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【落武者魂】 ロングライド

落武者魂

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北アルプス山麓グランフォンド2012

 これまで大町ロングライドとして小規模に開催されていたイベントが、名称と体制を一新。さらにコースまで延長。エントリー人数も400人弱と、本格的な大イベントとなって戻ってきました。中止となった去年は、試走という名目で仮コースを走りましたが、今年は一参加者としてエントリー。もちろんタンデムです。しかし北海道からこのかた、まともに自転車なんか乗ってないし、細君は前々日に転んで足を挫いて病院行くしで不安いっぱい。

 前夜は鹿島槍スポーツヴィレッジへ宿泊。ここがスタート会場なので便利なのですが、宿泊施設は部屋ではなくって、寝台車みたいなベッドのみ。まあ一泊二食付きで5000円前後なので仕方ありません。スポーツ合宿なんか向けです。


 天気予報は土曜は雨で、日曜は雨もあるかな? みたいな感じ。土曜は少し標高の高いところで雨になり湿度があがりました。そのせいで夜寝ようと思ったら蒸してしまってなんだか寝付けない。ああ………困ったなあ、と思っているうちに朝に。結局一時間半くらいしか眠れず。また悩みのタネが増えたよ。



 いろいろすっとばしてスタートへ。集合場所はスポーツヴィレッジなのですが、スタートそのものはそこから数キロ下った駐車場に設けられたゲート。スポーツヴィレッジからの道が細くって斜度が急なので、そこはゆるゆると集団で降りていくのです。結構手が痛い。



 アルプスあずみのセンチュリーと同じく、4台ごと、10秒おきのスタート。ここからは仁科三湖の中綱湖、青木湖を横目に見ながら、白馬まで下っていきます。道も広く、ほとんどまっすぐなので、第一エイドまであっという間。




 折り返して60キロコースとの分岐へ。細君にどうしようか聞いてみると、問題にと言うことなので100キロコースへ進むことに。実は100キロコースだと木崎湖を通りません。景色的には仁科三湖を堪能できる60キロコースオススメ。でも、100キロコースには売るほどのヒルクライムが待っています。登りは嫌いだけど。



 道の駅のエイドから本格的に山岳開始。みっつの大きな登りがあります。ふたりとも登りは不得手なので、きっついんですが、空気は涼しいので助かりました。このあたりは平野でもすでに標高が高いので、ちょっと登れば標高1000メートルくらい。東京なんかと比べればずいぶん涼しい。



 エイドもたくさん。一個一個の登りごとにエイドが設置されているくらいの頻度です。ユーミンを大きな音でかけっぱなしのエイドもあったけど、やっぱりスキー場だからでしょうか。



 この山岳セクションを終えると、大町の方へ下り、公園へ。桃とリンゴを腹一杯食べて、大町温泉へ向かいます。大町温泉では、一人一個のパリブレストが配布。パリブレストをパリブレストパリのジャージで食いに来る作戦完了。とてもおいしい。





 さて、ここで残り時間はまだまだ数時間。あっさり終えてしまってはつまらないので、このパリブレストを作っているケーキ屋さんへ。ここにはイートインスペースがあるので、ゆったりお茶ができます。



 さらにケーキセットも食べ、お店の方や近所の方とおしゃべりしてから再スタート。雰囲気のある神社なんかを眺めつつ、鹿島槍まで長い長い8キロのクライミング。ディスクブレーキごろごろのPさんに追い抜かれたりしながら、登ってきます。



 鹿島槍スポーツヴィレッジ手前にちょっとした急坂が待っていたものの、そこをすぎればすぐゴール。結局、雨に降られることもなく、暑くなりすぎることもなく、楽しい一日を過ごしました。

 
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AACR2012



 今年で三回目の参加。アルプスあづみのセンチュリーライドです。今回も去年と同じく、田中夫婦と一緒にタンデム自転車を持ち込みました。のびやかな景色の安曇野を夫婦家族で走るのにタンデムほどふさわしい自転車があるでしょうか? 思い起こせば去年は土砂降りでコースが半分ほどに短縮しました。一昨年もいつ雨が降るかわからないようなお空の様子だったような。で、今年は?



 バーン! 素晴らしい青空。そして残雪の美しい山々。
 ついにこの日が来ました。もう思い残すこともありません。
 天気がよくって、気分爽快。あっという間に国立アルプスあづみの公園へ。



 このトイレはまるで使う人がいないかのようなほど、むちゃくちゃに綺麗、かつ冷暖房完備(多分)、さらにウォッシュレット装備。理想的な公衆トイレです。トイレからすっきりした気分で出てくれば、目に入るのはこんな景色。



 すばらしい~。夢見るようなサイクリング。チェックポイントでは応援の方々が太鼓を打ち鳴らしておりました。



 大町の方々が握ったおにぎりに、ねぎ味噌なんかを自分でつけて食べます。実にうまい。けど、まだそんなにお腹へってないのよね。ひとつもらって先へ。



 だんだん北アルプスの山々が近づいてくる~。
 大町温泉郷まで大回りして走ります。ほとんどクルマなどは走っていないので「たのしいサイクリング」の教科書のような状況です。



 私たちはCO-MOTIONのタンデム。PBPジャージ。田中さんはProgressiveのタンデムに美ヶ原HC優勝ジャージ(ただしリカンベントの部)。田中さんの奥さんはほとんど自転車に乗っていないという話でしたが、ほとんど疲れを見せることはありませんでした。素晴らしい。



 大町温泉郷では、パリブレストが個数限定で配られていました。ちなみに、大町ではこの秋に大町グランフォンドが開催されます。そこでもこのパリブレストが振舞われるとのことです。今回、GETしそこねた方も、きっと大丈夫。大町グランフォンドも挑戦されてはいかがでしょうか。もちろんタンデムも大丈夫。



 さて、いよいよアルプスの山々が近づいて来ましたが、ここでコースは一旦東へ向かって山道を抜けていくルートになります。山々といっても……。パンフレットにはスタート直後と折り返し直後に5%前後の坂がある旨記載があるだけ。ということは、他にろくな坂は無いはず。



 はい、騙された。また騙された。ルートラボ計測で10%前後の表示が出たりするアップダウンが続きます。なぜここに注意表示がないのか。初心者をビビらせないためなのか。こういうのはタンデムは苦手なのでゆっくり……と思ったら、田中夫婦タンデム、ガンガン行きます。つうか、田中さん(夫)がガンガン。奥さん、ペダルから脚外してるし(フラペなの)。それなのに目に見えて速い。おかしい。同じ人間とは思えない。連邦のタンデムは化け物か。

 脚力の差を歴然と感じてしまいました……。淡路島ロングライドのときは、お二方の総合力と僕らの総合力とで大きな差を感じましたが、今回はたった一人のエンジンとこちらの総合力とで、これだけの差。さすがに下りではブレーキ的に利があるので、僕らの方が先に行けますが……。と思っていたら、なんだか前輪の振れがひどくなってる。これは思い切ったダウンヒルも避けたほうがいいのかなあ。



 山道を抜けると広がる雪をかぶった連峰。これほどシーニックポイントなライドはあまり思い出せません。今年は寒さが長引いたのが良かったのかもね。



 折り返しは白馬のスキージャンプ場。
 ここで田中さん(夫)に「後ろの人が脚をはずしてる」と言うと「外されるとバランスが悪くなるんだよね~、って、脚外してたの?」と言う。気付いてなかったのか! 登りでさえ足を外してたというのに。人一人乗っけて気づきもせずあれだけの登りを行けるとは。まあ、脚をさぼらせていたのはちょっとだけだからなんでしょうが。
 なんやかんや言って、折り返し地点まで来ました。
 田中夫妻も心配していたような疲れはなさそうなので、このまま戻ります。当初は奥さんだけ海ノ口駅などから鉄道で帰るという予定もあったのですが(w

 

 登りに差し掛かると、なぜかスピードアップするタンデム。クライマーという人種は理解できません。



 青木湖、木崎湖とみっつの湖を眺めながら帰ります。このあたりから120kmコースの方々と入り混じるようになりました。たのしいサイクリングだけを堪能したいなら、この120kmもよいですね。



 火計……孔明の罠だ!!



 夕方から雨との予報。急に雲がわき出してきたので、速度をはやめて帰路を行こう。
 といいつつ、パン屋さんによったり、チェックポイントで休んだり。ジェラート食ったりソフトクリームくったりで結構のんびり。まあ、同じお金払ってるんだから長く楽しんだ方の勝ちだよね、こういうライドは。そんな感じで、結局最後まで僕らは雨にふられずにゴール。田中夫婦も、結局余裕の100miles完走でした。

 夫婦、カップルで楽しく長距離を走るならやっぱりタンデム。エンジンにはヒルクライマーがオススメです(w

 

米沢自転車旅行 二日目

 さて、米沢の朝。
 6時半にセットしたアラームで起き上がる。ユニットバスに干してあるウェア類を触ってみると……八割乾きってとこかなあ。搾りがあまかったかなあ。特に靴下は、かたくなにユニクロ靴下なので素材が速乾性ではないため、まったく乾いていない。仕方ないので、ホテルの向かいにあるコインランドリーへ。20分乾燥をしかけてホテルの朝食をとる。

 さて、今日はどうしようかな。もとの構想では、昨晩越えてきた雪の峠を戻り、会津若松と猪苗代湖の間を取って一関、那須、宇都宮。東北1700km参加者を応援しつつ、帰路につくというもの。けれど、なにしろHI-LOの二速しかないのだ。気楽な自転車旅行なのに、わざわざ苦しむこともあるまい。

 であれば、米沢からいきなり新幹線に乗って、東京へ帰るという手もあるな。
 それ魅力……。まずは米沢観光からだな。

 ホテルをチェックアウトすると、まずは上杉神社へ。
 なんかお祭りやってるみたい。



 敷地内に自転車はどうかなーとか思ってると、地元のおっちゃんがママチャリでごんごん走りまくっているので、そんなもんかと奥へ押していく。板塀の脇にたてかけると、ああ、雪だ。



 参道を進んでいく。



 上杉神社。なにか催し物があるんだろうけど、まだ時間が早すぎて誰もいない。



 こちらでは演舞のリハーサル?



 米沢城のお堀沿いには、桜と幟がぐるりと並んでいました。



 城の隣地にある米沢藩主の邸宅(だったはず)。現在はレストランになっているのだけど、残念ながら、まだ開店前。米沢牛アゲイン……。



 もう自転車なんかどうでもいいし。



 東北1700kmのみなさんも、今晩にはここに来るはず。
 朝までゆっくりして、この景色が堪能できたかな。



 さて、帰りますか。



 山形新幹線。焼肉弁当を持って乗り込みます。
 さらば米沢。



 群馬駅で乗り換え。



 新一関で降りてしまった。ここから宇都宮へは100kmくらい。それくらいなら二速しかなかろーが、タイヤがいつバーストしよーが、なんとでもなる。と思って駅から出ると、ものすごい向かい風。いきなり後悔。



 那須高原へ登っていく。まさに高原というところで自転車を停めた。
 この写真の右側では、老夫婦がブルーシートを広げてお弁当を食べていた。とても良い感じだ。

 そうしてだらだらと那須塩原へ向けて走っていると、反対車線に反射ベストをつけたライダーが。
「先頭ですか!?」
「せんとー!」
 一瞬で行ってしまった。
 なんという速さ。想定では那須のPCまでもう少しかかると思ってたのだけど。勝手に一番乗りの夢敗れる……。



 二人目。速すぎてぶれた。



 まとまって走っているわけではないようだ。それぞれ結構離れていた。このままじゃ、PCについた頃には、もう知った顔はいないのでは。



 連休だけに車が多い。ちょっと休憩したり。



 3、4、5人目。この次にプロ。



 ようやくPC。
 まだ楽しそうな参加者たち。



 楽しそう!



 表情が明るい!



 ダブルピース!

 三時間くらいだらだらと参加者の方々と過ごし、誰もいなくなったところで僕も出発。



 宇都宮へは下り基調。ただし、ローギア付近で固定のため、くるくる回しきっても29.5km/hくらいまでしかいかない。

 それでも回し続けて宇都宮駅。



そして飯。



 帰りはまたしても宇都宮線。
 眠くなってきたので、これでおわり

米沢自転車旅行 一日目

 巷ではゴールデンウィークということなので、どこかへでかけようと思いました。
 実はこの週には「東北1700km」というイベント(600km、200km、200km、300km、400kmのブルベが連日開催される)があったのですが、個人的に日本海側の東北旅行がしたかったので、それには参加しませんでした。今思えば、参加しておけばよかったかなあと思うことしきり。

 さて、それはさておき。
 ゴールデンウィークの妻の予定の方は詰まっていて、僕自身はなんか放置状態。来るべき東北自転車旅行に向けて、練習旅行をしようと思い立ちました。600kmを40時間以内で走るとか、1200kmを3日半で走るとか、そういうのではなくって、夜はしっかり寝てちょっとは観光もして、着替えも持って……というようなツーリング。漆黒の空間を指さして「ほら、日本海だよ」とかいうのではない旅。

 さて、どこに行こうかと思った時、せっかくなので自転車で行ったことのない方角、かつ混んでなさそうなところ、ということで東北方面へ。東北1700kmのコースも見ていて、そちらの参加者が初日の仮眠場所にしそうな米沢がいいんじゃないかと決めました。このさい1700kmのコースを前日にトレースするのもいいかなと思ったんだけれども、それはやめて宇都宮から鬼怒川、南会津、会津若松と辿って米沢へ行くルート。210kmで2100メートルくらいの上昇量。
 あれ? 普通のブルベコースっぽい……。

 自転車は扱いの面倒な新鋭機(カルフィー・アドヴェンチャー)の投入をやめて、去年までの主力機ネオプリマート”鉄血長征号”を再就役。ブルベ向けの装備は全部取っ払っていたので、手元にある使っていないパーツで急遽ツーリング車に仕立て上げます。ハブダイナモ用のライトがついてないのに、ハブダイナモのホイールとか無駄に重い自転車が出来上がりました。



 ハンドルバーエンドのプラグも脱落しちゃってる……。

 とはいえ、鉄のフレームで鉄道輸送なんかも気軽。ペダルもLOOKからSPDにしたので、歩行も楽々ですよ。
 しかも、ライト兼用というMP3プレイヤーなんかもついているので、山間の長い長い田舎道も退屈しません。

 さて。
 当日は早朝に新幹線で宇都宮へ行くつもりが、一本早い埼京線に乗れたので、在来の宇都宮線でゆっくりと宇都宮まで輪行。実は前夜あまり寝れなかったので、この長い車中はずっとうつらうつら。でもしっかりとは寝付けない。七時前に宇都宮へついて、改札へ向かうと、ちょうど日光線が来ているとのアナウンス。せっかくなので初めの20kmほどをズルして今市駅まで行くことにします。



 今市駅前で自転車を組んで、ふとグローブが無いことに気づきます。
 あれれ?池袋駅で置いてきちゃったかな? 実は、家に置きっぱなしでした。

 まあ仕方ない。まずは鬼怒川温泉へ向けて走りますよ。



 ひとときの熱海よりは寂れてはいないようにも見えるけど、駅前は全部廃墟ホテルという鬼怒川温泉。
 通過します。ここから川治温泉、そして五十里ダムまでは今日一番きつい登り。



 それらを通り越して、五十里湖。
 会津西街道を北上します。この道はかなり交通量が少ないのですが、さすがゴールデンウィーク、それなりに自動車を見かけます。まあ、ほんとうに「それなり」ですが。この道沿いは、かなりの秘境。たしかイザベラ・バードも通った道のはず。かなりの秘境であるという描写だったはずです。東北側からも関東側からも、日本海側からも太平洋側からも山脈で隔絶された細長い谷間。静かな旅が続きます。



 福島県との境は峠となっていて、ある程度登ったらトンネルで越えます。
 あとは会津田島まで下るだけ。



 会津田島はこのエリアで一番の街。街の入口にあるいつものコンビニへよって、一休み。60km進みました。



 うーん、こんなペースで走っていたんではブルベみたいだ。コンビニ休憩だし。せっかくだから大内宿まで登ってみるかな、と思っていました。


 桜も綺麗だな、と思って後輪側変速器を操作した瞬間、カチン!という小さな音がして変速レバーがぶらぶらに。あっ!こ……これは……。あれだ。ワイヤー巻上げラチェットを固定する爪(針金の輪っかだけど)が折れたんだ!どうしようもないので、しばらく走り、路肩へ寄せて「会津若松の自転車屋情報求む」とツイートします。まあ、まず部品はないだろうし、あっても今日中に修理はしてもらえるかどうか。自分でやってもいいけど、結構時間掛かるんだよねえ。指が痛くなるし。

 ツイートして走りだす。大内宿案はキャンセル。会津若松までは下りだから、トップしかギアが入らなくてもなんとかなるぜ! とスピードに乗っけた瞬間に、後輪がバースト。なんかタイヤサイドが小さく裂けてるし。中の繊維がちぎれてるし。どうしよう。どうしようもないので、とりあえずチューブ交換。空気を入れてみると、チューブがはみ出してくるようなことはない。さすがアルトレモDD。とりあえずこれで行くぜ。もっかい同じ所にダメージ食ったり、時間がたったりしたらまずいだろうけど。



 ゴールデンウィークなのに、そんなに混んでない観光列車。
 まあ、明日からかな。今日は一日目で土曜日なので、トラックなんかも結構多い。



 塔のへつりなんかもパス。
 前の車についていたカーナビの音声認識は、目的地を発声すると、なぜか「塔のへつり」と認識しまくってたなあ。



 会津若松へはサイクリングロードを使います。
 しかし、ずっと北風なんだけど。ルート的には200km向かい風?
 畜生、明日の1700km組も苦しめ。



 ツイッターで教えてもらった自転車屋さんへ向けて彷徨います。
 今、会津若松は桜ざかり。でも気温は27度くらい。あちーよ。



 自転車屋さんへ到着するものの、やはり抜本的な解決は無し。
 ここまで走るまでに考えていたように、ワイヤーを引っ張って、ローギア側でリア変速器を固定します。
 フロント側の変速器は使えるから、ローとハイのみの二段変速。アウトランかよ。せめてターボアウトランになってくれ。



 今市市や足利市、それに会津若松なんかで時折見かける自転車レーン。この簡潔にして完全な解答が実はとっくに存在しているのに、どうしてへんてこ自転車レーンを作り続けているのだろう? つうか、亀戸の基地外自転車レーンなんか報道せずに、こういうのを知らしめろと、いつも思う。



 ここから米沢まで行くかなあ、それとも会津若松で一泊しようかなあ。
 でも、米沢からなら新幹線一本で帰れるじゃないか、などと悩み続ける。
 そうだ、さざえ堂に寄って行こう。観光してから米沢については考えようよ。

 また道に迷って、地元のお子さん連れママさん集団に道を聞いたりしながら飯盛山へ。



 げえ、これ登るのか……。



 ん? これは何?



 エスカーだ!



 登り切って奥へ歩くと、白虎隊自決の地へ。いや、さざえ堂に行きたいんだよね。
 なんか白虎隊にはシンパシー感じないんだ……。ごめんなさいね。



 エスカーの降り口近くの分かれ道からすぐ先にありました。



 そっちへ向かいます。
 ちなみにこのあたりから白虎隊はお城を見渡して、落城したんだと絶望したはず。



 会津のさざえ堂は二重らせんの構造になっている珍しい建築物。てっぺんで太鼓橋によって螺旋が繋げられていて、まっすぐ歩いて行くだけで、登って降りてくることができます。外観からもその特異な構造が見て取れるのは、此処くらいなもののようです。
 DNAがどうとか、ダ・ヴィンチがどうとかいう説明もあったけど、それは眉唾だな。さすがに。



 孤立した白虎隊が、連絡線を回復するために通った水道とのこと。向こうからやってきて、さざえ堂の脇を抜けて先ほどの高台へ至り、炎上する市街を見たのかな。

 よし、米沢へ行こう。最後まで諦めない。



 桜まつり。



 桜の綺麗な田舎道。

 しかし暑い暑い。まずいよ、水がない。店もない。
 お! 自販機だ!



 水を売れよ!



 綺麗だなあ。1700km参加者はここを日没後に通過するはず。
 そんなの不健康だよ!



 とはいえ、僕にも日没が迫ってきています。
 これから山形県境の大峠なる峠を超えなくてはならないのに。

 大峠へ続く道は、広く新しいのだけど、トンネルだらけ。トンネルに入ると、他の車の音が大反響してすごい怖いんだよね。音圧だけでびっくりするくらい。すでに反射ベストをみにつけ、後方へのライトもバリバリつけてるけど、居眠りやらちょっとした見落としでいつかやられるんじゃないかとビクビクしながら登る。

 そして寒い。
 トンネルが冷風機のように感じる。
 グローブないし、半袖短パンだし。
 唯一の幸運は、この道の斜度はゆるくって、アウター(ハイ)側のギアでも登っていけること。



 頂上。
 なんかの冗談のようだ。
 さっきまで28度あったんだぞ?



 寒いよ寒いよ。


 雪解け水が気温の数値以上に空気を冷やしているみたい。
 ここにとどまっているのは危険だ。



 てっぺんのトンネルは4kmもある。幸い下り基調なので、あまり車に抜かれることはなかった。
 さすがに交通量はかなり減っている。




 なんで俺はグローブをおいてきてしまったんだ!
 

 下れば下るほど……寒い! 雪解け水が溢れんばかりの最上川が近づくと、ものすごい冷える。
 離れると少しだけ暖かい。それを繰り返しつつ、やがて米沢市街。駅まで行って、米沢牛を食えるところを探し迷う。



 米沢の味を堪能して、ホテルへ入ります。

 タイヤのアナを瞬間接着剤で埋めたり、お風呂で洗濯したり。乾くかなあ?

 それにしても、明日はどうしようかな。大峠を戻るつもりだったけど、あの4kmの登り基調になるトンネルを越えたくはないな。それも壊れた自転車でねえ。米沢には山形新幹線が来てるから、すぐに東京へ帰れる。荷物も重いし、それもありかなあ……。

 つづく。

2011年オダックス埼玉忘年会(非常識的なやつ)

 いろいろと前後しますが、オダックス埼玉忘年会を走ってきました。この数日前に片足のクリートが脱落(ネジが抜け落ちた。さとうサイクルのメンテ技量は折り紙つきですね)したまま一日中走ったら、すっかり股関節の痛みがひどくなってしまいました・・・ので、完走しきれるのか心配・・・。なんで忘年会なのに片道150kmほど走らねばならぬのか・・・。わけがわからぬ・・・と思いつつ関東平野を走ります。しかしね、この関東平野ってやつはどうしてこうなのか。なんだろう、すごい広大ってわけでもなくただだらだらと続きます。ぜったいこの地形データはコピペ使いまわし。景色が開けるとものすごく単調で使うポリゴン数を減らしているのが見え透いています。走ってて「ああ、こんな景色は町田の方で見たな」と思うけどそこは高崎郊外。もう少しちゃんとマップを作りこんでくれないとオープンワールドのシステムとしては興ざめです。



 そんなクレームを”あの人”と愚痴りながら話します。”あの人”ってのは・・・。



”この人”。いつも思うんだけど、僕ら本当は長距離ライドむいてないのでは・・・。いや・・・むしろむいてるのか?



 そんなことよりなんかおかしい・・・。なんか違和感・・・。ああ、そうか、あれだ。空荷のトレーラーとか車両運搬車の後ろについたときの違和感だ。そう気づけばなんてことない。



 ようやく関東平野サーバの端に近づいてきた。サーバ境界線でひっかからないように気をつけないと。



 サーバ境界線が見えますね。



 関東平野サーバを越えると一気に起伏が激しく。このあたりのワールド設計者は気合はいってたっぽい。



 今回は”よわよわカップ”も同時開催されていて、片品への登りに入るところまではデッドヒートだったのですが、ここで日没と寒さの恐怖に負けてじわじわと”あの人”たちに離されていきます・・・。さすが・・・。



 っていうか雪なんですが・・・。アソス戦隊フグレンジャー装備でよかったよ・・・。



 世界に夜が訪れます。エターナルフォースブリザードにより気温0度。




 すごい雪。ディスクブレーキでなければ踏破できなかっただろう・・・。



 ごはん。



 ごちそうさま。

 翌日は150km走って帰るのでした。

 おわり。
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