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【落武者魂】 11 BRM507埼玉600

落武者魂

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BRM507 アタック日本海 3

 PC3に到着する。でもまだ300kmにも到達していない。疲れてはいるけど・・・うーん、この疲れはなんというのか・・・疲れているというかだれているというか。だいたいですね、70km~170kmくらいの距離のころに楽しいひと時があって、それ以降はだいたい同じような疲れている状態が続くんです。だれてるだけ?いずれにしろ200kmも600kmも1000kmもそれ以上もおんなじような疲れがだらだら続いて、それに眠さが加わるかどうかの違いだけ。それも多少なりとも仮眠をいれれば路上でふらふらし続けるようなことにはなりません。というか、蛇行や転倒の恐れがある場合は速やかに走行を停止して仮眠するのが自転車でも自動車でも基本です。躊躇してはなりません。特に日本の道は道路わきがすぐに側溝だったりするので超キケン。ふとした判断力の低下で電信柱にど根性ガエルします。

 と、PC3で買い物をしているとなんだか外が騒がしい・・・って雨?本降りじゃんかよ・・・。天気予報では12時以降に数時間まとまった雨って感じだったのにかなり早まったもんだ。予定通りの運行なら、ほとんど降られずに長岡へ入れると思ったのになあ。畜生。しかたないのでレインジャケットとレインパンツ、シャワーキャップをヘルメットにかぶせて足は・・・トゥカバーで我慢しようか。走り出しても雨は強まるばかり。雨装備のおかげで足首以下以外は快適そのもの。蒸れそうだけど、あめのおかげで強制冷却されるので不快さはないのだ。



 日本海にでるけど・・・まっくらなので本当に日本海がそこにあるのかわからない。これではクルスク7や北の国から来た挑戦が上陸してきてもまったくわからないではないか。本当にそこに日本海はあるのか。せめて波音とも思うのだけど雨の音でかき消されてしまっている。雨は土砂降りとは言わないけど結構本降り。前走者の後ろに不注意に入ると後輪からのしぶきがきついことになるので、できるだけ避けるのだけど、なかなか難しい。いちばんの問題はブレーキだ。ブレーキを握ってもスイッとすすんでしまうのでヒヤリとすることがある。雨の中で走るのは恐れるものではないけれど、あまり人数が固まって走るのは避けたほうがよさそうだ。

 あと雨の中で嫌なのはサングラスにつく水滴。昼間だとまだいいんだけど、こういう暗闇の中だとちょっとした光も乱反射で視界を塞ぐ。なので結局はずしてしまうことに。裸眼は裸眼で辛いのだけど、見やすい。これで明日の朝は目が真っ赤になること確定だけどね。

 PC4はスタッフの方々のアドバイスもあったのでさっさと引き上げてその10kmほど先の長岡駅を目指す。少し雨も弱まっていたし、今のうちに・・・。駅の手前でマクドナルドをみつけたので晩飯を買い込み予約しておいたホテル向かう。幸いにもロビーに停めることができたので自転車については安心。部屋ではさっさとシャワーを浴びてごハンバーガーをたべて・・・3時間は寝ますよ。


※ハンバーガーを背中にいれると潰れます。しかも雨で濡れて・・・。

 結局4時間はしっかり寝た。体を軽くほぐし、昨晩受け取っておいた着替えバッグをあさって走りだす準備。汚れ物を着替えバックにしまって自宅へ送ってもらうのだ。超らくちん。健康ランドは結構うるさくって繊細な僕にではしっかり眠れないのよね。それに館内移動時間もかかるし。ホテルならそのあたりはすべて解決。ベッドで寝れたというこの幸せ!初めてのブルベは寝ることができなかった・・・。健康ランドで眠れぬ夜をすごしたこともあった・・・。PCに止めたクルマの中で仮眠したこともあった・・・。コヨーテの叫びが聞こえる路肩で眠ったことも・・・。それがいまやホテルに泊まってくつろぎブルベ・・・。どんどんストイックさが薄れていきます。

 4時半に近くのコンビニでたのしいなかまたちと集合。さて、おうちへ帰るよ。雨はすっかりあがって、今日は日差しが強くなりそうだ。「復興をめざして」という大きな看板があがっている建物がある。新潟県中越地震のことだ。あの地震も10年も前じゃない。あのときも原発全停止とかで停電するとかしないとかやってた。過去は忘れられるもの・・・



 長くゆるやかな登りがつづく。同行者のパンク修理待ちなどでゆったりとしたペース。日陰に入るとやたら寒い?雨が落ちてきたので雨装備にすると走りだしてすぐやんだりして笑われる。つうか寒いんだけど。ちょっと休憩しているとガクガク歯の根が合わないような震えが。超寒いよね?って同意者無し。
フロントバッグにたけのこの里(なんということだ!きのこの山がなかった!)をつっこんで走りながらぽりぽりと食べる。ふと手を突っ込むと無茶苦茶溶けてるじゃん!直射日光があたると一気に溶けちゃうのね、と思っていたがあとで気づいた。フロントタイヤがバッグの底をこすり続けているので摩擦熱で溶けたんだねえ・・・。



 苗場、三国と昨日の道を戻る。うーん、立ちこぎしてもなにしても心臓がバクバクする感じがしない。はぁはぁする感じもない。もう疲れちゃってるからかなあ・・・。ペースがあがらなくってもどかしい気持ち。だらだらと三国峠を越えると晴天。下れば下るほど気温があがっていく。関東平野に戻るとまたまた追い風の模様。まだ200kmくらいあるのかよ・・・と思うとモチベーションの維持が難しい。最後のPCのあたりからはちぎれて一人走る。



 連休の最後とあってかクルマがやたら多い。やる気もないし、クルマも多いしで最後の区間は途中から一人旅。寄居のあたりでこちらの速度を見誤ったであろうトラックが全然追いぬいていないのにこっちへぐいっと寄せてきて半分死ぬ。もう少しでグロ画像になるところ。そっからペースをあげてってゴールの見える橋のうえをかっこよく突っ走って・・・と思ったらゴール会場は橋の下だったので誰も見ていなかったのでした。



 そして翌日から39度の熱が・・・。

 お わ り
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BRM507 アタック日本海 2

 ※まだ走り出してもいなかった。

 車検をしてスタートしようとするも、雨が降り出していたのでいったん自転車を端に寄せて背中のザックを下ろしてレインウェアをまとうことにする。上を着て・・・うーんけっこう降ってるなあ・・・ということでレインパンツも。とかやっていたら見知った顔はすでにいなくなっていた・・・。一人スタート。30分ほどすると雨も当たらなくなり、段々群れてきたし、振り返ると集団が長く続いていたのでサインを出して端に寄せて停止。ひとりレインウェアを脱ぐ作業へ移る。ようやっと越生か。宇宙友の会を越えて北上し、淡々と市街地を進む。まだ朝早くって交通量が少ないのだろうけど、かといって軽快に走れるような感じでもなく、帰路はきっと込んでるのだろうなとか考え始めてすでに気分が落ち込む。さて、ひとつめのPCまでは100km無いくらいの距離だったよな、腹減ったけどどうしようかな?とか思っていたらポンチャンとしぃちゃんがコンビニでくつろいでいたのでそちらへ。軽く挨拶してでていったら二人ともやってきたので3人列車で進む。運転手はしぃちゃんだ。そしてそのままPC1へ。ここのコンビニは非常にランドヌールに親切なところで、テーブルやいす、ドリンクなどの差し入れまでしてくれていた。心が温かくなる。そういえば、始めて糸魚川ファストランを走ったときに、冷え切った体で転がり込んだコンビニの店長が「東京から糸魚川!すごいすごい」とおでんやら何やらをくださったことがあった。やはりとてもうれしかった。僕もチャレンジする人に温かい人でありたいな。

 さて、とにかく初めの100km弱は終了。ここまでは語ることも特に無いという感じ。ここからは三国峠越えということだ。うわさには聞いたことがある三国峠。すごく狭く長いトンネルで自転車で駆け抜けるにはあまりに怖い・・・という話をよく効いたり読んだりした。なので個人的にはまったく行く気はしなかったのだけど・・・。行って、見てみるしかないな。



 コンビニでたらたらトイレとか行っていたらたのしいなかまたちにおいてかれる。ぽぽぽぽーんと飛び出ていったけど、すでに地の果てまでその姿は見えず、やむなくたんたんと走っていたら小さな峠でその姿をみかけた。わが鉄血長征号には29Tの大口径リアスプロケットが装備されているのでその火力で三国街道を粉砕、前進。みんなでいったん集まろうという話だったらしいコンビニも余裕でぶっちぎって三国峠を上り続けた。三国峠の特徴は・・・特になく、それほど一応幹線国道だけあって斜度もきつくないし道幅も余裕がある。恐れていた交通量もかなり少なくって拍子抜け。これなら奥多摩湖へ登るほうが大変なくらいだ。上のほうへ上がってくるとスノーシェッドがあったりしてそこはかとなく走りにくい・・・いや、それほどでもないなあ。という感じでたらたらやってても登れる山。峠そのものは悪名高き三国峠トンネルをくぐる。確かに長く狭いトンネルで路面も良くは無い。けどやはり拍子抜け。去年春にフレッシュのコースとして通った日足トンネル(日光-足尾間)のトンネルの方がはるかに長く、そして交通量がやばかった。でも、トンネルでリスクおうなんて馬鹿馬鹿しいので拍子抜けでいいのです。





 三国峠を抜けると・・・おお、苗場!大学生のときに一回だけ来たことあるなー。ああ、プリンスの脇のあのへんの民宿泊まったんじゃないかなー。さすがにスキーはやってないのかな?雪はちょこちょこ残ってるね。その後もあんまりスキーをやって無いから詳しくないのだけどいくつかのスキー場を抜けて走る。天気もよくなってきて暑いくらい。基本的に下り基調はいいんだけど、トンネルの路面が劇的に悪く狭く怖い。長くは無いのが救いだ(短くもない)。たしかにこの路面ではちょっと間違うと路面の穴にはじかれて落車のキケンがある。悪ければそのまま後続のトラックにプチっということも・・・いやいやそれは考えまい・・・。そこまでいかずとも、振動で部品が飛んでったり、パンクとかしかねない。と思っていたら一緒に走っていた仲間たちにそういったトラブル発生。しばしの休憩になるものの、ダウンヒルの遅い連中(僕とか)は先に次のPCへ向かおうとなる。塩沢石打?をすぎてしばらくは国道17号に沿って下るだけ。しかも追い風じゃないか!



 という感じで三国峠を挟んだ120kmほどを無補給無給水で走破。のぼりで気温が低かったおかげであまり水をのまなかったらしい。最後にはすっからかんだったけど。水を飲まないのはよくないんだけどね。

 PC2でみんなと合流して再出発。・・・・・・どんなとこだったかよく覚えて無いな・・・。やがて小さな峠にさしかかった。峠そのものは問題なかったのだけど、なんか・・・寒い。寒すぎる。ガタガタ震えがきた。どうにもこうにもなくなってレインジャケットを着込む。するとすぐに頂上じゃないか。そのトンネルを抜けるともっと雪景色。そしてダウンヒル。これはジャケットを着込んだオレ勝利、と思ったら、なんだか蒸し暑い。どんどん北上しているのに不思議なものだ。





 日が落ちる。ペースは悪くない。まったく予定通りの運行といった感じだ。このままいけば長岡に今日中に到着できるだろう。うまくいけば5時間休憩もできるくらい。600kmブルベといえど、4~5時間もホテルで休めるとなると単なる二泊ツーリングと変わりない(と思い込むのが大事)。はじめは寝ずに一人で走ったなあ・・・。モーテルで雑魚寝、車中仮眠、荒野の路肩寝、健康ランド寝、ときてついにホテル自室寝の時代になった。日本の宅配という強力なロジスティクスとビジネスホテルとのコラボは、僕の600kmブルベ観にコペルニクス的大転換をもたらした。もはやフグバッグは必要ないのか・・・そう思わせるほどの。



 雪国特有の雁木づくりの商店街を駆け抜け、僕らは走る。やがて日が落ち、PC3へ到着するまでに暗い遠の空がでちかっちかっと光る。それは遠雷。でもまだ、その不穏な雰囲気は僕にはわかっていなかった。街灯に照らされた住宅街を走りながら「ここが多摩地区だって言われてもわかんねーよなー」とかくだらないことを重いながら僕は走っていた。

BRM507 アタック日本海 600km

 なんか走り終えたら高熱を発して寝こんでしまってるので、気づく前に書いたところまで。

 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※


 朝起きると寒い。なんとか布団をでてエアコンと床暖房をつけるゴールデンウィークの終盤。まだ夜は明けていない。寒い寒いと凍えながら出発の準備をする。この週末はBRM507 アタック日本海600kmに出走することになっていたのだ。入間から北上しまくって三国峠を越えて日本海へ達し、折り返してくるコース。完全な折り返しではなくって三国峠周辺以外は輪になっている感じだ。ちなみに350km地点付近で長岡駅前至近を通過するのでそこでホテルに泊まる予定。たぶん、このホテル泊可能という情報がなければ出走しなかったと思う。すでに今年600kmは完走していてPBP参加のための最低条件はクリアしているし、5月14日にも600kmブルベがあるから。5月14日といえば2週連続。2週連続600kmは許容できる範囲だけどやっぱりアホですよ。つうか普通に考えて600kmもありえない。周りにそのくらい屁でもないサイクリストが多すぎて鈍感になっているかもしれないけど、ブルベ人口って日本で1500人くらいじゃないですか?1億2000万人いて1500人くらいですよ、きっと。しかもスーパーランドナーまで取得する人はどれだけいるんですか。この駄文を読んでいる人の7割くらいはSRサイクリストな気もしますが・・・。みんな、まだ引き返せるぞ!

 それにここんとこ数年ブルベ走行距離が年間5~6000kmくらいです。でも、もともと運動音痴君なわけでだいたいシーズン終盤に足腰を痛めてペースダウンって感じ。オーバユースっていうんですか?もともとむいてないんだと思うんだよねえ。いくら走っても速くなんないし。走った距離は嘘をつかないはずなのに・・・。

 走った距離が嘘をつかないのは「人はなんにでも慣れる」ということ。600kmというのも慣れるし、600kmの途中でホテルで休む軟弱さにも慣れる。人はなんにでも慣れる。ゆでガエルの例のように慣れてしまうのだ。だからほんとは出ないつもりだったけど「なんだビジネスホテルが予約できるじゃねーか。しかも高くないし」と思って「おっとつうことはフグバッグを使わなくたって荷物は現地に発送しちゃえばいいよな」と思ったらホテルへ予約してしまった木曜の夜。前日の金曜に荷物も発送。自転車は先週乗ったから・・・まあチェーンへオイルをひいておくか。

 クルマに乗って豊水橋へ。豊水橋スタートは・・・自分の車で行くのははじめてだなあ。GWだから混んでるかなと思ったけど午前4時すぎではまだ渋滞とかはなかった。そのままスムーズに豊水橋の駐車場につき受付を。しかし寒いな。ここまでもクルマのヒーターをガンガンに効かせてきたけど。めずらしくスタートまで時間があるので車内で横になりFFヒーターをつけて休む。やがて・・・楽しい仲間たちがあたりに集まってきたようだ。僕は車内で上体を起こしボンヤリとしている。どうやら楽しい仲間のひとりが「ヘルメットを忘れた」とのこと。たまたま妻のヘルメットが車内につってあるので試してもらうがまったく入らない。僕のヘルメットも。これではDNSかも・・・という話だけど、うらやましい。僕もDNSしたい・・・。あ、もう受付しちゃったからDNFになるのか。

 スタート時間が迫る。寒さは少し和らいでいる。でも・・・雨が降ってきた・・・。まいったね。予定ではまだ降らないはずだったのに・・・。ちなみに今回の天気予報では新潟の夜間に本降りの雨、および日曜はときどき雨という話。新潟の雨は時間的に長岡のホテルにいる間に雨がざっと降るはず。日曜は基本的に晴天だし気温も高い。一時的な雨は問題にならないだろう・・・という予想。だけど600kmを走るということは、この日本では雨は常に覚悟しなくてはならないものだ。なので雨具装備を用意。具体的にはレインジャケットとレインパンツ、それとシャワーキャップ。防水靴下とグローブまではいらんだろ。防寒用には長袖ジャージとつま先カバーを用意。それらを背中に背負うのが今回のスタイル。ロングライドでは背中に背負うのはできるだけ避けるようにとよく書かれているけど、実のところそれほど嫌がる必要は無いように思う。とりあえず背負ってみて重い、と感じ無いくらいであれば背負い続けても問題ない。ただ湿度の強い酷暑の中では大量に発生する汗がお尻に垂れてきてヤバい場合があるので注意。

 他にフロントバッグを装備。オイルやウェス、ワイヤーロックなんかを入れておいた。このフロントバッグは昔からちょくちょく使っているのだけど・・・フレームサイズのせいか・・・フロントタイヤにこすれがち・・・。今年に入ってステムを変えたせいか以前は締め上げれば大丈夫だったんだけど、今回は最後まで悩まされた(先に書いておくと、摩擦で外皮と内装のプラスチックが破れて穴が開くに至った)。あると便利なんだけど・・・難しいね。

 といったところでスタート時間とあいなるのでした。
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