アメリカ版「自転車で遠くへ行きたい」本でもっとも国情の違いを感じさせるのは犬についての囲み記事です。
まずエサチャフという考え方はありません。えさを投げてそのうちに逃げるというのは、漫画などでもよく使われる表現ですが、それについてはまったくふれられていないのです。理由のひとつには、えさを与えると次もよってきてしまうからだと思うのですが、「テロリストには便宜を図らない」という強い意志も感じられます。なので、基本的には対決姿勢です。フレームポンプを振り回す(短いのでは駄目だとあります)、ボトルの水をぶっかける、叫ぶ、なにかを投げつける振りをするなど徹底的な抗戦意図を示すことがもとめられます。もし、おいつめられてしまったら自転車を楯にして反撃の機会を伺うようにとのこと。
また、しかるべき機関へ訴え出ることを躊躇するなとも。我々には何者にも脅かされること無く公道を走行する権利があるのだ!で結ばれています。
2008年11月07日
2008/11/07 犬対策