは、いわゆるフレームビルダーの展示会。アメリカはトレックやキャノンデールなんかのイメージで、マスプロバイクメーカーの国といった印象がありますが、実際には小規模フレームビルダーが多数活躍している国で、あやしげなフレームとそれを支えるあやしげなサードメーカーのパーツが乱舞しています。そんなのがビジネスとして成立するところに国力を感じます。場所はサンディエゴのダウンタウン、ゴールデンホールと呼ばれる建物の1Fホール。超でかそうな名前ですが、ホールは体育館ほどもなく、大きめな結婚式場くらいの広さ。その半分ちょっとにブースが並べられています。残りは空き地+カンファレンス用スペース。なんつうか・・・同人誌即売会ってこんな感じだよな、って雰囲気。手作り感に溢れてますが、こんなもんでいいんだよ、趣味の催しモノなんて。



 なんか先日twitterで話題になっていたラウンドテイルバイク。イタリア出身でカナダ在住の発明家とオーストラリア(?)のフレームビルダーのコラボ。説明してくれたのは元シマノというおじさんでした。



 実物は写真で見るほどヘンな形でもなく、マッシヴなイメージさえありました。この形状はサスペンションの役割をして振動吸収に役立つのだとのこと。素材はクロモリです。

 なお、このビルダーはもちろん、普通の形状のバイクも制作しています。



 竹バイクを扱うメーカーは3社が出店。アフリカへの技術供与によるアフリカでの雇用創出と現地で安価に移動手段を創出するという意図もあり、そのようなボランティア団体として活動している側面もあるようです。安価に、とはいってもそれは「安かろう悪かろう」というものでは決して無く、ちゃんとしたスポーツバイクを制作できるレベルにまでなっています。ロングライド系のイベントで竹バイクを見かけることはもはや珍しいことではありません。先日のOC600kmでもその姿を見ました。



 ひとつの竹バイクメーカーのブースにはアフリカ人男性の大きなパネル写真が。同行者によればザンビア銀行の頭取とのこと。ザンビアにはまともな舗装路がなく、ブルベを開催できないのでアメリカまで来てブルベを走ってスーパーランドナーとなり、PBPを走ったのだと。世界規模のクレイジーサイクリストがザンビアにも・・・。



 木製フレームです。たくさんありました。詳細不明。



 BOXKARSというビーチクルーザー?のブース。フレーム内のパネル?の部分のデザインはいかようにもオーダーできるとのこと。

 

 最近はやりのパイプ。大圏構造みたいなチタンパイプに内側からカーボン素材を10気圧くらいで押し付けたもの。丈夫で振動吸収が良いとか。そういやレイノルズとかそういうパイプメーカーやPARKTOOLのブースなんかもありました。ラジオデパートのブースくらいの大きさで。

 

 APPLEMANというカーボンフレームのカスタムビルダー。若いビルダーが立ち上げたばかりといったところ。個人的には一番かっこよかった。ちなみにAPPLEMANというのは彼の苗字。となりのブースでは「スチールマン」というメーカーがクロモリバイクの出展をしていました。スチールマンはそのビルダーの苗字なんだとアップルマンが楽しそうに教えてくれました。



 ほら、スチールマン(左上)。



 僕はヘンテコバイクばっかり見て歩いていますが、スチールマンがクロモリであるように、実際の出展の半分くらいはオーソドックスな鉄ツアラーでした。クラシカルなフレームにクラシカルなパーツのビルダーや、クラシカルな感じでありつつ、使われているパーツは最新だったりといろいろ。



 写真が不鮮明すぎてすみません・・・。



 先日紹介したグラビティバイク。異次元のかっこよさ。都民の森から下ってきたい。



 タンデムもいろんなビルダーが出展。ニューメキシコ州から来た彼らのタンデムはトップチューブが互い違いなのが特徴。なんの意味があるのかは忘れました。ごめんなさい。たぶん、ストーカーのサドル高さによるものだったかと。

 もっとも「メーカーらしい」ブースだったのはコモーションとサンタナという(よりによって)タンデムメーカー。我らがコモーションの写真は・・・あれ?撮り忘れてるじゃん。まあいいや。担当者に部品供給に心配があるんだけど、もしものときは送ってもらえるよね、といったら「OK、何か必要があったら言ってくれ」とのこと。でも、考えて見ればパーツはだいたい通販サイトで手に入るんだよね・・・。いい時代だ。

 サンタナの誇るパッキングシステム↓。


 4~5層の緩衝材レイヤーにきちんとパーツを並べていけば綺麗に傷の心配もなく素早いパッキングが可能とのこと。ペダルなんかの場所までちゃんと考慮されている。ケースもハードケースなのでよほどのことがなければ破損の心配はなさそう。ただ、1ケースに1台まるごと収まるのが難。1ケースのほうが便利じゃん、と思われるかも知れないけど、航空便は大きさ重さの制限があるのでおそらく重量オーバーのチャージがかかる。アメリカ国内線だとかなり高いとのこと(知人談)。つうか一般的にチャージは高い。サンタナもそれは認識しつつ、手軽であることのメリットをとったという。でも、タンデムを輸送するのは殆どの場合二人いるはずだから2ケースでも良いと思うんだよねえ。そしたら問題なくなるはずなんだけど。



 サンタナの説明を熱心に受けるぼくら。サンタナが主催しているタンデム旅行のイベントがおもしろそう。夜はフェリーで宿泊、日中をサイクリング・・・優雅だ。PBPよりそっちに行きたい。



 さらにサンタナ。タンデムMTB。ローロフの内装変速機にカーボンベルトドライブ。注油の必要はもはや過去のもの・・・。でも超重いよね、このバイク。ほら、サンタナもあのパイプを多用しています。



 カーボンバイクビルダーのカルフィーが展示していたタンデム。重量わずかに10kg。僕のタンデムの半分以下。タイミングチェーン(ベルト)と駆動系が同じ側にある配置は現代のスポーツタンデムでは珍しいと思いますが、そんなの気にするのは日本に何人いるのか・・・。



 片手の指で挟んで持ち上げられちゃうお・・・。



 2008年のLA200kmで逆風にへこたれる僕を励まして引いてくれた故トム氏のセラアナトミカも出展。去年夏に訃報があってから、会社の継続はどうなるんだろうと皆が心配していたのですがトム氏のお姉さんが会社を継いだとのこと。名刺に「ファミリービジネス」と書いてあるくらいの小さなメーカー。このお姉さん(可愛いおばあちゃんですが)は元看護師で自転車のことはまったくわからないとのこと。でも一生懸命に営業の説明をしていました。なお、会社の今後に関しては「あなたがおじいさんになるまでちゃんと供給を続けるから安心なさい」とのこと。工業製品としてはアタリハズレがちょっとあるように思いますが、それでも無くなったら非常に困るのでがんばって続けてください・・・。

 何気にセラアナトミカの人に会えたのが一番の収穫でした。

 
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