アクセス解析
【落武者魂】 2011年10月

落武者魂

L  O  S  T     S  Q   U  A  D  R  O  N  .

カテゴリ

検索フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ドライブ トゥ ギザッロ 後編

◎前回までのあらすじ:
 イタリアの北辺にあるという自転車乗りの聖地、ギザッロ教会。ミラノから車であっさりと到着してしまった・・・ように見えるが、実際には車内は地図の読み方をめぐって険悪な雰囲気も・・・。まあ、とりあえず到着・・・。





 さて、教会の前には自転車スタンド用意されていてここまで登ってきたサイクリストたちの自転車がたくさん。広場では水道の水をかぶるサイクリストたち。さっそく教会に向かうと、入り口にはおばあちゃんがキルティングやマリア様の肖像入りのグッズなんかを並べて置いています。地元の手作り品の販売かな?



 中には自転車競技に関する様々な品物が献納されていてところ狭しと並べられています。真ん中に立つのはこの教会がサイクリストの守護教会に指定された時に教皇から送られた永遠の焔のオブジェ。台座の部分は自転車競技のレリーフになっています。


※教皇から贈られたオブジェ。


※勝者


※スタート風景?



 ギザロ教会の縁起によれば、ここはもともと旅人の守護教会だったらしい。中世のころに地方領主が山賊に襲われた際、ここにあった小さな祠に聖母マリアが現れ助けられたらしい。その後1949年になって地元教会からの働きかけで教皇ピウス十二世がここをイタリアのサイクリストの守護教会とする宣言をしたとのこと。なにしろ年間1800もの大会が行われるロンバルディア州のこと、多くの有名レースのコースでもこのギザロ教会が設定されたこともありその名は一気に世界に知れ渡ることになったわけ。



 自転車博物館はここに献納される自転車やジャージがあまりに多くて置けなくなったこともあって建設されたらしい。とはいえ、中に入るとなんというかとりとめのない展示・・・。レースの歴史を追うというのでも自転車の歴史を追うというのでもなく・・・いや、追ってるのだけど・・・全般的な分野に渡る展示で焦点がぼやけてる。まあ、自転車博物館だからそれでいいんでしょう。どのみち、僕はプロレースは殆ど知らないし。



 さて、ギザロ教会といえば自転車のフレームにとりつけるバッジです。あれは・・・どこに売ってるんだろう?教会の中には絵葉書販売機しかなかったし、博物館グッズ売り場にも無かった・・・。うーんうーんと悩んでいて教会入口のおばさんの売り物を見ていると、なんだか話しかけてくる。でも、100%ピュアイタリア語、混じりけなしなのでまったくわからない。なんかあなたがたは夫婦?子供は?このお守りなんかどう?みたいな感じ。ピュアイタリア語で。うーん、こっちも必死のジェスチャーを交えて「イーオソーノチクリスタ!」みたいな感じ。たぶん言葉は全く通じてないけど魂が通じた。おばちゃんはこっちきなさい、と僕らを教会脇の扉へ連れてく。物置?と思ったが、まあ物置。中にはたくさん小さな棚とかがおかれていて・・・「これでしょう?」とばかりにおばちゃんが示してくれたのがバッジ。おお、それですよ、それ!


※自転車博物館

 というわけで、教会に行ってお守りのバッジを求めるならまず入り口のおばちゃんに声をかけましょう。もしおばちゃんがいなければ、教会の向かって左側に社務所みたいな扉があります。そこをノックするなり、教会の中の奥手左側の空間(柵があって入れない)に声をかけてみましょう。そこが事務所っぽいのでもしかしたら誰かがいるかも知れません。僕らが行ったときにも、その場所に管理人らしきおじいさんがいたようです。


※教会の脇に立つ銅像。勝者と敗者・・・。
 
 さて、これで大満足。ついでにコモ湖畔を巡っていくことに。こちらの方はかなり急カーブの多い道で、湖畔まで降りるので登ると大変かも。でもコモから湖沿いの素晴らしい景色を見て来ることができますので一長一短。コモ湖畔の道は伊豆の旧道みたいな感じでアップダウンとカーブが連続し、民家があるところでは車のすれ違いも難しいくらい。ちなみにこの湖畔の集落をつなぐようにたくさんのフェリー路線がでているので、コモから船旅でギザロ峠の下まで行く手もありそうです。


※コモの街

 コモはスイスとの国境にほど近い町。ついでにスイスまで行って来ました。下道でいけばタダだったのに高速で言ってしまったがためにスイス高速年間料金を支払うはめに(50ユーロだったかな)。サービスエリアやショッピングセンターではチョコレート売り場のデカさに驚愕・・・。スイスってチョコレート好きなのね。


※ただのサービスエリアなのにこのチョコ棚が三面!


※チョコ屋サンは量り売り!?





 帰りは強風豪雨に襲われ道を失い路肩に退避するはめに。ワイパーMAX稼働でも何も見えない!なんというか雷撃付きのゲリラ豪雨(しかもすぐにやまない)って感じ。PBP中も激しい雷雨があったけど、イタリアでもこんな雨が降るのね・・・。雨が降らないから自転車が盛んなのかと思ってたけど、けっこう天候不順だよね・・・。知らなかったよ・・・。それでも湿度は押さえられてるからいいな。
スポンサーサイト

ドライブ トゥ ギザッロ 前編

 ギザロ教会という教会があります。正確にはサンタ・マドンナ・デル・ギザッロ教会。イタリア北部のコモ湖近くの峠の上に立つ小さな教会ですが、その知名度は世界的。世界中のサイクリストが知るまさに聖地なのです。”聖地”といっても、昨今言われる映画やアニメのロケ地という意味ではありません。ローマカトリック教会がサイクリストの守護者として指定している由緒ただしき場所なのです。

 しかし、いざ訪問しようとググっても具体的な情報があるのはサンタ・マドンナ・デル・ギザッロ教会へ行こう!http://www.mars.dti.ne.jp/~tomoca/others/ghisallomain.htmlのページだけ。鉄道とバスを使ってどうやって行くのかなど詳しいのですがいかんせん2001年の情報。このIT時代に10年前の情報というのはほぼ前世紀の話だということです。マジで。

 実はギザロ教会はミラノからだいたい65kmくらいの場所にあります。有料道路や高速道路を使わず65kmくらいです。つまり自転車で行くのが一番面倒がなさそうですね。SP9とSP45という幹線道路(といってもほとんど2車線ですが)を伝っていくだけで到着します。鉄道でも有名な観光地であるコモ湖畔のコモという街か、カンツォ(Canzo)という街まで行けます。ただ、ここからギザロ教会まではバスなどを調べていかねばなりません。あるいは自転車をこれらの駅まで持って行って走るというのもありですね。ミラノ-コモ間は列車の本数も多く時間もそうかかりません。


※フィアットにも21世紀は訪れていました。フツーの車みたい!

 今回はレンタカーで行くことにしました。イタリアで車の運転というのはかなり不安ですが・・・。と、ミラノのとあるAVISの事務所に行きます。ちゃんとGoogle MapとAvis公式サイトで場所は調べてありましたが、行ってみると「移転しました」の貼紙。もうこの程度で驚いていてはイタリアに負けてしまうのでくじけず何もなかったかのように新事務所へ。そこに用意されていたのはフィアット・プント。もちろんマニュアル車です。カーナビなんかは無いので、自転車用に持ってきたGARMINを起動・・・あれれ?GARMINのヨーロッパマップって市街地は入ってないの?市街地地図データも買わなくちゃならない?うーん・・・さすがGARMIN。市街地だけ白抜きになるよ・・・。



 久々のマニュアル、そして土地勘の無いイタリアの市街地ドライブ・・・。不安でしたが、恐れていたほどではありませんでした。たしかに突っ込みの速い運転を感じることはありますが、威圧的な感じはしません。いたってフツーな感じ。今回のドライブはこんなルート。このルートは有料道路・高速道路をはじいたもので、実際の走行ルートとは違いますが。


※ヨーロッパのちょっと郊外の街はこんな。・・・この旗は?

 北へ北へ走るだけ。郊外へ出るとサイクリストがだんだん増えていきます。この日は土曜日、サイクリングや練習の人たちでしょう。途中で何度か渋滞がありましたが、ようやくカンツォという街まで来ました。ヨーロッパの道は細い細い・・・。日本は道が狭い、といいますが道路の拡張が難しいヨーロッパではより理不尽な道幅の変化があります。と、なんかカンツォの駅前で急に渋滞に・・・。やっぱ週末だからかなーと諦めていると・・・。

 警察車両がものすごい速度で!白バイ?も!



 そして建物の影から自転車の大集団ガガガガ!



 その後にはチームカーやサポートカーが続いて・・・渋滞解除。一瞬の出来事でした。後で知るところによればこのロンバルディア州では年間1800もの自転車の大会が開催されているとのこと・・・。すごいね。警備も周りの人も手馴れてるのなんの・・・別にコースは閉鎖されていないし警備の人なんかも立ってないし、コースを仕切るロープもなし。アメリカの小さなサイクリング大会なんかもこんな感じで、白バイ数台で数百人の大会を仕切ってました。それでまあ、無理に通りを渡る人も車もいないし。

 カンツォの街からはひたすら登り。サイクリストたちがえっちらおっちら登っています。ロードレーサーもいるし、いい年齢の老夫婦が荷物をつんだ自転車で一生懸命登っているのも。大方の車は大きく避けていきます。道が狭かったり対向車がいたら余裕をもって抜けるところまでちょっと車間を空けて待つ感じ。頑張って登っている年配夫婦を追い抜く時にあまり余裕を取らずハンドルでかわした自分に気付いてオノレの民度の低さにがっかり・・・。対向車もいたんだもん・・って対向車がいたんだからゆっくり待つべきだったんだ・・・。

 おやっと思うと峠を越えていました。あわててUターンをして峠の頂上へ。小さな村落みたいなところの端っこにこれまた小さい教会が。その奥にはやたらモダンな建物が建っています。どうやらあれが2001年に建ってなかった2000年完成予定の自転車博物館ね。さらにその向こうには美しいアルプスの山々が連なります。あの向こうをzuccha氏が駆け抜けていたんだなあ・・・同じ頃に。



 さて、教会の前には自転車スタンド用意されていてここまで登ってきたサイクリストたちの自転車がたくさん。広場では水道の水をかぶるサイクリストたち。さっそく教会に向かうと、入り口にはおばあちゃんがキルティングやマリア様の肖像入りのグッズなんかを並べて置いています。地元の手作り品の販売かな?

 飽きたので衝撃の前後編ということにします。

大町ライド

10月の頭に大町に行ってきました。長野県の大町。木崎湖など美しく小さな湖がアルプスのふもとに配されたよいところです。以前、糸魚川ファストライドというイベントがあったとき、ここまでは延々と幹線道路、そしてここから先が狭いトンネルが続くエリアというちょうど合間にあるちょっと気が休まる場所でした(糸魚川ファストライドは大幅にコースが変更されるといううわさです)。

 この美しい町でぐるっと100km前後のライドが予定されています。今年は試走会ということになったのですが、縁あって参加してきました。













 コースは山あり谷あり・・・ですが登りも長くは無く斜度も適度(タンデムで走ってるので間違いない)。今年のコースがそのまま来年につながるかはわからないので「写真はイメージ」ですが、開催されれば楽しいライドになりそうです。ただ、輪行だと若干行きづらいかな。あと、毎年そうなのかはわかりませんが、かなり冷え込んでいて未明には0度くらいだった模様。走り出した八時半くらいには10度越えるくらい?お昼には温かくなりました。ウィンドブレーカーは必須。日本海から駆け上がってくる北風は馬鹿にできません・・・。

 来年を楽しみに待ちましょう!
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。