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【落武者魂】 10 淡路島ロングライド150km
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10 淡路島ロングライド150km

淡路島ロングライド150とタンデム 試走記



 いろいろあって、淡路島ロングライドへテスト走行として参加してきました。私たちと兵庫県のサイクリスト夫婦の方々と二台のタンデム自転車が参加です。おりしも台風14号が日本列島を急襲していて開催も危ぶまれる状況でしたが、とりあえず土曜日の朝五時に車で出発。浜名湖の先までざんざぶりだった雨は名古屋を越えるくらいではあがっていて、うまくいくと「台風一過の晴天」かなと淡い期待ができるくらい。兵庫にはお昼過ぎについたので、神戸でフンパツした神戸ビーフを堪能。それから受付へと向かいました。



 受付ではもう一組のタンデムの方とご挨拶。それから自転車をみせてもらいます。そのタンデム自転車は細身のパイプで組まれたスマートなフレーム。メインのブレーキはキャリパーですが、サードブレーキはカンチをストーカー(後席)がひくタイプ。コンポはMAVICの電動。よく現存するもんだ・・・と思ってしまったような代物。全体的に見て僕らのタンデムよりも、よりロードっぽい仕立てです。

 前夜は近くのペンションに泊まって、夜は県立公園(真っ暗)から夜景を見たりしました。そして朝4時に起床してスタートへ向かいます。



 テスト走行ということで最後尾からのスタート。参加者は台風のせいでかなりのDNSが発生したと聞いていたものの、見える範囲どこまでも連なっています。もう先頭はとっくにスタートしたはずなんだけど。それにしても朝焼けが美しいね。



 スタートからしばらくはどうしても人が多くって大渋滞になってしまいがちですが、走行スタッフの方々の存在や時差スタートのおかげで団子状態や並走がひどいという状況にはなっていませんでした。



 参加者の自転車はロードが多いのですが、クロスバイクやMTB、小径車なども少なくありません。またいわゆるサイクルウェアっぽくない服での参加者も多くって、ちょっと新鮮。



 淡路島の東岸は大きな町もあるものの、まだ朝早いので交通量も少なく走りにくさはありませんでした。むしろ町や集落の人たちが玄関先や道端で手を振って声援を送ってくれるのがありがたい。



 南岸へでると雰囲気が変わり山が海にぶつかってダイナミックなアップダウンを生み出しています。そうか、15%の坂があるというのもまんざらうそではないのかもしれないな・・・。ここでもう一組のタンデムの方々においつけず。追いつけずとかそういうレベルではありませんでした。正に「格違い」。もう「タンデムは坂に弱い」なんていいません。「僕らが弱い」、それが真実でした。謹んで訂正いたします。いや、冗談じゃなくショッキングなほどの力の差でしたよ・・・。


 
ナゾ・・・。そしてUFO神社もありました・・・。



 雨・・・降らないよね・・・。150kmといえど、けっこう長い気がするなあと言ったら「土地勘が無いからではないか」とのこと。そうかもなあ。今どこ走っているのか、何キロくらい走ってるのかまるでわかってないからな。



 コース上にはこういったSAGカーも走っているようでした。



 うーん、けっこうアップダウンありますよ。



 でもそういうところは風景が魅力的。



 佐渡ロングライドもそうなんだそうですが、エイドステーションの出し物が充実。トン汁、おにぎり、パン、にゅうめん、たまねぎスープ・・・などなど。おにぎりやパンって、それだけで何種類・・・10種類くらいあります。つぶあん、こしあん、メロンパン、クリームパンなどなど・・・。お饅頭もおいしい!やっぱりこういうのは毎回ゆっくりストップして堪能しなくては、と思っていたのですが・・・。



 雨が・・・。しかも結構強い雨が。レインウェアはクルマの中だ!もうどうしようもないので、残り60km程度、増速にレバーを叩き込んでガシガシいきます。幸いにも西岸はほとんどまったいらな海岸線の上、交通量も少なくって走りやすかったのです。



 雨にけぶる淡路大橋。雨がけっこう本降りなのに、相変わらず声援を送ってくれる人たちがたくさんいました。家も見当たらないような道端でさえ。ありがたい。普段着っぽいビギナーライダーの方々とか大丈夫なんだろうか、と思いましたが、こういう声が彼らの背中を押してくれたに違いありません。



 ゴールは全員の名前をDJっぽく読み上げるやつ。と・・・とにかく止まってるとさむいお・・・。



 だから海鮮丼を食べるお!


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 そして雷雨の中600kmをドライブする罰ゲームが始まったのでした・・・。



余談

 スタッフライダーの方々は午前2時ごろに集合だったそうです。ロードサイドのスタッフの方々も早朝から、土砂降りの中を最後まで立ち尽くされたかと思うとありがたい気持ちで一杯になります。また、急な悪天候によるトラブルの増大もあったでしょうから、主催者の方々も苦労の耐えない大会だったと思います。ありがとうございましたとお伝えしたいところです。そしていままで縁の無かったこちらのほうでも、また見にきたいと思わせる魅力をいろいろと感じました。また是非関西圏を走ってみたいですね。

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