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【落武者魂】 2010年07月06日
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落武者魂

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淡路島ロングライドとタンデムの結果はOKです

淡路島ロングライドはタンデム自転車OKです。
一部のぼりがありますが、基本的には平坦で快調なタンデムサイクリングをカップル、ご夫婦、友人同士で楽しむことが可能です。脚力が違うから・・・とか、パートナーに追いつけず不穏な雰囲気に・・・なんてこともありません!

 結論から言いますと、2010淡路島ロングライドでのタンデムの参加はNGとなりました。kazさんに経緯をまとめていただいたものを(一部改変しますが)引き写させていただき、また自分なりの説明をさせていただきます。


1) 2010スポニチ 淡路島ロングライド150の参加要綱に、「タンデム車を含む2人乗りの禁止」と書いてあった。
http://www.sponichi.co.jp/sports/awajishima-longride/taikai.html

2) 東京の佐藤さん(*) が、「兵庫なのにタンデムなんでダメなの?」と問い合わせ

3) 大会事務局から、「(同じスポニチ主催のイベントの)佐渡島ロングライドの参加要綱を写したのでそうなった。警察との会議で確認する。交通規則でOKなのだから問題ないはずであり、そうなるよう努力する」という返事。

4) 警察は検討の結果、タンデムの走行まかりならんという判断を下す。
理由
a) 走っているのを見たことがなく、安全かどうか判断できないから。 
b) 多数の自転車が走行するイベントがどのようなものか、県警では初体験であり、安全かどうか判断できないから。
c) コースに歩道が含まれるから(タンデム車は普通自転車ではないので)。

 一番説得力のあるのはc)の理由です。淡路島は訪問したことはありませんが、きっと歩道通行が必須となるような場所なのでしょう。ただ、東京センチュリーライドでは「歩道を押して歩く」ことでこの問題をクリアしています。 b)については花火大会歩道橋事件のことがあり、兵庫県警としてはどんな小さな変更も認めたくないということがあるのだと思います。 a)についてはバカバカしいのですが走らせないのなら、永遠にイベントの中で走るタンデムを見ることはないでしょうね。

 兵庫県では2008年にタンデム自転車が走行解禁になって、現在に至るタンデム再考の流れを生み出したのですがその実現に尽力した公明党谷井議員のサイトには当時のことがこうあります。

「タンデム自転車への行政側の理解が進んだ。大会会場へもタンデム自転車で乗り付けられるし、愛好家と障害者が自宅付近の公道を走ることもできる」



 しかしながら、現実には「タンデムで乗り付ける大会がない」という皮肉な状況が起こりうるということです。もちろん、兵庫県では視覚障害者のトライアスロン参加のためにタンデム車の利用を認めるイベントがあることなどもあり、今後は着実に利用が広がっていことを信じています。

 今回のケースでも来年以降は今年の実施状況を見て再検討するとの声があったとのことで、主催者の方々のご尽力を理解し、また兵庫県警の見識に期待したいと考えています。




 自分自身としても、募集要項が発表される前に佐渡ロングライドの募集要項がコピペされるんじゃないかと薄々恐れていたので、そのときになんとかして事務局への連絡先をさがして問い合わせておけばよかったという忸怩たるものがあります・・・。

 また、あまり関係ありませんがこういう一般向けサイクリング大会で参加できる自転車の種類をわざわざ書くのって日本以外ではあんまり無いんじゃないかな。フランス発のスポーツ、ブルベだと「人力で動く車両(Human-Powerd Vehicle)であれば参加可能である。唯一の条件は、該当の車両が走者の力のみによって駆動されることである」ってだけだし。

 というわけで、次のタンデムでのイベント参加は「グルっとまるごと栄村100kmサイクリング」か「中央構造線サイクリング大会」になる予定。距離は違えど・・・坂地獄・・・。
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BRM703 落武者る その弐

 PC2、カヤノ平からは林道をしばらく下る。この下りには各所でグレーチングが横切っていてちょっと嫌な感じ。グレーチング嫌い。雨が降ってたら多分泣いてたけど、幸いにも路面はドライであまり恐怖感は無く進んでいく。一ヶ所分かりにくい五差路があったものの、GPSを頼りにクリア。下り切ると埼玉スタッフグループがレインウェアを着込んでいるところに遭遇した。・・・そう、雨が降り始めたのだ・・・。一人で走り続けるよりグループで走ったほうが疲労感が軽減されるので、こっそりこのグループへ紛れ込むことに。


なんか丸くなってる人がいる・・・。

 雨は降ったりやんだり。レインウェアも途中で脱ぐことになった。カヤノ平から菅平手前までのこのセクションは時間を稼ぐチャンス。千曲川の方まで下りて中野などの人里を走っていくので信号は多いが厳しいアップダウンも無く、PC3へ到着する頃には2時間の余裕が出来ていた。一気に1時間以上の回復ができたわけだ。残り160kmちょっと。夜が明ける前に終る・・・という希望的観測も出てきたものの、そうはさせじと雨がぱらついてきた。時刻にして午後6時。天気予報が降雨始まるとしめした時間だ。そしてこの雨は明日まで上がることはない。



 菅平のヒルクライムは全長約14km、上昇量850m、平均斜度は6%。雨はどんどん強くなってくる。途中でグループからははぐれてしまった。一人雨の中。気がめいることには、さっきから内股がパッドかウェアと擦れてしまって痛みがあることだ。PC3のトイレでシャモアクリームを塗りなおしたが、やはり違和感は消えない。普段は400kmにシャモアクリームを持ってくることなんかなかったのに、たまたま持ってきていてよかったとは思えたけど。

 いろんな人に抜かれていく・・・。ザンザン降りになってきたところでようやっと”ひさし”のある建物をみつけてレインパンツを履くことにする。ロンググローブとネオプレーンの靴下を持って来るべきだったかとも思ったが、結果的にはそこまでは必要なかったようだ。以降このスタイルで最後まで走り切ることになる。

 たくさんの人に抜かれるが、道路の規格の割には照明が少なく誰が誰とも知れない。今日が寒くない日だったのは幸運だ。1400mほどの菅平、平地に比べて10度近く気温は低いはず。濡れた体に低い気温は致命的。特にダウンヒルでは・・・。



 菅平の山頂はしっかりとした観光地っぽい。ホテルと、おみやげ屋さんが立ち並ぶ。久々に見る文明の光景。人間の暮らしの匂い。そこを過ぎて下りだすと・・・やっぱり怖い。ダウンヒル怖い。特に雨の中では涙目だ。涙目といえばPC3からずっとサングラスをはずしたまんま。水滴や曇りで見えなくなるから、最近は夜間は素目部状態。あまりよくはないんだろうけどね。



 下って下って・・・緩やかなアップダウンになったところで、前方に多角形コーナリングをしている弱ったサイクリストの姿が。追いついてみると果たしてそれはkskさんだった。ずいぶん先に行ってたはずでは、と思ったが、もうすっかり睡魔に襲われてしまっているようだ。弱ったkskさんのレベルが現状の僕のレベルはあまり変わらないので、なんとかはげましつつ軽井沢へ向かうことに。軽井沢へ登っていく浅間サンラインは日中の逆方向の進行であればどれほど楽しいだろうとしか思えなかった。だらだらだらだらと長く続く登り。このセクションは115kmほどあるのだ・・・。

 

 本降りの雨。森林。登坂。闇夜。疲れを感じ無い者はいない。痛みや苦しみの無い者も少ないだろう。いったい・・・なんなのだこれは。いったいなにをやっているのだ。残り約80km。



 軽井沢からは碓氷バイパスを一気に下る・・・と言いたいけど、僕はブレーキを引きっぱなし。歩いておりようかと思うくらい怖い。大型のトラックがごんごんと水しぶきをあげて行き過ぎる脇をちまちまと下りてく。GPSの画面を見るとしばらくの間はキューカーブの連続。泣きそう。標高の表示を出して少しでも下っていることだけを安心材料にする。しかしまあ、雨さえなければ菅平もここも一気に下りきってしまえるのに!なんというテイタラク!

 下りきったら気温もあがってきて謎の体力気力回復。覚醒したかのように一気に脚が回り始める。少し長めの登りになると失速するものの、ある程度は勢いとダンシングで一気に駆け抜けられるほど。そういえば今日は補給はうまくいったようだ・・・。それほどしっかり食べた記憶もないが。なんとか埼玉スタッフグループに追いつき、追いぬいてしまうくらいの心意気と勢いでPC4、最後のチェックポイントへ滑り込む。さすがに腹へった!



 PC4を出るとそろそろ夜明けも近い。残り50kmで3時間半ほど。なんとかなるだろう。睡魔に危険を感じたkskさんたちは仮眠施設へ退避するけど、僕の眠気はまだ危険な領域ではない。一気に終わらせてしまったほうが得策だ。とある信号で待っていると駅舎から仮眠していた竜胆さんがやってきて合流。最後は二人で走り続け・・・越生を登ってゴール!



 ゴール会場につく頃にはようやく雨もあがり、ブルベカードをチェックしてもらっている間に自転車を倒しているとフレームエンドの排水口から水がじょろじょろ・・・。なんという負可錬・・・。しかしまあ、このコースは一度「好天候のもとで走ってみたい!」な。天候によって難易度が全然変わってくると思う。そして前週の静岡600kmはやっぱ僕には無理ゲーだったなあ・・・。



 あ、ケータイおいてきちゃった・・・。

 おわり