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【落武者魂】 2008年07月
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落武者魂

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2008年07月

0816 Cool Breeze 200km 2008 予習



8月半ばには僕の家(予定)からクルマで2?3時間圏内で200kmブルベが二つ行われる。どちらもACPではなくってRUSA主催のブルベ。ベンチュラで行われるブルベはどうも大きなサイクルフェスタの一環として行われるらしく、36kmや80km、センチュリーライドも同時に行われるようなので、そちらに細君を送り込んでおけばいいかなと思うものの、既に満員とのこと。

メールしてみたら、ブルベに参加したいのなら朝早く特別受付をやるから来いよ、と返ってきた。少なくとも僕は出れそうなのでルートの確認(向こうのブルベは登録した後にQシートが送られてくるパターンが多いようだ。だから「きつそうだからやめとこう」とかできないサドンデスっぷり)。

総上昇量は、えーと2500mくらい?家(予定)から遠いのが面倒だなあ。
あと土地勘がまったくないこと。
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直江津感想

来月(くらい)から日本を1年か2年か10年か100年か離れます。で、じゃあせっかくだから「これ!」というところを走っておこうと思ったとき思い浮かんだコースがみっつありました。

1)東京-直江津
2)日光-沼田
3)伊豆のあたり

こうやって並べてしまうと、やっぱり魅力あるのは直江津ラン。距離的にも300kmくらいあるので達成感もでてきます。それに某kさんが「今年中に日本海まで走っていきたい」と語っていたのもポイントアップ。じゃあ、直江津まで走ってみましょうよ、直江津ダブルセンチュリーとしゃれ込もうじゃありませんか、ということで企画が始まりました。

企画と言っても「12日に直江津まで走りましょう」という投げっぱなしジャーマン。どこでいつからスタートなのか、どこへたどり着いたらゴールなのか、どんなコースで走るのか、確固としたものは何もありません。一応、リファレンスコースとしてサイクリングロードを多用したパターンを掲げました。長い自転車の列車が2車線幹線国道を走るとトラックの追い抜きが大変だし、やっぱりちょっと不安なので。

実はこのコースのほとんどは2年前の盛夏に2日間かけて走ったルートなのでした。2006年8月に数回に分けてレポートしていますが、そのためにどこが辛くてどこが辛くないか、だいたい目星はついていました。熊谷から高崎までの国道が細い割に交通量が多くて怖い、高崎から横川までは緩やかに登っていて辛い、軽井沢からサンラインは景色もよくて痛快なダウンヒル、千曲川沿いは単調でしかも暑い(けど景色は案外良い)、野尻湖への昇りは短いけど斜度がこのルート内では一番きつい(たいしたことはないけど)、野尻湖からの下りは日本海を見つめながらの圧倒的なダウンヒル、そしてゴール、という感じ。実際は知った感じもそういったものだったのではと思います。最後の野尻湖からが深い霧になってしまって日本海を見つめながらどころか、10メートル先も見えぬ白い地獄になろうとは想定外でしたが。

さすがにその白い地獄は慣れてない人には辛かろう、というか僕自身怖くてたまらなかったのですが、ロングライドのマイスターたちはその中で下りを踏み倒して激走・・・。あれはいつまでたっても真似できないな・・・。

今回は一気に走りきりましたが、コース上にはいろいろな観光ポイントが点在しているのでこのルートを主軸に1?2泊の自転車旅行なども楽しめるかと思います。300km以上も走っても都民の森往復程度の累積上昇しかないし、一番怖い幹線国道の戦いも糸魚川の最後のトンネル区間に比べればマシ。さらに高崎からのスタートにしてしまえば、関東平野の平坦地獄も味あわずにすみます。

ただ、今回辟易したのはパンク。わたくし、さとう◎はゴール前300mでパンクという荒技も含めチューブを3本消費。たけさんは前後輪同時パンクという新技を披露。のもとさんは碓氷で、taqrowさんは帰宅中にチューブラーをパンクさせるなど、直江津サミットに対するテロ活動が盛んになされたのであります。さらに某銀行のサボタージュによって帰宅費用を賄えず、日帰り300kmランのつもりが、なぜだか補給もままならぬ状況下での700km近い走行を強いられた下足番さんには中央より本州横断英雄として叙勲がなされる予定とのこと。

意外や多くの方々に参加していただき、楽しいサイクリングを満喫できました。ありがとうございました!