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【落武者魂】 2008年06月

落武者魂

L  O  S  T     S  Q   U  A  D  R  O  N  .

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600km完走文 最終話

長い。でもこの長さ以上に走行時間は長かったです。でも日常のストレスとかはぶっ飛びますね。ストレスどころか、いろんなものがぶっとぶ。トビマストビマス。

PC7 

第六PCへついた。往路でビバーグしたセブンイレブンだ。PC5からここまでが精神的に一番厳しかった区間。痛み止めもそろそろ効きが弱くなってくるし、痛みそのものもしつこくくなってきているし、ここから先があのアップダウン区域かと思うともはや時間内に完走できるイメージすらできなくなっていた。洗顔ペーパーで顔を拭き、ウィンドブレーカ代わりにしていたレインジェケットを脱ぐ。ここで少し寝ようかと思っていたのだけど、明るくなってきたせいか眠気は少ない。何を食おうか考えて、PCでちょくちょくインスタントラーメンを食っていた人がいたことを思い出し、ペヤング焼きそばを食うことにする。携帯をタイマー代わりにして、焼きそばをがっつこうとしているとkskさんたけさんらも到着する。健康ランドで宿泊していた方々は顔のさわやかさが違う・・・。

とりあえず弱っている姿を記念撮影してもらって、ゆっくりとひとりで出発。ひとり静かに十王ダム攻略戦を開始。斜度はあんまりあるわけではないけど長いので、ちょうど西武秩父から山伏峠への登りみたいな感じ。登りきって一気に下る。次は「ふるさとグリーンライン」。おやおや、思ったよりもあっさり終了。なんか往路はどこまでも続くビーフラインみたいに感じてたけど、反対側からのせいか大味な感じ。登りは長いけど、登ってしまえば一気下りで距離を稼げる幸せ。福島県を走っていた頃の方がずっとつらかった。ペヤングパワーかな?


写真
この写真やや左手の公衆電話。その脇の小さなベンチに座って僕はペヤングとまんじゅうを食いました。まんじゅうは詰め込んだ。携帯はコンビニの窓枠においてあります。


ペヤングパワーと言えば、食べ物は甘いものはこういう状況下では食欲には寄与しないようだった。パンやおにぎりより、こういったインスタント食品の方がしょっぱくって食える。飲み物もスポーツ飲料ばかりだと口の中が甘ったるくねばついてくるような気分になってくるので(スポーツ飲料はかなり水などで薄めてるんですけどね)、お茶とかがさっぱりして助かった。走りながら思うことは、今湧いてきた力はどの時点で食ったエネルギーに起因するのだろうかという疑問。食ってすぐに純エネルギーに変換できるとも思えない。けど、食べてすこしするともりもり力が湧いてくるように感じるのも事実。ハンガーノックと思われる状況も、実は血中糖度が下がっていくことに対する錯覚的な反応で、糖分を取るとすぐに回復するという記述をどこかで見たけど、似たようなことが起きているんだろう。あるいはそのもののことが。

そして帰りのビーフライン入り口へ到着。正確には300kmブルベでのビーフラインの帰り道。「ビーフラインおかわり」という写真をとって mixiに送るべく携帯を・・・無い・・・携帯が無いよ?あれ?あれあれ?しばらく信号がかわるのも放置して考える。ああそうか、第六PCだ。第六PCでタイマー代わりにしてそのままおいてったんだ。でもまあ、コンビニだってことがわかってるから後で電話すれば見つかる可能性は低くない。もしなくなった場合でも・・・すこし古い機種だし、電子マネーはもうあまり入ってないしでダメージも少ない。まあカメラで写真とって行くか・・・。

写真
さて、ビーフラインをおかわりするよ。特盛いっちょう!!



ビーフラインを戻る。昨日(昨日か・・・)十王ダムを下ったところで一緒になったサイクリストが追い上げてくる。聞けば一時間ほど休憩を入れたそうだ。僕はぶっ続けで走っている訳だけど、やはりすこしでも眠った方がポテンシャルはあがるんだろうか?でも、時間的な余裕が無い。もうあと1時間早ければどこかで倒れ込めたかもしれないけど、今となっては微妙。それに尻というか股間にかなり強い違和感を感じ始めていたし、膝もいっぱいいっぱいになっている雰囲気満点なので、眠るのも怖い。幸いなのは、アップダウンなので基本的には眠くならないということだ。体の疲れはあるはずだから、ダウンヒルは十分に注意しないとならないけど。

PC1だったコンビニですこし休憩、パワーバーを食う。まずい。まずいけど必死に食べる。ここで食べる270kcalが命をつなぐと信じて。そして残りのビーフライン。さきほどのサイクリストの方をなんとか視界に入れ続けて走るが、最後の方にある信号で見失う。でも、ここまでくれば・・・。この方がいてくれてビーフラインはずいぶん助かった・・・。

ビーフラインが終了するとすぐにPCな気がするんだけどさにあらず。幹線国道が長く続く。トイレに行きたい気持ちもあってつらい気分になるが、なんとか最後の PC、ミニストップへ到着。ここは300kmブルベでも帰りのPCだったところだ。残り約100km・・・。100km!


GOAL ウィニングランへ

朗報。スタッフの方が携帯を届けてきてくれる。本当にありがたい。このありがたさを胸に刻み、最後の戦いを開始する。もう残り100キロとあっては、ウィニングランも同様だという気分。だってそうだろ?飛ばしてくれば僕の足でだって4時間かかんないんだから!まあ、体が死んでいる状況からして多めにとっても 20時台には入れる気がする。もしそれなりに快調であれば19時台。ぎりぎりうっすらと空が明るい時間さえ不可能ではない。

すぐに不可能だと気づいた。伏兵「股間」が牙を向いた。今まで感じたあらゆる痛みとは違う、新規格の痛み。あと新品のレーパンに起因する擦り傷や skins に起因する擦り傷やらが下半身のあちこちに。これはひどい。ただ、股間の痛みはそれらのローカルな痛みをねじ伏せてあまりある凶器となっていて、路面の小さな段差やらなんかで思わず痛みに声が漏れるくらいだった。耐えきれず、いったい何が起きているのかとトイレに駆け込んでも見える訳ではなく、ただパッドに血かリンパ液が広がっているのをみてそのヤバさに震えるのみ・・・。ウォシュレットを当ててみたら小さく悲鳴が。

写真
筑波山よ!私は帰ってきた!



路面がきれいであれば、そしてとまらなくていいなら、まだ大丈夫。頭の中にはウィニングランっぽいエンディングミュージック(ex. 1/6の旅人 など)が流れる。流れる・・・遠い。まだ遠い。筑波山がまだ近い。でもここからならGPSも地図もキューシートも無くても帰れる。そのくらい覚えている分、飽きてきてしまうのだけど・・・。

サドルから腰をあげたり戻したりするのにいちいち激痛が走る。一回一回そのような動作をするたびに「覚悟」をしなくてはならないのだ。これはひどくつらい。例の宗教施設を越えて鬼怒川を越えて残り50km。まだ空は明るい。残り40kmでコンビニに入る。ガリガリ君を食って水とロックアイスを補給。ガリガリ君が本当においしい。あまりのおいしさに感動すらしたので、 500m位先のコンビニにまた入ってガリガリ君を食う。またおいしい。生きてるってすばらしい!ガリガリ君に教えられたよ。

利根川沿いのCRにを抜けて野田へ。このあたりで陽はすっかり落ちてしまっている。キッコーマンの近くってすこし醤油のにおいがするよね、とか思いつつ埼玉県へ。さすがに左膝がおわりかけだ。そして何よりも股間。このまま川を渡れば越谷だよな、駅があったよな、と思うと残り10kmくらいなのにもうリタイヤしようかと悩み始めるほど痛かった。さすがにそれはできないだろーということになったけど。

越谷へ入ると追い上げてきたオダックスジャージの方が速度をあわせて引いてくれる。最後ということもあり、膝のことを気にせず回し30km/h オーバーでぐんぐん進む。すごい楽。本当にありがたい。最後のバイパスの登りまで引っ張ってもらうが、ついに膝が爆砕。左足は登っている最中は手で押し込まなければ力がまともに入らない。ここでオダックスジャージの方には先に行ってもらい、残りわずかのピークをゆっくりゆっくり進む。いつもの病院が見えてきて左折。そこからスタート地点までがやけに遠く感じる。遠い・・・遠かった・・・遠かったよなあぶくま洞。よく走ってきたなあ、俺。

写真
もうなんかテラテラでぼろぼろです。目だけが爛々と輝いて狂気を秘めてますね。狂気が無いと走りきれません。



空き地に明るいテントが見える。駐車場にクルマもまだいくらか残っているようだ。空き地の入り口を入って・・・ゴール。
「おつかれさまー」
「ただいま帰りました」

37時間47分の福島旅行でした。

※僕の写っている写真はオダックス埼玉さんが撮影したものです。勝手に転載してますごめん。
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600km完走文 第三話

いよいよ長くなってまいりました。まだ半分も走っておりません。


PC4 富岡上手岡へ



雨・夜・山の道。いよいよ本格的なブルベっぽくなってきた(偏見)。コンビニに入るが、残念なことに雨合羽はない。仕方ないので軍手を買う。指ぬきのグローブで雨の夜の下りは少し怖いから。ここでチキンサンドウィッチとナポリタンスパゲティを食ったけど3割くらい残してしまった。なんか喉を通らない。まだ半分も来てないのにね。え!半分も来てないのかよ!、ふう。他の参加者がこのペースなら海沿いの健康ランドで休めますね、という話をしている。現在の時間は22時くらい。ざっくり見積もりでは24時くらいの予定だったから、1時間半ほど予定を繰り上げている。次とその次のPCは比較的近くって、その先にあるという健康ランドまで90キロはないだろう。しかもここからは下り基調というから25時くらいには健康ランドへ入れるかもしれない。すると風呂入ったり寝たりで4時間くらいは休めるはず・・・。焼け石に水な気もするが、リフレッシュ効果は大きくあるだろう。心配なのはそのくらいの休みをとって目がさめたときに、腸脛靭帯の痛みが発現してたり筋肉痛がひどくなってたりしないだろうか、というところ。まあ、選択肢として残っていればいいな、というところだけど。

小野の町の中で道に迷いかける。正しいルートに復帰するととたんに寂れた登り道・・・。真っ暗な闇の中でもわかる寂しい道で、本当に正しいコースを走っているかどうか疑問を感じるくらい。「少し」登ると聞いていたのだけど、ずいぶん登るな・・・。斜度も厳しい。ついに歩いて自転車を押しているサイクリストを見かける。雨がずいぶん弱まってきているようなのが救いだ。とか思っていると唐突に「ワンワン攻撃」ついでに「カッカッカツ」という犬が舗装道路を掻くような音が響く。すぐ近くではない気がするけど・・・これが有名な「犬放し飼い地帯」?犬が追ってくるとか噛まれるとかいう噂のあれ?でも音の方向から雨の中には犬はでてきていないと思える。思えるけど、「カッカッカッ」の音が恐怖を呼び起こす。いつどこの茂みから犬が飛び出てくるかわからない。フレームポンプを振り回して追い払ったとか、補給食を放り投げて追い払ったとかいう武勇伝は聞くが、そんなこともできないので、やむなく冷えた体を奮い起こしてダンシング!

虎口を脱すると峠のピーク。闇の下りだけど、ガツンと闇夜を切り裂くC2.1のパワーで普段と遜色なく下れる(普段の下りも遅いのだ)。爽快?なダウンヒルは川内村という集落で一旦終わるものの、道が広くなって再び下る。さっきから気分のいい下りになると心地のよい眠気が襲ってくることに気づいた。さすがに明らかな峠登りでは目が覚めるものの、ゆるやかに走れる場面ではふとふとぼんやりとしてくる。追い抜かれるときにはっとするような場面もあるが、落ちてしまうほどではない。いくつかある立派なトンネルをくぐるたびに雨を避けて歩道で寝ていこうかとも思うけど、下りきれば第四PCのはずなのでそこまでは行こう・・・。


PC5 いわき久ノ浜へ

ここは有人PC。スタッフの方がいらしてブルベシートへチェックを入れてくれる。あと3時間くらいは待ち続けるのだそうだ。僕の後ろにもまだ17人ほどいるという。初めのほうの休憩で「後ろに50人くらいいるはず」と言われてたときから随分抜かれたものだ・・・。リタイヤもいるんだろうけど、それを聞いたら自分もリタイヤしてしまいそうなので黙っておく。PC4には犬がいて、寄ってくるが、ちょうどいい食べ物がないので分けてやれない。スタッフカーに座ってしばし休む。このまま行けば2時すぎくらいには健康ランドにつくから少し休めるよ、とのこと。休めるんだったら休んだほうがポテンシャルを回復できるとアドバイスを受ける。前のPCからここまでのペースが思った以上に悪かったので、休めるかどうか悩んでいた・・・。


すごい顔してるな。これはもはやキチガイの顔です。

それでも僕は行かねばならぬ・・・。フレームのエンド付近やペダルにつけている反射シールも意味がありますね。

行くだけ行ってみようということで出発。GPSの電池残量警告がでたのですぐにPC4へ戻り、電池を購入。夜間だとバックライトを点灯する機会が多いので、電池の消耗が激しいようだ。ここからはずっと下りな気分だったけど、実はそうでもない。脚が残っていれば問題ないコースなのかもしれないけど、ついに 300kmを超えて疲労が積もってきているのか速度が全然でない。登りは特にひどい。3%程度の坂なのだろうけど、時々蛇行してしまう・・・。特にこの区間では単独で走り続けていたせいもあるだろう。なんだかんだ言って、誰かと一緒に走ったほうがずいぶんとラクだ。風除けとかそういうことではなく、一人だとどこまでもくじけていってしまう・・・。

走りながらこのペースだと健康ランドでは休めないという気分がしだして、せめてどこか乾いた地面で仮眠でも・・・と思うが小屋どころか濡れてない地面がどこにもない。おそらく丘陵地帯を抜ける農業道路か高速の建設のための道だったのかもしれないが、集落などまるでなく小屋とかバス停とかそういう雨をしのげそうな建物も見当たらない。誰にも出会わない夜の道を淡々と走る。遠くにジャンクションのオレンジ色の光が見えてくる。点々と灯る街灯は海沿いの国道だろうか。とぼとぼと国道へでる。人の暮らしがある道。


PC6 高萩秋山へ

その道に入ってしばらくするとPC5へ到着した。ペースの低下は甚だしく、時刻は3時15分くらい。健康ランドは諦めよう。たしかに風呂に入って1時間弱眠れるかもしれない。けど起きれないかもしれないし、PC4で飲んだ痛み止めの効果を少しでも先延ばししたい。残り少ない痛み止めだしな・・・。ここでは何を食ったろう?疲弊していて食いたくないところを無理やりつっこんだ記憶がある。PC3からボトルには暖かいお茶を入れるようにしていた。さっきの峠なんかでは13度のサインがでていたりしたし、とにかく体をあまり冷やすと走れなくなりそうだった。一番陽の長いこの季節、1時間も走れば陽が上ってくる。

残り距離は250キロと少し。残り200キロの時点で14時間くらいみておきたい。できればビーフラインとその眷属に出会うところ、十王ダムのところで14 時間残しておきたい。ここから第六PCまでは70キロ以上あるから一回休憩を入れよう。仮眠もできればいい。道は海沿いを走るというから、気分転換もできるだろう。さあ、行こう・・・。

まだ夜明け前だけど、海沿いの幹線国道は街灯がランランと道を照らしているので、何の不安もなく走ることもできる。30km/h弱でするすると走り続ける。ここまでで全体平均速度が20kmを割るところまできているが、ここのフラットな区間で少し平均速度を回復しておきたい。平均速度が15km/hを下回るとタイムアウトしてしまう。ビーフラインで平均速度が落ちるのは明らかなので、なんとかここで・・・。

と思いながら健康ランドの前を通る。おお、これか。ブルベには順位はないけど、あるとすればピットインしているサイクリストをぶち抜いて、現時点での順位が一気に跳ね上がったはず。これぞレイトンハウス作戦。ターボなんぞついてなかろうと、無補給でハイパワー車の前を走り続けるのだ。新舞子の浜辺の脇を走る観光道路を走り抜ける。信号も何もない道路。うっすらと明るくなってきている。景色のすべてがブルートーンに染まっている。日の出を見れるかと左手の海岸を眺めながら走るが、あいにくの曇り空でそれはかなわなそう。一番クルマの少ない時間に走りやすいところを走り抜けておきたい。低めの防砂林が並木と鳴って続く海岸線の道を静かにしっかりと疾駆する。ほんの少し向かい風があって、30km/hをキープするのが難しいが、それでもさっきまでの山道と比べれば素晴らしい状況改善だ。やがて道は海岸から少し離れて子名浜の市街へ入った。コンビニで自主休憩。しかし東京を離れるとコンビニってのはセブンイレブンばっかりしかないよなあ。ルート沿いにこの町の中だけで3軒も。店同士は1キロも離れていない・・・。


早朝の海です。海岸を走り続けます。気持ちいい!茜色の夜明けが見たかったなあ。


小名浜は久々の「街」を感じさせたけど、日曜の早朝には交通量はほぼゼロ。街を抜けると、なんだここかって感じだがPC2のすぐ近くだ。残り約200kmちょっとというところか。おいおいまだ200kmかよ・・・。ここからは昨日走ってきた道を戻るだけだ。戻るだけ・・・。十王ダムとかビーフラインとかを戻るのか・・・。やがて道は山の裾野へ。海沿いであれば鉄道機動しやすいのだけど、ここから先はそんな逃げ場はない。壱岐は赤いスプルティフの方と一緒だったけど、復路は単独。登りは一歩一歩階段を踏みしめるかのように上り、下りは何も考えず落ちてゆく。600kmを走りきったら大人の仲間入りだそうなので、大人の階段のーぼるーぼくはまるで SRさー、と歌う。長いピークを上りきると茨城県の看板が道ばたに。帰ってきた・・・関東に・・・。帰りにもビーフラインがあるんだ。こんなにありがたいことはない・・・。

600km完走文 第二話

前の日記へのコメントで「ブルベは大人の遊び」とあったのですけど、いや実にそのとおりだと思います。走りながらたびたび『プラネテス』の台詞「苦しみも悲しみも全部俺のもんだ」とかいうやつを思い出します。苦しみ辛さ痛み、全部自分で飲み込んで走るところがブルベの醍醐味ですね。そしてあまりに自由。どこで休むかどのくらいのペースで走るか、寝るか寝ないか、何を食べるか食べないか、どんな自転車を用いるのか、装備はどうするのか・・・。その自由をどのように用いるかは参加者に任せられていて、その結果も参加者が受け入れるのみ。リタイヤしたって回収車が来るわけでもなく、補給がなくなってもサポートカーがボトルを渡してくれることも無い。ルート上で参加者相互の協力以外のサポートを受けることは禁じられてたはずだし、他の参加者だってギリギリで走ってるから、それを当てにはできない。

自転車で遠くへ行きたい人であれば当然のことかもしれないけど、そういうことを全部受け入れて走る楽しみというのは確かにあると思うのです。社会的には「大人の遊び」ではないかもしれないけど、人間的には(自転車に乗っている間は)大人であることを求められる遊びですね。



PC2 勿来(なこそ)へ

第二PCは「なこそ」。難読地名のひとつと思うのだけど「来る勿れ」を意味する古い地名なのだそうだ。蝦夷の南下をくい止めるために設けられた関の名に由来するとのこと。来るな、と言われてもしかし、行かねば話にならぬ。第一 PCまでの距離も長かったけれど、この第二PCまでの距離も長い。70kmくらいもある。予想では5時間くらいかかる。19時までにはつくだろう。陽が天頂に達し、気温も結構あるので、ボトルにクラッシュアイスも詰め込んでスタート。ビーフラインの「残り」を走る。このビーフラインを終えれば緩やかなアップダウンが続くだけなんだそうだ。

写真
ビーフラインを戦うつわものたち



「ビーフライン」の残り・・・は300kmブルベで走った場所から先もまだまだ続いていた。アップダウンの質は少しずつ変化を見せて「坂の百貨店」と言われるビーフラインは、だんだんと一般的な山間部の道路へ。ビーフラインの中核には民家すら無いけど、このあたりからフツーの農村を抜けて行く感じに。こうした山々を越えて行くたびに少しずつ海へ近づいているんだ、と思う。思うけど、どこまでも続くビーフライン(とその眷属)にうんざりし始める。袋田の滝とかそう言う看板を見ながら走っていると、時々商店の軒先で休んでいる参加者を見かける。僕も国道349から離れるところで水を購入。さっきから何度か水が無くなった状態になってしまっていたので、要注意だな。水というのは必ず入手できるものではない。

写真

最後は長い長い峠。ビーフライン的なものではない一般的な峠。ゴルフ場を越えると川に沿ってダイナミックな下り。ペダルをとめて重力に身を任せての降下。やがて十王ダムなる看板があってその向こうにかすかに見えるのは・・・太平洋!しかし残念!太平洋との本格的な邂逅はまだ先の話。ここでルートは北へ折れて山々のすそを(また)アップダウンを繰り返して進むようになる。追いついてきたサイクリストに「これを帰りに上るかと思うとうんざりですよ」と言うと「去年、帰りの十王峠でグロッキーでしたよ」とのこと。ああ、去年もこの人は600kmを走ったのか・・・。


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十王ダム。左下のほうの「笠間」から山並みを抜けてきた。海まで数キロだけど、ここでルートは北上。山すそのアップダウンを抜ける。



200kmあたりのコンビニでビバーク。後で思えばここが運命の第六PC。駐車場でまったりしていると、後続の参加者も入ってくる。まだ僕の後ろにも人がいるんだなあ。空には晴れ間は見えないけど、それほど暗雲という訳でも無し。天気予報的には茨城では夕方から雨が降る可能性があったけど、福島では降る確率は低そう。茨城をぶっちぎっちゃえばもしかしたら降雨無し?だったらラッキーだ。

再スタートすると、ビーフラインで一緒に走っていた赤いスポルティフの方と再び出会う。ミスコースしかけたところを助けていただいたりしながら、この方とはPC3までほぼ一緒に。途中でスタッフの方から「会長!」と声をかけられていたが・・・AUSAX JAPAN会長?。

さてさて、ここまで200kmも走っているのにはっきりとした腸脛靭帯の痛みが無い。これはもしかしたら治っているから?と思いつつも、段々とハリが強まってそれは痛みに近い「違和感」になっている。そろそろ薬が切れたかな・・・あ!治っているわけじゃなくって「痛み止め」のおかげ?ただそれだけのことか・・・。痛み止めが切れたとき、どうなるんだろうか。


写真
コンビニ休憩中・・・
写真
200km!残り400km・・・。
写真
フラットな田舎の道。こんな道ではペースがでるが。



北茨城の山裾を上ったり下ったりしていると、ついに「福島県」の看板が。福島県と言えばもはや関東ではない。そこはもう東北。蝦夷地。勿来の関を越えて蝦夷の地へ攻め込む僕はまるで坂野上田村麻呂。という気分は無いけど、ついに!という気持ちはある。このあたりの集落は元炭鉱の町だったようだ。そういえば常磐ハワイアンセンターってのもこのあたりだったよなあ。もっと先か。そこそこ長い上りのピークに二つの看板。福島県、いわき市のふたつの看板を越えて下り、緩やかな道を20kmほど走る(とあっさり書いても1時間は経過するわけですね)とそこが第二PC、勿来のコンビニだ。


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福島県への境。アップダウンばかり・・・。
写真




勿来のコンビニにもスタッフの方がいらして(本当に頭が下がります)、この先のPCくらいから雨が降っていると伝えられる。痛み止めを飲むものの、雨の中で膝を冷やしながら運動を続けるというのはあまり良くないという気がする。第三PCでリタイヤするか?あるいは第二PCの先にはいわきという大きな駅があるらしいので、そこから輪行ならば今日中に家に帰れるだろう。でもせめて300kmは・・・第三PCまでは行くか・・・。かの観光地、あぶくま洞だし。


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勿来。もう陽も落ちつつあって空はどんよりし始めた。この先には雨というが、僕がついたころには止んでいるといいのに・・・。



PC3 小野へ

幹線道路を進む。徐々に迫る闇に備えてBR C2.1を点灯。後にスタッフカーの方から「原付かと思った」と言われるほどの強力なライトだ。今回の参加はこれを使ってみたかったということもあった。このあたりはそれなりの「都会」らしくクルマと街灯が多いためにそれほど強力には感じられないが・・・そのうちきっと。とか思っていると繁華街に入っている。これがどうやら”いわき”の街らしい。初めてきたが、結構栄えている。小もjが激しかったときには、ここで輪行と考えたこともあったけど、この幹線道路は結構いいペースで走れているので、その必要は無さそうだ。鎮痛剤も効いてきているし。いわきの繁華街を抜けるとぐっとあたりが暗くなっていく。段々と郊外の道に。相対的にC2.1の光量が力を増してくる。素晴らしい。クルマのライトほどは左右への配光は無いけど、光量には何の不満も感じない。それも Lowモードなのに。


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いわきはこのコース上もっとも人を多く見た気がする。繁華街を通ったし。



" いわき"からは磐城街道を北上。磐越線の脇を沿って進む道路だ。もうすでに夜の道。あたりはあまり見えないけど、地方都市から地方都市の郊外、田園地域へと移り変わってきていることは感じられる。月は雲で覆われてしまっているのだろうか、まるで見えていないけれども、闇夜を照らす街灯や家の灯りが黒い水田にキラキラと反射している。蛙の鳴き声がうるさい。暗いまま道は山間に入っていくようだ。街頭すらなく、左手から渓流を流れる水の音。切り立った崖の中腹の狭い平場を縫うように作られた道なんだろう。後で知るのだけど、ここは夏井川渓谷という福島県の名勝。秋は紅葉が大変美しく、この道と並走する列車は観光客のために速度を落とすのだそうだ。もちろん、そんな美しい景色は陽があるうちにここを走れた人たちの目を楽しませられるだろうけど、夜になって入ってくる僕のようなペースの人間にとってはただの真っ暗闇の道。街灯もないので自転車にとりつけられたライトだけが頼り。C2.1Eのパワーはそんな闇の道をガツンと照らす。不安はない。

不安になってくるのは「雨」。ついに降り出した。危惧していたような夕立っぽい雨ではなく、細い雨粒が少しずつ。夏井川渓谷の道は緩やかな登りで、道は 1.5車線ほど。右に左に折れながら、しかししっかりと北上していく。PC3まではやはり60kmくらいあったろうか。同行している赤いスポルティフの方が30数キロ先までこのままずっと、だと言ってくれる。ということは残りも大体そのくらいかな・・・。雨足がだんだんと強くなってきて、ジャージをうっすらとぬらし始める。まれにぽつんとたっている自販機の前で雨の装備をしている人がいる。踏み切りの灯りで雨の装備をしている人がいる。やがて赤いスポルティフの方が自転車を路肩に寄せて雨具を着るというので、あわせて止まった。自転車から降り、C2.1の明かりの中でレインジャケットを羽織り、シューズカバーをつける。ふと今まで来た道を見ると完全に真っ暗。もしライトが消えてしまったら、前後左右もわかるまい。


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夏井川渓谷を走る。夜の峠はブルベの醍醐味「らしい」



さきほど踏切のところで雨具をつけていた女性の方がやってきて3人で走り出す(この女性も先週600km走ったそうだ)。ふと先をみると山陰の向こう遠くの空がうっすら白く照らされているので人里だ、第3PCの町かな、と思うが小さな集落があるばかりだったりする。きつくはないけど、上りは続いている。雨も。膝が変に冷える前に下半身を覆う何かがほしい。次のPCにいけば上下の雨合羽が売ってるかもしれない・・・と期待。雨粒はそれほど大きくはないので、上半身と靴を覆うだけで意外と快適な走りが楽しめている。ところどころに「あぶくま洞」の看板が立っている。はじめに見たときはあぶくま洞まで 36kmだったか。だいたい2時間・・・半、次は16kmくらいだったから1時間くらいかな、と計算しつつ。

何度も何度も踏切を渡る。雨でぬれたレールをわたるのは少しだけ緊張する。一度だけ列車とすれ違った。今何時かわからないけど、輪行して逃げれるわけだ・・・。やがて一人独走になって小さな山あいの町に入る。小さな駅と小さなロータリー。小野新町駅。駅前に開いている店はないけど、駅前旅館が数件あるようだ。営業しているかどうかわからない雰囲気だけど、もしものときはここで宿泊して明日の朝、鉄道で帰ればいいよな。人気のない商店街を走り、つきあたりを右折したところにセブンイレブンの看板。第三PC。


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※今、地図を見ていて気づいたことがある。小野新町って「リカちゃんキャッスル」のある町か。コースのすぐわきじゃん!昼間に行ったことあるけど、ずいぶんな山の中の町だねえ・・・。

600km完走文 第一話

皆さんのご支援ご声援を受けてBRM607 アタック福島を無事完走いたしました・・・という完走文を書いたのだけど、誤って消してしまった。かなりやる気なくなったものの、古い原稿があったので手直しして入れてみる。googleマップはうざいうえ面倒くさく、今回の悲劇の原因となったのでもうやめてやる・・・。しかしまあ、ブルベも5回目ともなると、書くこともずいぶんなくなってしまう。やっていることは毎回同じだからね。距離が長くなるにつれてレポートが短くなっていってるような気もするが、しかし、とにかく走行時間が長いのがブルベの特徴。その特徴をよく理解していただくためにあえてだらだら長く書いてみたい。読みたくないと思うけど。

なんか前はここにブルベへの誘いが書いてあった気がするけど、忘れたので書けない・・・。


さて、スタート会場の話をしよう。スタート会場は僕が参加した埼玉のブルベでは空き地に天幕がはってあってそこが本部になっていた。神奈川ブルベでは駅前に小さなテーブルを置いてそこが(雨のときはどうするのだろう)。スタート地点はイベントごとにまちまちなので、その時々に応じた本部が設営されるんだろう。

スタート会場へ来る手段は人それぞれ。僕はクルマで入るが、けっこうな距離を自走で来る人もいるし時間が許せば輪行や前泊もいらっしゃるようだ。クルマできた場合、途中リタイヤしたときここへクルマを取りに戻るのが厄介な問題になりそうだけど「完走すればどうということはない」。会場へついたら自転車を用意し、受付を行う。すると「ブルベカード」なるものがもらえるのでそれに名前や住所など必要事項を記入。ブルベカードはちょっと前までの保険証のような三つ折の厚紙で、チェックポイント通過時間などが記載される。もしこれをなくしてしまったりすれば、失格となってしまうので注意。ぬれないようにしまおう。

スタート時間が近づくと、今回の注意が述べられ車検が始まる。しっかり参加者一人ひとりの装備がチェックされる。このあたりはパブリックスペースを使って遊ぶためにきちんと行われている。スタート時間は出発グループごとに一意に設定されていて、実際には少し前後して出走する人もいるが(車検はひとりひとりなので)、6:55だろうと7:15だろうと7:00スタート扱いとされる。遅刻した人も同様。これは速度を競い合うものではないからだ。

という具合にスタートになった。


スタート!この緑のジャージは・・・パリ・ブレスト・パリ参加者軍団!?ついてかないぞ・・・。


PC1 岩瀬へ
オダックス埼玉の主催するブルベは、200km、300km、400kmと進むにつれて第一PCまでの距離が遠くなる。なぜだろう?他のところもそうなんだろうか?

PC というのはいわゆるチェックポイント。スタッフの方がいてチェックしてくれたり、あるいは商店のレシートなんかで通過を確認する。なんでPCっていうんだろう。フランス語由来のはず。ちなみに200kmのときの第一PCは大体70kmポイント、300kmでは100km、400kmでは115kmくらいに設けられていた。で、今回の第一PC「PC1 岩瀬」はなんと140km先。しかも「あの」ビーフラインの先・・・。「あの」ビーフラインというのは茨城の山間部をつっきる広域農道で、10%くらいのアップダウンが続きまくる通称「坂の百貨店」。しかも山間部をつっきっただけの道なので、景色がよいわけでもなく商店や人家もなく、ただひたすら登って降りてを繰り返すのみ・・・。まさに坂のための道。坂に対してピュアな姿勢。それがビーフライン。なんといってもビーフすらない。

その第一PCへ向かって走る。その行程はこれまでの埼玉ブルベで走りなれた道。慣れているのはいいんだけど、刺激が無いから飽きるというかなんというか。関東平野の広大さを思い知る。行きはまだそれなりのペースで走れるからいい。40km/hには到底及ばないけど、30km/hよりは速い巡航。全体平均速度を見ても35km/h前後で進むことができる。けど、帰りのことは初めから心配してもしょうがないけど、気分的につらいんだよな・・・。やがて前方に大きな山容が見えてくるようになる。筑波山だ。ビーフラインは筑波山の向こうにある。そう思うと少し萎える・・・。。周りにいる人たちに時々声をかけるが、すでに600km完走経験があったり、まさに先週600kmを千葉ブルベで走ったという方ばかり。この部隊の部隊章は騎士十字章のようだ。こっちは今回のテーマ「自転車の鬼に付き合わない」を思い出し「自主独立走」を固く誓う。ギアはどこまでも軽く、アウターも封印。膝にまったく負担をかけないペダリングで膝の痛み爆発を1kmでも先のべするのだ。

今回のツーリングで面倒なのがこの膝。315BRM400で痛め、322BRM富士一周で爆発させてしまった腸脛靭帯炎。かなりの頻度で整体したり医者にかかったりしていることもあり、松姫行ったり草津上ったり富士登ったり、糸魚川へ完走したりしているわりにはだんだんと快復してはきているようだ。きているようだ、程度でしかなくって、無理をすればどこかで必ず破綻する。もともとの原因である「崩れたペダリング」が治っている訳ではないから・・・。


今はまだ楽しそう。不安はあるけど腹はくくった!


今までのブルベではPCまで一気走りを続けてきたけど、今回は長丁場ということもあり途中に自主休憩ポイントを設けることにしていた。それは300kmブルベの休憩地点のコンビニ。つまりだいたい100kmの地点。そこから先にビーフラインがあるので、ここでいったん休憩を入れようという見積もり。その休憩地点まで走ってみると「自転車の鬼・・・kskさん、たけさんとたびたび一緒になった。無論、足がついていっているわけではなくって、彼らがアイスクリーム食べたり、ながーい信号にひっかかったり、トイレ行っている間にも僕は走り続けていたというだけだけど。でもこの休憩ポイント以降、彼らを見ることは翌日まで無いのだった・・・。休憩ポイントではバターピーナツ入の菓子パンとかを食うが、暑さにやられているんだろうか、残してしまう。なんだかうまく咀嚼できない。でも、そこそこ食ったからいいかあ。



キケン!ドーモくん地帯。


どこまでも広い関東平野。しかしビーフラインは近い。


ここから国道沿いをしばらく走るとビーフライン。ビーフラインも「速く」走ろうとしなければそれほど恐ろしいところでは・・・ないわけではないんだけど、許せる範囲。インターバルトレーニングを愛する人にとっては素晴らしいトレーニングロードなんじゃないだろうか。尾根幹の一番きつい部分がいつまでも続くようなイメージをしてもらえばだいたいそんなイメージ。ここで赤いスポルティフ風の自転車にマットやらバッグを積載した年配のサイクリストと出会い、大体同じペースで走り続ける。聞けば雨具を積載しているそうだ。雨が降らなければただのデッドウェイト、特にこういう場所では荷物というのは本当に厄介ものだ。


うれしたのしやビーフライン。たのしくねーよ。


こうして、第一PCまでは無事に終了。到着時間は13:30くらいで、想定していた到着時間とほぼ同じ。膝は違和感が無いとは言えないけど、まだ大丈夫。いつもだったら80kmも走ると痛み出すのだけど、今回はペースを控えめにトルクもかけず丁寧にケアしているので何とかなっているのかもしれない。とはいえ、ハリはかなり強くでてきているので、一旦爆発したらどうなるのか。あとなんだか鼻水も酷い。言い訳はたくさん用意するに限る。そうさ!いつでもリタイヤする心構えはできている!

※第一PCでの食事はよく覚えてないけどブリトーかな?これはおいしく食えた。あと走行中にウィダーインゼリー

600km走る前の話

600kmブルベはぎりぎりまで参加を悩んでいた。毎日のように治療を受けていたけれど、膝の調子はやはり怖かった。富士ヒルクライムではだましだましやってみたけれど、距離はたいしたことなかった。前日朝には熱まででたけど、昼過ぎに熱が下がってきてとりあえず行くことを前提に動き始める。

自転車装備はこんな感じ
 自転車
  デローザ ネオプリマート
  ハブ軸にライト2灯(CATEYE + BR C2.1)
  リアライト
 フロントバッグ
  カメラ、ヘッドライト、シューズカバーなどを入れておいた。

ウェアはこんな感じ
 上半身
  半袖インナー
  半袖ジャージ
  レインジャケット
 下半身
  ショートビブ
  skinsロングタイツ

これだけ用意してベッドに。といっても12時をまわるくらい。朝4時半にタイマーをあわせて寝る・・・が、寝付けない。ナウシカを半端なところまで見たせいだろうか・・・。

起きる。ウェアをきてみる。skinsはレーパンの下に直接履いてみるが、どうも縫い目が気になる。あきらめてレーパンの上に履くことにする。skinsの公式サイトでもこの履き方を推奨しているし、T-mobileの女性チームもそうやって履いているから、まあいいだろう。

クルマで会場近くへ到達すると、ブルベ参加者たちがちらほら。あ!反射ジャケット忘れた!と思いながら駐車場へ。忘れたからDNSになってしまっても仕方がないよなあ、と思って会場のkskさんに伝えると、売っているとのこと。ありがたい・・・。予備が欲しかったんだよね、いろいろな事情で。...こんな形での入手になるとは。

と、いうことでDNSには失敗。ずるずるとスタートに向かう・・・。

下半身のウェアはどちらも今回ほぼ初投入。残念ながらひどいことになった。特にアシックスのレーパンは僕には少しサイズが大きいようで、それに起因する擦り傷が数カ所に。そしてskinsもペダリングをしていると膝の後ろに少ししわになるんだけど、そのしわにあわせて擦り傷ができた。skinsの弁護をするならば、たしかに疲労の蓄積に対して効果あったようだ。同じ条件でテストできないからなんとも言えないけど。

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