PBPまで一週間となった。私たちはちょっと前からフランス入りする予定で荷物をまとめた。自走で空港まで行って飛行機に乗り、自走で空港からホテル(スタート)へ向かう方もいらっしゃるだろうが、私たちはそんなにストイックではないので荷物は少なくない。ほぼフルサイズのスーツケースが4つ。ANAで向かう予定なので重量は23kg(エコノミー)以内2個に納めなくてはならない。ちょっと前までは欧州線はもっと許容される荷物量が少なかったので、この春にあった改訂は非常にありがたい。これまで北米線を使ってたのと同じ基準であり、であれば同じパッキングの量は問題ないはずだ。
しかもスーパーフライヤーズカード(JAL系でも同じようなサービスがあるはず)を持ってると荷物は1個あたり32kgでさらに一個追加できるので、まあ荷物サイズ以外で問題になることはまずないはず。というか、30kgのバッグをいくつも持ってくと現地で身動きがとれないのではないだろうか・・・。
自宅から空港までは宅配の空港宅配サービスを利用する。自宅まで取りに来てもらって、受け取りは出発ロビーだ。欧州線なら自宅から到着先の空港まで一気に運んでくれるオプションもあるようなのだけど、最後につめこみたいものもあるのでそれは利用しなかった。帰路は到着階の端っこに受付カウンターがあります。
しばらく悩んでいたのはパリのシャルルドゴール空港からホテルまでの移動。巨大なバッグ4つをごろごろ転がしながら地下鉄を乗り換え乗り換え行くのは難しそうだ。最終的には乗合シャトル(予約制)を利用することにした。タクシーよりは随分安いが、荷物の許容量には注意。現地系日系いろいろあって料金体系も様々。
さて、今残っている問題は宿泊しているホテルからドロップバッグ受付の場所までどうやって運ぶかだな。背負いと荷台を利用してなんとかするしかない。途中でPBPの出走登録もしなくてはならないから厄介だが、なんとかなるだろうと思っている。
来週のブレストは雨模様のようだ・・・。
PBP準備 1
4年に一度開催されるブルベの祭典「Paris-Brest-Paris」。通称PBP。1230kmを90時間(カテゴリによる)の制限時間内に走り切る長距離サイクリング大会です。今年は8月21日から25日にかけて催されるのですが、これにタンデム自転車で参加します。前回の2007年にはkazさんとtomoさんというご夫婦がタンデムで完走されているので、そのタスキをつなぎ全国30万人のタンデム自転車愛好者(当社調べ)の夢を載せて走ります。
で、いまのところ準備として自転車を分割して箱にしまったところ。こんな感じで。海外輪行で一番厄介な空輸の部分がケースに入れて運べるので随分楽になります。今年からANAの欧州線も預け入れ荷物の扱いが北米線と同じ条件になったようなので、今まで通りやればまず問題ないでしょう。
問題なのは現地の気温とトイレ。この猛暑の日々からは想像できませんが、PBPのコース上では最低気温8度とかもあるとか。しかも天候も不順のようです。マジカヨ。夜はレインジャケットを着てればいいんじゃないかという思いと、長袖厚手ジャージを持ってくべきという考えが戦っています。ウェアを4セットも持ってくのでこれに長袖を加えるとサイクリングウェアだけででかいスーツケースが埋まってしまう・・・という悩みも。そんなに着替えなければいいという意見もあるとは思いますが、清潔で楽しいサイクリングを目指しているのです。清潔といえばトイレ。ずっと心配していたのですが、やっぱりフランスのトイレは厳しいよう。PCのトイレはスタッフが頑張って清掃していたという情報もあるので信じたいところですが・・・。ちいさいのはどうでもいいとして、でっかいやつですよね・・・。基本的に便座は無いのと、水を流す時に気をつけろと在仏の知人からアドバイスを受けました。あとトイレットペーパーか。いやだなあいやだなあ。
だいたい私がタンデムで出場しようと思い立った理由のひとつがトイレ問題なのです。過去にトイレで苦しんだブルベがいくつかありました・・・。SanDiegoのHoneySpring600km、同じくOldtown1000km。英語で「大がしたいんだ!」ってどう言うのですかね。そのときは「Big one!」って言いましたが・・・。それからもっとも悲愴だったGRR1200km。当時の私のブルベはトイレブルベだったと言っても過言ではありません。もはやPTSDです。帰国後はそれほど(トイレ的に)危険な目には合っていませんが・・・北海道1200kmで少しばかりかな。まあ、過去の事例からすれば(トイレ的に)全然余裕でした。
で、なんでトイレ問題でタンデムなのかというとですね、PBPのトイレはキツイ、並ぶとさんざ聞かされていて、どうしたものかと思っていたところ、タンデムは一般自転車よりスタート順が早いという情報がはいったわけです。まあ、今年はそうでもないようなのですが過去はかなりスタート時間が違ったよう。とにかく、早い時間帯にスタートできるということは参加ライダーのボリュームゾーンに飲み込まれる前にいくつかのPCのトイレに到達できる。つまり比較的汚くなっていない状態かつあまり並ばなくていいのではないか、という淡い期待です。落ち着いて考えればそううまくいくはずもないのですが、まあ、そこに一縷の望みを見出したということ。
ただし、タンデムで参加ということはもうひとり乗員が必要。そこで急遽、我が細君がブルベライダーに仕立て上げられ、2011年に初めてのSRを獲得させられました。よく考えると可哀想・・・。でも滅多にできない経験ができるので嬉しいに違いありません。うらやましいなあ。
で、いまのところ準備として自転車を分割して箱にしまったところ。こんな感じで。海外輪行で一番厄介な空輸の部分がケースに入れて運べるので随分楽になります。今年からANAの欧州線も預け入れ荷物の扱いが北米線と同じ条件になったようなので、今まで通りやればまず問題ないでしょう。
問題なのは現地の気温とトイレ。この猛暑の日々からは想像できませんが、PBPのコース上では最低気温8度とかもあるとか。しかも天候も不順のようです。マジカヨ。夜はレインジャケットを着てればいいんじゃないかという思いと、長袖厚手ジャージを持ってくべきという考えが戦っています。ウェアを4セットも持ってくのでこれに長袖を加えるとサイクリングウェアだけででかいスーツケースが埋まってしまう・・・という悩みも。そんなに着替えなければいいという意見もあるとは思いますが、清潔で楽しいサイクリングを目指しているのです。清潔といえばトイレ。ずっと心配していたのですが、やっぱりフランスのトイレは厳しいよう。PCのトイレはスタッフが頑張って清掃していたという情報もあるので信じたいところですが・・・。ちいさいのはどうでもいいとして、でっかいやつですよね・・・。基本的に便座は無いのと、水を流す時に気をつけろと在仏の知人からアドバイスを受けました。あとトイレットペーパーか。いやだなあいやだなあ。
だいたい私がタンデムで出場しようと思い立った理由のひとつがトイレ問題なのです。過去にトイレで苦しんだブルベがいくつかありました・・・。SanDiegoのHoneySpring600km、同じくOldtown1000km。英語で「大がしたいんだ!」ってどう言うのですかね。そのときは「Big one!」って言いましたが・・・。それからもっとも悲愴だったGRR1200km。当時の私のブルベはトイレブルベだったと言っても過言ではありません。もはやPTSDです。帰国後はそれほど(トイレ的に)危険な目には合っていませんが・・・北海道1200kmで少しばかりかな。まあ、過去の事例からすれば(トイレ的に)全然余裕でした。
で、なんでトイレ問題でタンデムなのかというとですね、PBPのトイレはキツイ、並ぶとさんざ聞かされていて、どうしたものかと思っていたところ、タンデムは一般自転車よりスタート順が早いという情報がはいったわけです。まあ、今年はそうでもないようなのですが過去はかなりスタート時間が違ったよう。とにかく、早い時間帯にスタートできるということは参加ライダーのボリュームゾーンに飲み込まれる前にいくつかのPCのトイレに到達できる。つまり比較的汚くなっていない状態かつあまり並ばなくていいのではないか、という淡い期待です。落ち着いて考えればそううまくいくはずもないのですが、まあ、そこに一縷の望みを見出したということ。
ただし、タンデムで参加ということはもうひとり乗員が必要。そこで急遽、我が細君がブルベライダーに仕立て上げられ、2011年に初めてのSRを獲得させられました。よく考えると可哀想・・・。でも滅多にできない経験ができるので嬉しいに違いありません。うらやましいなあ。