今日は暖かくなるという話だけど、宮ヶ瀬湖のあたりの標高と下りのこともあるし朝晩もあるし、先週お腹を下したこともあるので下はプレミアムウィンドタイツ、上はフグジャケットを装備。たけさんに「フグジャケットを着ている人を初めて見た」と言われる。たしかに-5度とか-10度とかに対応するといかいう代物なんだけど、でも暖房がついているわけではないから寒いときは寒い。あとは、この手の物はなんでもそうだけども、一旦インナーサイドが汗で濡れてしまうと乾かないのでそれが冷えてくるという罠がある。しかも汗臭くなる。まあ、それは本題ではないので置いておこう。
スタートの声が上がったとき、ちょうど端っこにいたのでかなり早い順番で車検を受けてスタート。やっぱり寒いね。そして・・・信号が多い。後ろの人に「インターバルトレーニングですねこりゃ」というと笑ってくれる。なんどかインターバルトレーニングを続けて、ふと振り返るとこの小集団にいたポンちゃんがいない。落ちた……落ちちまったっ……無言で落ちたっ!俺に動揺を与えないために、黙って落ちた!ポンちゃんは示した……最後の最後、ポンちゃんの強さ、矜持をっ! そしてスマヌ、スマヌとつぶやきながら青梅、高尾、津久井へと南下。とにかくクルマと信号が多い。メーターをマイル表示、西海岸時間にしていたのでよくわからないが、とりあえず悪くないペースのように思っていた。宮ケ瀬近辺まで上がると遠くの山々が薄く雪化粧。きれいだね、と下り始めるとCP1だ。
無理なペースではない、と思う。おにぎりを二個食い、再開。3人のグループで国道一号から小田原へ。うーん宮ケ瀬のあたりはさすがにクルマが少なかったけど、国道のあたりはひどい。登りよりもペースがおちるというのはどういうことなんだ。そのまま一夜城駐車場へ向けてブルベには珍しいような激坂アタック。ぬるぬるとこなして有人チェックのCP2。いいペースだ、と思っていたら既に5時間が経過しようとしているとのこと。ええ?なにそれ!?帰路の方が登り多いのに・・・。
CP2から登ってきた激坂を下ってると、妙に姿勢がきつい。見れば左ブラケットがゆるんでいるようでずり下がってる。まいったなあ・・・。とりあえず手で引っ張り上げてそこには体重をかけないようにしよう。途中コンビニなんかにもよりながら、前半一緒に走っていた人たちを追い上げるべく走っていたら、太ももがツリそうになる。はしに寄せてマッサージ。こんなところがツリそうになるなんていつ以来だろう?おそらく水を飲んでないせいだ。寒いときはあまり水を飲もうとしなくなる上に、お腹が冷えるのでさらに飲むのがおっくうになる。これがよくないのはわかっているのだけど・・・。それと・・・体重が増えてるせいだな・・・。
ミスコースをしながらもCP3へ到着。ようやく前半一緒だった人たちに追いつく(が、もちろん先に出発される)。パワーがでないのはお腹がすいているせいだとソイジョイを2本食う。これで300kcalはあるから大丈夫かな、と思ったけど全然大丈夫じゃない。宮ケ瀬へ登る道は思っていたよりは容易だったけど、太ももが危険な状態だし、寒い。無茶苦茶寒い。これは小田原で海鮮定食を食ってなくて正解、もっと遅い時間だったら・・・と考えつつ、宮ヶ瀬湖まであがってくると気温7度の表示がでてるではないか。今日は温かいですね、とこの朝に見たときは5度。なんで今俺はぶるぶる震えてるんだ・・・腹が減って体温が作れないのか!
それからはどんどんと追いつかれては抜かれるブルベ。いつものことだけど。もしマックがあったら寄って食おう、と思うも見当たらない。自分の側にコンビニでもいい、と思うが距離的にあと少しだと思うとついつい通過してしまう。高尾を過ぎ、青梅を過ぎ、ふとつけ麺屋が目に入る。うまそう。よろうか・・・あ、信号を渡ってしまった。戻るのは面倒だなあ、と思って残り15kmのところにあったモスバーガーへ。テリヤキバーガーがうまい。あっさりとしたポテトがうまい。コーラのSの小ささは何かの冗談だろうか。コーラくらい思う存分飲ませろよ。そしてぬくい・・・。
店の前はずっと渋滞で、すぐに前を走る人に追いつく。渋滞きついっすね、と声をかけて残り15kmを二人で。渋滞部分以外は17miles/hペースを維持。サイコンもGPSもマイル表示のまんまでとってもマイルが、だいたい30km/h。良いペース。というより今日一日でもっとも速度を維持できた区間。そのままサクサクと進み続け、11時間弱でのゴール。目標の1時間以上遅れ。まいる(マイルにかけてます)なあ・・・。行きにくらべて帰りがそれほど遅れてないのが不思議だなあ。
P.S.
その後、ポンちゃんたちの帰着を待っているとなぜだかkskさんとzucchaさんが。妙にさわやかなので安中コース完走帰りというのは冗談かと思いました・・・。