附則1:国際シューペル・ランドヌール 賞
国際シューペル・ランドヌール賞は1991年にオダックス・ユナイテッド・キングダム(AUK)により導入された賞で、現在もAUKが管轄している。RMの会長によって認定されるこの賞は、自国のみならずRM傘下の諸国のRMイベントへ参加しようというランドヌール・サイクリストの活動を認め、奨励するために作られた賞である。国際シューペル・ランドヌール賞への登録書と申請書についてはAUKに問い合わせること。
--ランドヌール・モンディオ規定

しばらく家を空けている間に届いたのがコレ。国際スーパーランドナー(International Super randonneur/以下ISR)賞の認定済みブルベカード(と写ってないけどワッペンとお手紙)。ISRはRMが認定する称号にして、とってもマイナーな賞。実態としてはAudaxUKの方がコツコツと認定作業を行っているようだ。認定条件を満たしている人も、あまり申請はしていないようで認定人数は少ない。
※申請と認定に関してはAJもACPも関与しない。
※2 2017年ごろから認定作業はRMに移管されたとのこと。そのおかげで大変めんどうくさかった認定作業費用の払込がオンラインで可能になったらしい。よい。
▪️条件
SRを構成する四種のブルベ(200,300,400,600)をそれぞれ別の国で完走し、認定を得ること。ただし、オプション条件がいろいろある。
▶︎距離
例)
一般的なSR(2,3,4,600)ならば無印
600×4なら600
1000×4なら1000
1200×4なら1200
※600,1000,1000,1000でも600として扱われる。
▶︎場所
大陸(エリア)にまたがるごとにxCのxの部分が増える。
例)
フランス、ドイツ、イギリス、イタリアなら無印(1c)
フランス、ドイツ、イギリス、アメリカなら2c
フランス、ドイツ、アメリカ、オーストラリアなら3c
フランス、日本、アメリカ、オーストラリアなら4c
僕は確認してないけど、この場合の大陸(エリア)区分は欧州視点。ヨーロッパ、アジア(トルコ以東?)、南北アメリカ、オセアニア、アフリカっぽい。
こんなものは一回しか狙えないだろうと、これを知ってからずっとISR 1200-4cを目指していた(認定を得ている人もほとんどが1200だけで構成している)。GRR、PBP、北海道でみっつまでは済んだのだけど、その後はCascade(北米)行ったり、オーストラリアのSMAを失敗したりで遠回り。SMAはトラウマになるくらい過酷。かつオーストラリアでは中堅難易度と言われて”無理”とも思ったけど、去年秋のPAPでなんとかケリをつけることができた。
申請方法はAudaxUKのサイトに。本来は事前にISR用ブルベカードを送ってもらうのだけど、すべてが終わった後でもOK。