日本から戻ってすぐにTour de Powayなるサイクリングイベントに参加した。いわゆるセンチュリーライドということで、まあショートディスタンス。気楽に走れそう。相変わらず自宅周辺40?60kmくらいのルートしか走ってないので、こういう機会でも作らないと・・・という感じ。
このコースはPoway gradeという8%3miles(だいたい5kmですね)のヒルクライムが売りだそうだ。スタートして30分も走らないうちにPoway gradeを登るのだけど、この先までは片車線通行止めとなっていて走りやすい。Poway gradeはなんかカタログスペックから比べると拍子抜けで、リアのギアを2枚くらい残して通過できた。うーん8%もあるのかなあ。あるんだろうけど。
コースは163kmくらいで獲得標高1500mちょっととのこと。今回は参加者も多かったので集団の中で走ることも多かった。数十人の集団の中で走ると超楽だねえ。小集団からこぼれ落ちてもそういった大集団に入ればアラ不思議、先行していた集団なんかあっさりと飲み込んでしまいます。
今回も補給は控えめ(パワージェル×1 ビスケット×8 バナナ×2 ジャムサンド×1)ということで後半のアップダウンでがっくりスピードダウンしたものの、なんとかほぼきっかり6時間で走りきりました。平均移動速度約30km/h 総合平均速度約27.5km/h。信号が少ないってのはいいねえ。
こちらの方々のジャージを見ていて気がつくのがイベントジャージが多いこと。割合的にはクラブジャージが一番多く、次は吊るしジャージなのですが。イベントごとに必ずと言っていいほどジャージが販売されているので、それを着ているサイクリストも多いのです。コロラド・ラストチャンス1200とかロッキーマウンテン1200とか・・・は今回は見かけませんでしたが、どこかのヒルクライム(といっても登るだけ、ではなく山岳コースという意味のようです)とか、センチュリーライドとか。
軍事作戦に参加した将兵がそれを証する勲章を身につけるように、そういったジャージを身につけ「ああ、あなたもあのダブルセンチュリーに参加したのですか」「ええ、15%の完走者のひとりです」「苦労されたでしょう・・・」とかそういう会話のきっかけになるんでしょうね。
ついでに。どこかのクラブジャージだと思うんだけど、クラブ名の下にキャッチフレーズとして「It is all downhill from here.」と書かれてた。しばらく一緒に走ってたので、登りでなんか言ってやろうかと思ったけど、結局話しかけられなかった・・・。
08 Tour de Poway
2008/10/06 Tour de Powayとジャージ事情