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【落武者魂】 PCHR OC600km そのに
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落武者魂

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PCHR OC600km そのに



 出走時間は午前5時。モーテルから自走でスタート地点のショッピングモールへ。自走っていっても2kmくらいだけどね。出走のサインをするとブルベカードとキューシートをもらえた。キューシートを配ってるのは珍しいような。そうでもなかったかな。ブルベカードはPC10までしか無い。PC17まであるのに?と思っているとどうやらPC10で2枚目が配布されるとのこと。ブルベカード二枚組か。初めて見た・・・。

 先の見えない600kmだけあって、ブリーフィングで語られることも謎。

 ・15%~20%の坂が連続して楽しい。がんばれ。
 ・非舗装路がコースに含まれてる。いちおう迂回路もキューシートに書いといた。
 ・今日、コース上でトライアスロン大会もやってる。道路封鎖されてるかもしれないけど、なんとか解決しろ。

 聞き取れたのはそのくらい。だけど、えーと、みっつめなんですが、それってOceansideのトライアスロン大会ですよね・・・。それ、封鎖されてたらどうにもならない場所ですよね・・・。おれ、知ってるよ・・・そこ。

 さらに、昨晩気づいたのだけどPC1までって25kmしかなくって、いきなり登坂だよね・・・。大丈夫なのか・・・。とか逡巡している余裕もなく流れスタート。いきなり登り。まだ脚に余裕があるのでなんとかかんとかクリア。PC1近くには主催者のクルマが止まっていてサインでチェックになっていた。そこからは下りなんだけど、微妙な場所(街中の公園の街路とか)を通るので速度はあがらず。PC2はインフォコントロール。ガソリンスタンドのレギュラーガソリンの値段を記せ、と。トップチューブに貼りつけておいたメモ紙に答えを記してすぐに発車。ここからは海岸線を南下・・・アップダウンをしばらく繰り返してヨットハーバーで有名ダナポイント、サーファーの聖地サンクレメンテと通過・・・。とここまでは想定内。サンクレメンテを走っていると反対車線を折り返してくるライダーたちが「通行止めだ!」と叫ぶ。やっぱ通れないのか!フリーウェイを挟んで反対側へ周り、そこからトライしてみるけど、やっぱり向こうから「だめだめ!」って折り返してくるライダーたち。なんだよそれ・・・どうすりゃいいんだよ・・・。



 いつの間にかオーシャンサイドへ到着。コンビニで飯を食う。ここまででだいたい100kmかな。途中で「全然スピードがでてねえ・・・。平均速がやべえ」と思っていたらノット表示になっていた。設定変更したら、まあ大丈夫っぽい。この時点で平均20km/h切ってたらどうにもならないところだった・・・。

 さて、気をとりなおして内陸へ。10kmほどサイクリングロードを走って車道へ。後席の細君が「上り坂を楽しんでってキューシートに書いてある」と伝えてくる。そしてSleeping Indeanという道へ入るといよいよ上り坂だ。長くても数キロくらいだけど・・・15%以上の坂道が延々と繰り返される・・・。最大24%だとか・・・。押し歩く人達もいるがなんとか(ジグザグ機動を駆使して)すべて登り切った。むしろ押し歩いたほうが脚の負担は残らないだろうとは思うのだけど、ひたすら意地で。



 途中に一回市街地を経て繰り返されるアップダウンをようやく終えて、向かい風の中を北上していると、だんだんと風向きがかわってきて・・・追い風キターッ!時速40kmオーバーキープモード!ようやく楽しくなってきた(最終的に全体で唯一楽しかったような)!ひたすら直線のフラットロードをぶっ飛ばしモード。いつのまにかマシュー君もブッチギリ。でも止まらないやめられない・・・あれ?道が・・・ここからが非舗装路か数キロ続くみたいだな。で、迂回路があったはず・・・。えーと、20kmほど遠回りですか・・・無理だろ・・・。



 しかたないのでキャタピラでえぐられたガタガタの非舗装路へ突っ込む。対向車がものすごい砂煙を巻き上げながらすれ違う。ひどい・・・。ひどいよ・・・。ゲホゲホ・・・。一旦非舗装路を終えて少し舗装路が過ぎた先に・・・ナニアレ。



ナニアレ・・・ナニアレ!



 しばし呆然。けっこう水深ありそうなんだけど・・・。しかもすっごく汚い泥水だよ・・・。でも、行くしか無いのね・・・と踏み出そうとしたら遥か後ろからマシュー君が「やめろ!行くな!」と叫ぶ。もどって行くとどうやら直前の降雨があった影響でコースが変更されたらしい。普段は涸れ川なのね。ちょっと丘を越えて遠回りになるけど、なんとかクリア。超あせった。

 ふたたび追い風の中を調子よく走っていると、後輪パンク。はしに寄せてパンク修理。飛行機輪行したのでCO2ボンベを持っていなかったのだけど、今回から投入の大型フレームポンプが活躍。でっかいクリップがぶっ刺さってた・・・。問題はチューブが一本しかないということ。慢心、という言葉が頭をよぎる。パッチは持っていたのでマシュー君がパンクしたチューブに貼ってくれた。



 やがてインランド・エンパイア郡の平地とリバーサイド郡との境へ。平地の中につきだした山を登って行くと、その先には巨大な人造湖を中心にした緑の平原が広がっていた。たとえこれがダムによって作られた人為的な景色だとしても、素晴らしい光景だ。草原の中をよく整備された遊歩道をたどってのんびり走る。あと陽が落ちるまで1時間半くらいか。もうひと山越えるまで太陽の光は僕らを照らしているだろうか。

つづく
 

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コメント

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なんか大らかっていうかいい加減さが楽しそうだ!
2011/04/14 【たけ】 URL #71WzGJ32 [編集] 

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