はじめてのデュアスロン。デュアスロンはトライアスロンからスイムを除いた二種で行われる競技。主に水泳の難しい冬季に行われるものらしいです。水泳が入った二種競技はアクアスロンらしいのですが、このあたりのカテゴリわけはよく知りません。で、新東名高速開通のキャンペーンとして11月の20日に行われたこの大会。その翌週のサイクリング大会や、同じ日に行われたマラソン大会などに比べると参加人数も少なく(とはいえ全カテゴリあわせて700人くらい?)、参加費用も安い(サイクリング大会の半額以下・・・)。それなのにランもバイクも楽しめるというお得なプランです。ランなんか二回も楽しめちゃう。
前日は猛風雨だったものの、まるで台風一過のように晴れ渡る当日は最高気温予想23度なる”ほぼ夏日”。どっちかというと「暑い」。そのせいでマラソン大会のほうではいろいろと悲惨なことがあったようですが・・・。
スタート会場へついてみると、見知った顔が。オダックス埼玉のYさん。
しかしこういうイベントはとにかく待ち時間が多いですよね。競技時間:待ち時間比率でロングライド系イベント(すこしおかしいやつ)に慣れているとすごくもったいない気がします。待ち時間の方が 長いんだもの。まあ、待ち時間を利用してトランジットの準備とかします。トランジットというのはランからバイク、バイクからランへ乗り換える区間のこと。自転車置き場に自転車を置いてその下に私物を配置します。このトランジッションの時間はバイク競技時間に含まれちゃいます。上級者ではトランジッション時間をできる限り少なくするために、ペダルに靴をつけっぱなしにして靴下で走りコースに入ったところで靴を踏んで飛び乗り、加速後にちゃんと履くということをするようです。もちろんそんなことはできないので、靴もそろえておきますが、秘密兵器を持ち込みました。それはANAでもらったミニ靴べら。
さて、Lクラスのスタート。このクラスは5kmラン、28kmバイク、5kmランという順番。ほんとは33kmバイクのはずだったのに工事の進捗が悪くて減らされたみたい。ラン減らせよ(解決できないけど)。
新清水のPAからずっと下り方面へ進みます。すごくゆるやかな登り。気づかないくらいの。順調に追い抜かれてきます。対向車線にYさんを見かけたので手を振ると「アタック!アタック!」ってまだ2kmくらいしか走ってないんですが・・・。
折り返すと追い風かつ下り。さっきより軽快に新清水へ。しかしもっかい走るのかあ。ようやるなあ。
トランジットエリアはすっかりがらんとして自転車がありません。かなり遅い(w
ここまで妻と一緒に走ってきましたがバイクへのトランジッションで「邪魔だ、先行け、自転車降ろしにくい」などと言われ、しかたないのでおさらばさいさい。ほんじゃあ行きますか。ほとんどの人はジョガーから入っている人のはず。そしてランが同レベルであれば、おそらくバイクにはこちらに一日の長があるはずという人間の小さな冷徹な作戦。やつら、もう勝った気でいやがるな。よし、教育してやる。
すごい昔にセールで買ったDHバーがついに火を噴く。まるで昔のテレビゲームのようにびゅんびゅん進む。60km/hを超えてトンネルへつっこんでくときなんかあまりのかっこよさにwkwkが止まらない。今、オレが世界(半径50m)で一番速い!
楽しいときはあっという間に終わる。
ランへのトランジッション。あと5km。走り出したらふくらはぎがつりかける。こりゃ5kmもたないな・・・とか思いつつ半ば歩くようなペースで本線へ戻ったころにはなんとかなっていた。でももう歩くようなペースで折り返しまで行こう。そう思って折り返しまで近づくと向こうからYさんが。カメラをすかさずむけると、「あたーっく!あたーっく!」と叫び踊りながらすれちがっていった。あまりの迫力のせいでフレームに入りきらない!
さらに自分撮り。
僕のゴール後10分ほどで妻もゴール。
1stランの順位は下の中、バイクは中の上、2ndランは中の下。総合順位は中の下でした。いろいろやれてお得だった。