アクセス解析
【落武者魂】 2010年07月27日
FC2ブログ

落武者魂

L  O  S  T     S  Q   U  A  D  R  O  N  .

カテゴリ

検索フォーム

避暑サイクリング

 福生にクルマを置いて奥多摩周遊道路をぐるりと一周してきた。なにしろ平野は暑いから、むしろ熱いから山へ行こうとまたひと月くらい自転車に乗っていないカミさんを連れて。

 残念なことにいきなり五日市街道、特に混んでもいない対抗4車線の道路でエルグランドかなんかにクラクションの連打+ぎりぎりの幅寄せ+前に出ての急ブレーキを食らう。わけがわからない。結構離れてはしっていたカミさんも同じような嫌がらせを受けたとか。そろそろ免許の取得時と更新時に精神鑑定を必要とする時期が来てるんじゃないだろうか? ガソリンももっと値上げしてもらっていいし、高速の割引もやめてもらっていい。それくらいでクルマに乗れねえとかいう人たちは乗ってもらっても経済効果無いだろ。むしろ社会コスト負担の増大のほうが大きいんじゃないか?だいたい高速割引って平日休みの人にはなんら恩恵無いのに、なんでそういう声が取り上げられないか不思議・・・。

 さて嫌な話はさておき、檜原村に入って南秋川沿いにはいったところで「お腹が減った」とのクレームが出たのでちょうどでてきた料理屋でおやきを食い、ゆっくりゆっくり登って登って都民の森についたら気温27度とかでてる。30切りました。肌寒いくらい。アイスクリームを食って、今日は奥多摩へ向かいます。

 風張峠では気温25?26度の表示。おいおい、ウィンドブレーカーなくって大丈夫かね。って下りだす。小河内ダムまで来ると「暑い」。たぶん30度くらいかな。もうお昼過ぎ・・・。ここからはクルマが多い。特に石灰や川砂利を運んでいるトラックが結構多くって怖いんだよね。鳩の巣でご飯を食べて、古里のセブンイレブンでお水を補給。吉野街道から帰るつもりだったけど、大型のダンプやトラックのほぼ全てが吉野街道に流れていることを発見。

 いつからか吉野街道のほうが走りやすいような気がしてたけど、このまま青梅へ下りてみるかな、と走ってみたらどうやら正解っぽい。交通量もかなり少なくなって走りやすい感じ。道も線形改善されているところがあってずいぶんとスムーズになっている。御岳山のところのコーナー外側にあったおみやげ屋がなくなってセブンイレブンになるみたいで驚き。昔、あそこで元自転車部だったという少年がバイトで売っていた川魚の塩焼きをみんなで食った思い出があったのだけど。少し寂しいね。

 青梅市街は渋滞気味だったけど、そこをぬけたらまた走りやすくなって一気に福生まで。もう4時過ぎになってしまってたけど、やっぱり少々暑い。アスファルトが熱を持っていてそれが輻射してきてるんだろう。

 というところで福生に戻り、帰りましょうと高速にのったら「事故渋滞12km」・・・。

 というわけで避暑には檜原村ですね。地元の方が「クーラーなんか使ってない」とおっしゃられてました。うらやましいなあ。
スポンサーサイト



北海道1200km 「男たちはしばらく西へ」-4

 4時間きっかり寝て、ゆったりと準備をし宿をでたのは朝5時ごろ。予定では3時ごろに出立だったのだけどな。なんだか夜半に雨が降っていたようだけど、ほとんど上がっているようだった。一応防寒も兼ねてレインジャケットだけ着こみ、チェーンオイルを塗りなおして走りだす。すると雨の勢いが強くなってくる。まいったね・・・。まあ、残りは330kmくらいかな。もうだいたい終わりという空気が流れ出す。途中で仮眠所で休んでいたのであろうMarkが追い上げてきてしばらくつかず離れずな感じで走り続ける。しっかり寝ているはずなんだけど、回復したという気はしない。消化器系が弱いつうことなんだろうね・・・。回復力の高い人がうらやましい。ねたましい・・・。機械の星にいったら鋼鉄の内臓をもらえるだろうか?どこにあるの、機械の星・・・。

 雨にけぶる十勝港を過ぎると久々の海岸線。やっぱり向かい風のまんま。これは襟裳岬まで行けば追い風になるはずなんだけどなあ・・・と思うのだけど早朝のTVでみた風向き図はあまり良い予想をしていなかった。おそらく襟裳岬の西側では山塊にあたった風が山にそって流れているので結局襟裳岬へ向けての風向きとなるのだろう。これは日高を過ぎるまでは諦めたほうがよさそうだ。そして明柄の良い僕は海岸線で風が強く吹いているのを確認すると同時に減速。Markは僕を置いていってしまったので一人旅・・・。



 ほとんど交通量のない道路が続く。この海はオホーツク?太平洋?いずれにしろなんとなく淋しげな海だ。その寂寞とした道に時折モダンな長大トンネルが設置されている。ちょっと景色に似つかわしくないくらいの施設。こんなところにこんな立派なトンネルが必要なのかと思うくらいの。そう、ここは「金の延べ棒を敷き詰めて舗装された」とまで揶揄される莫大な予算を投じて建設された道路なのだ。そのなも「黄金道路」。向かい風で苦しんでいたら、道から離れた高台になにか石碑が見えたので自転車を運びあげてみると・・・あの有名な「黄金道路」の碑。



 そして全くと言っていいほどクルマが通らない。走りやすくっていいんだけど複雑な気持ち。時折小さな寒村が浜辺へ取り付くように見つかって、崩れ落ちそうな木の塀に「神はすぐ来る」と。神はすぐに来るのかもしれない。でもそれはここではないと思わせるようなもうひとつの最果ての景色。さすが別名「最果て1200km」。



 襟裳岬へ近づくと常日頃から吹く強風のせいか大きな木がまったく見られなくなる。笹の原っぱを吹き抜けてくる風が容赦なく速度を奪い、海霧がじっとりと体を包む。霞んで見える海岸線のむこうにひときわ濃い霧が立ち上がる場所が見える。それが遠くに霧けぶる襟裳岬。なまじっかみえてるというのがさらに気持ちを辛くさせるなあ。なんで笑ってるんだろう?オレ。


※AJH撮影

 しまいには視界が遮られるような霧になって、そこが襟裳岬のPCになっていた。駐車場の端っこにスタッフの方々が控えてくれていた。さっきからコーンラーメンが食いたいんですが、と聞くと、そこでラーメンは食えるがこのあたりはつぶラーメンかなあとのこと。おみやげ屋さんに併設された食堂に入り「つぶラーメンをひとつ」と伝え、「ところでつぶって何ですか?」と聞いてみる。実は知らなかったのだ。

 つぶとはつぶ貝のことらしい。よくわからないが、ラーメンはおみやげ屋さんとして(悪い方に)期待していたほどではなく、普通の味。美味しくいただく。休憩していたスタッフの人に「かなり休んだし今回のペースは速いので、もう後ろには人が少ないんじゃないですか?」と質問すると「いやいや14番目でしたよ」とのこと。14番目?トップはゴールしたとかしないとかなのに?うーん、どうやら「すごく速い人々」が10人くらいいて「ゆっくりタイムアウトまで楽しむ人」がたくさんいて、その間にちらほらとまばらな参加者が走っている、という具合らしい。そのちらほらに入っているので、あんまり人に会わないのだ。もしかしたら実はこのブルベは何らかの理由でキャンセルされていて、それを知らない僕ら数人が走っているのではないかと思えたほどだ。


※AJH撮影

 襟裳岬を出ても予想通り向かい風が続く。しかもけっこうな角度のアップダウン。そして悪いことに眠気までが襲ってきた。うーんにゃむにゃむ・・・。消化器系がへたれているようでトイレにも行きたくなったのでコンビニへ流れこみ、少し休んで再発進。列島縦断マラソン中!というのぼりをあげて荷物を積んだ手押しクルマを押す男性をみかけた。反射ベストにジャージっぽい姿なので「もしかして手押し車を車両として参加した人がいるのか!?」とも思ったけど、そうではなさそう。話を聞いてみようかとも思ったけど、眠くてダメ。



 ・・・。日高へ近づくにつれ、ようやっと脚が回り始める・・・ようなそうでもないような。相変わらず海岸ぺりの道。黄金道路とは違って、交通量は少なくない。トラックも多いのでちょっとストレスフル。胃腸を気遣いつつも何か食いたいなあと思っていたら、なんだか小奇麗なお店を三石でみつけた。久しぶりに自転車から下りてお店へ入ると、創業100年の羊羹屋さんだとのこと。せっかくなので自宅へおみやげの羊羹セットと、なんだかもう終わりな気分がしていたのでスタッフの方々にもと羊羹をたくさん買い込む。するとフグバック通常モードには入り切らなくなったので、マチを広げるモードを発動。お店の方にイオン水なんかももらって、さあ日高へ急ごう!



 日高のPCはマドレーヌ一個だけ。なぜならマクドナルドの看板が見えていたから。椅子に座って飯を食うゾーと走り出したら・・・なんと7月31日グランドオープンですと?僕のご飯・・・。と走っていたが日高の街は一般的な郊外の街で、ショッピングセンターもありモスバーガーもあった。モスバーガーでしばし休憩し、発進。すぐにトイレに行きたくなり・・・もうこれから何も食わねーぞと決める。下痢ってわけじゃないのよ、今回も。

 コンビニ風酒屋でトイレを借りて(残念ながら和式)、リポビタンDを飲んで残り150km行きましょうよと。のたのた夕日を見ながら走っているとなぜだかz氏がやってきた。ようやく海岸からコースはそれて待ちに待った追い風。二人で増速して・・・コンビニ休憩。z氏が「僕はもうへたれ走りです」というので「望むところです」と答えた。そして妻に「12時頃ゴール」とメールして迎えにきてもらえるよう手配した。



 さあて次のPCまで100kmもない。二人で追い風の中走ればあっという間だろ、常識的に考えて。

 だが、この人(誰?)に常識は通用するわけはなかったのであった・・・。

まだ続く・・・。