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【落武者魂】 *
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落武者魂

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自転車の神様は甘くない Tour de Foothill

 今年前半のテンションはどこへ行ったのやら、の不調の後半。さらにここんところのダブルセンチュリー、ブルベを連続でDNF。このまま年を終えるのはあまりにも気分が悪い。何かをしっかり完走しておかないと、負け癖がついてしまう・・・。ということで去年も参加したTour de Foothillへタンデムでアサイン。距離は100km。もう落ちるところへ落ちてしまったのだから、ゼロからの積み直し。どうにもこうにも足首の靭帯(前距腓靭帯?)にGGR以来痛みが消えないので、それも後半の嫌な気分に繋がってるのだけど、ペダリングではそれほど痛みがあるわけでもないので大丈夫とする。いずれにしろ12月はまるまる休まないと駄目かな・・・。

 ぼやきはそれくらいにしておいて、Tour de Foothillは名前こそ威勢がいいのだけど、距離は説明した通り100km(50kmも選択できる)。総上昇は1000mと平凡で、コースも全体的に平凡なもの。ロサンゼルス内陸の郊外住宅地をくるりんと回る感じ。自宅からはクルマで1時間前後かな。7時スタートというので6時半には到着するように家を出発。気温はやや低めということなので、年のため長袖ジャージに防風ベストを着て。

 さて、会場に到着するものの、去年と同じく駐車場は埋まってしまっているので、やはり去年と同じようにほんの少し離れた会社の駐車場へ置くことにする。誰も停めていなかったけれど、僕が停めるとあっという間に皆が続きすっかり駐車場は埋まってしまった。アメリカ人でも「あの人がやっているから・・・」という意識はあるんだなあ。でもまあ、別にこの駐車場は停めちゃいけないわけじゃないのだけどね。早速クルマから自転車を降ろそうと外へ出ると・・・寒い。キーンと冷え込みが! 気温は約6度。初秋装備じゃちょっと寒い。走り出せばちょうどいいんだろうけど、暖かい車内から出てくるとかなりきつく感じる。細君は気分悪くしてしまうものの、いつものことなので様子を見ながら準備をする(なんだかマラソンとかツーリングとかの寒い朝になると酷い吐き気がするんだそうで。どうにもならなないけど)。しかし、去年は寒かった記憶なんて無いけどなあ。天気も曇ってるし。まだ山火事が続いているようなので、その影響で日が翳っているのかね。地面が若干濡れていて、少し雨が降ったのかも。そういえば、周りの参加者のウェアも去年より厚着のよう。

 落ち着いたので、受付を済ませスタート地点へ。若干人が少なくなっているような気もするけど、それでも十分な参加人数。隣と前にタンデムの人たちがいて、横のタンデムはなんと5本もボトルを。三カ所もレストストップのある100kmライドで、しかもこの気温ならどう考えてもデッドウェイトだろう・・・。と思っていたら「君、Cool Breezeでも走ってただろう」と言われる。Cool Breezeは8月頃にベンチューラで開催される自転車イベント。僕らは200kmの部に参加したのだけど、200kmは僕らしかタンデムはいなかったのでどこかで話したわけではなく、どこかで僕らを見かけたらしい。まあ、タンデムも十分少ない上にアジア人だからな。来年も出るの?と聞かれたので「来年は日本に帰るんだ」と細君が答える。




-寒そう・・・。

 スタート前に懐かしいLiveSTRONGの黄色いバンドが配られ、合図とともにみんな腕を突き上げて欲しいとのこと。日本ではバンド「ブーム」として終わってしまったけど、別にブームのためにやっているわけじゃないんだよね、この黄色いバンドは。アームストロングの自伝を読む限り、人となりは好きになれないけど、活動を続けていることは素直に尊敬。日本のホワイトバンドはいったいどこへ行ったのか。世界から貧困は消えたのだろうか。

 スタートしてしばらくは街の大通りを数百のサイクリストが埋め尽くす。寒いうちは関節がこわばって、とくに足首がきしむので軽く軽く。そのうち体から発する熱で寒さも感じなくなって来たのでタンデムらしくぐいぐい加速。なにしろずーっと平坦な大通り一直線なので、こういうところはタンデム自転車は得意な場面。ああ、気持ちいいねえ自転車サイコー!



 そのうち農村ぽいエリアに入り、小さなアップダウンが繰り返されダンシングなんかも入れながら走る。今日は調子いいよ本当に、ヘメットダブルセンチュリーのときはダンシングもろくに出来なかったもんねえ、あれは長旅のあとだったからやっぱり無理だったんだよ、いやいや長い出張の直後に300kmブルベとか大丈夫だったぜ、とか会話しつつ短い急坂を立ちこごうとした瞬間、後ろの方でガリガリガチャン!という不穏な音が。なにか落ちた?でも普通に走れてる、ように思える。なんかしゃりしゃりいう?かな。坂の上の方で一旦とめてサドルに座りながら見ると、特に変わったことはないかな。そのまま登り切って広い通りに出たところでフロントディレイラーを変速しようとすると、変速しない。え?何?と停止して自転車から降りる。すると・・・フロントディレイラーが台座ごと下方にスライドしてしまっているようだ。しかもガイドプレートも歪んでいる。マジかよ、と考える。とりあえずフロントディレイラーを諦めてフロントの変速は諦めるか、手でかけ直すというのが思いつく。昔、糸魚川ファストランで変速機をぶっ壊したときと同じように。しかしまだ30kmくらいなのにこれか・・・。100kmでもDNFしかねないな。神も仏もありやしない。足を痛めつけ、心を砕き、自転車までを壊すとは。神なんかいない。悪いことは確率論なんか無視して重なッていくんだ。

 すると、スタート地点で前横にいたタンデムの人たちが現れて「大丈夫か」と聞いてくる。正直に「大丈夫じゃなさそう。フロントディレイラーがね・・・」とやっていると、彼らも自転車を置いて変速機をグイグイとひっぱりあげようとする。台座を緩め、ワイヤーを外し、総掛かりで。さらにSAG(サービスアンドギア)車までやってきて、大手術だなと言ってくる。確かにフロントディレイラーだけが問題なのではなかった。チェーンも半ばぶち切れそうになっていて、あるチェーンのコマは片側だけのプレートだけでかろうじて繋がっているのみ。よかった、ダンシング中に切れなくって・・・。二人分の体重と脚力をこめた立ち漕ぎ中に切れていたら、酷い落車になっていただろう・・・。彼らは手を真っ黒にしながら僕の自転車を直してくれる。なおすったって、元通りになるわけはなくフロントの変速は限定的なものに。限定的っていっても、歪んだプレート、歪んでしまった台座、歪んでしまった変速機である程度は変速できるのだからありがたいというほか無い。僕のタンデム「さくら号」はフロントトリプルなのだけど、そのうち一番内側が使えなくなってしまった。一カ所だけ大きな坂があるけど、なんとかなるだろう。足首への負担がでかくなったことは、今日以降の問題になるだろうけど。

  彼らが来るまでは、最悪は3連続DNFかとも思っていたがなんとか心を完走側に引き止めることが出来た。もしここで、あるいはこれが原因でリタイヤしていたらなかなか立ち直れず、来シーズンへ突入するところだった。10kmほど進むと休憩所。水を足し、マフィンを食って再スタート。片足のタンデムライダーの女性をみたものの、自転車に乗っているところは見かけることが出来なかった。そういえばマラソンでも片足の人は結構みかける。そうだ、どんなどんなことにでも立ち向かうことができるはず。ようは気持ちの置きようだ。信じればなんでもできる。強く信じれば、明日にでもサマージャンボ宝くじが当たるはず!本当に、強く願えば!

サマージャンボ





 さくさくさくっと走って、このライド最大のクライムポイントへさしかかる。さっきの故障を知っているサポートの人が「グランニーギア(フロントの最小ギア)が使えないんだろう?大丈夫か?」と聞いて来たので「練習に丁度いいぜベイベー」と答えておく。たしかに厳しい場面は数度あったものの、なんとか立ち漕ぎでクリアできる範疇。むしろ、最近は29Tに頼り過ぎで坂をしっかり上ることを怠っていたのでちょうどいい考え直しの機会となったくらい。



 坂を上り切ると給水があったが、それはパス。このあと下り切るとすぐに次の休憩所だし。実際にはその休憩所もほとんど長居することは無くゴールまで走る。長い長い直線はタンデムの持ち味発揮でシングルライダーたちをごぼう抜きできるものの、信号ストップがあると加速が悪い僕らのタンデムは一気に追い越される側に回ることに。それでもなんとかお昼ちょっと前にゴール。去年はメキシカンだったが今年はイタリアンの給食。残念ながらアイスクリームの配給が無くなっているところに不況を感じるが、そもそも寒くて食う気はしなかった。最後に助けてくれた人たちに挨拶すると、次回の参加イベントの話になりどうやら2月のエルカミノリアル&ポーカーライド(320km)で顔を合わせることができるようだった。そのときを楽しみにしながら、今日の日はお別れ。危うかったけど、楽しい一日であった。

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RUSA LA600(second series) 予習

 アメリカでもアルプスラボみたいなのがあればいいなあ、と思っていたらRide with GPS(http://ridewithgps.com/())というサイトがそれっぽい。地図はGoogleのを使っている。ほかにもBikelyとかMapMyRide(だったかな)とか老舗があるのだけどこれが一番それっぽい。区間あたりの平均斜度をだしてくれるあたりがいい。

 さて、今週末の600kmブルベだがコースはこんな感じ。


 Salinasというサンフランシスコの南の方にある町から、Oxnardというロサンゼルスの西にある町まで海岸沿いを行くコース。標高差は7000とあるけど、山が後半に固まっているのがいやな感じ。具体的にはLompacの先とOxnardの前の湖のあたりがまさに「山場」となる。Lompacの手前、350km地点あたりで睡眠をとるのが推奨らしいけど、ちょっと判断に悩むなあ。悩みつつも寝場所があると寝てしまいそうだけど。

 他の悩みどころは「Salinasまでどう行くか、Oxnardからどう帰るか」。うちの近くからSalinasまではAmtrakの路線があって一回乗換えでいけるものの、一日一便しかない(10時間以上かかる)。Oxnardからの帰りは一日三本あるのだけど、僕がゴールしてから乗れそうなのは2本。40時間まるまるかかったらもう列車はない。なのでOxnardまでクルマで移動すれば、帰りは安心。でも行きにOxnardまでの自宅から200km、朝のロサンゼルスの通勤ラッシュを通っていくのにどのくらいかかるのか不安・・・。いまはクルマ&列車の予定だけど・・・。

 あとはこのシーズンあたりから防寒装備をどのようにするのかが来年の夏までの悩みとなる。なにしろ寒さに弱いからなあ・・・。
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タンデム輪行とアムトラック旅行記 1

 アムトラックでは輪行は箱に入れるというのがルールです。輪行袋ならぬ輪行箱ですね。この箱は駅で売ってるそうですが、普通の自転車屋でもらえる自転車の箱で良いとのこと。見たことはありませんが、ペダルを外しハンドルを曲げればあとはそのまんまで積み込めるらしいです。「らしい」「とのこと」というのは僕が輪行したことがあるアムトラックのパシフィックサーフライナーという路線では一両に3?6カ所のラックがあって、そこに引っ掛けられれば箱や袋はいらないからです。他にもいくつかの路線の客車にこのようなラックが用意されているとのこと。

 しかし、このラックは一般的な自転車を想定していて、タンデムやリカンベントでは使えません。そのような場合どうすればいいのかというと、アムトラックのサイトでは「箱に入れろ」とあります。アムトラックの編成には荷室付きの車両、もしくは貨物車両があるのでそこに手荷物料金を払って載せろ、ということらしいです。以前、タンデム自転車でアムトラックを利用したときは、言葉もできぬ観光客に免じて?そのまんま荷室に入れてくれました。しかし、他のタンデム利用者に聞くと、やはり拒否される可能性もあるとのこと。分割フレームなら前後にわけてラックにかけられるんじゃないかという話です。ただ「自分自身が拒否された」という人には会ったことありません。

 今回、前もって「タンデムはどうやって積んだらいい?」と駅の係員に聞いたのですが「そんなこと聞かれたの初めてだ」と言われ、どこかに電話した後に「載せられないよ」と冷たいひとこと。でも、載せてかなくちゃならないんだよね、ということで分割してラック作戦「分割らっくらくプラン」を実行です。

 


 まず前後のクランクをつなぐタイミングチェーンを外します。ピンと張っているので外すのも一苦労。ベルトドライブなのでクランクをゆっくり回しながらベルトを内側に強く押して外します。ちなみにタイミングチェーンの伸び調整はフロントBB部分のエキセントリックシャフトをずらすことによって行います。さて、次にフレームの分割です。まずケーブルを先に分割し、フレームのS&S(アメリカのメーカーらしいです)カップリングを専用レンチで緩めます。このレンチが無くなったら・・・困りますね・・・。3分割できるのですが、今回は前後の二分割だけ。はずすカップは3個です。

 


 分割状態。日本でタンデムを輪行する場合は、この状態でそれぞれを袋に入れて運ぶらしいです。楽・・・とは言えないかな。もっとも日本でタンデム輪行している人の数は一桁を越えないと思いますが。

 ちょっと早くつきすぎたので、アーバイン駅を探索。2階建ての列車がメインなので跨線橋も3階建ての高さがあります。欧州と同じく駅のプラットフォームには誰もが出入りできるので、電車が到着するころになると人が増え、勝手にテーブルやら椅子を並べて歓談してたり。けっこう賑やか。それはいいんだけど、跨線橋の上にやたら椅子とゴミ箱が備え付けられているのはなぜ?誰が座るの?

 


 旅の道連れ、好青年マシュー(通称:アメリカのベイベさん)と合流し、、ちょうどいい頃合いに到着したサーフライナーへ乗車。人が多いせいでラックにはかけられず荷室へ転がしておくことになりました。ラッキー?

 パシフィックサーフライナーはサンディエゴからサンフランシスコ近郊までを繋ぐ観光路線。ただし列車だけで行けるのはサンディエゴからLAの北400kmほどにあるサンルイスオビスポまで。あとはバスへ乗り換えての旅です。しかもサンルイスオビスポまで行くのは実は一日一本だけ。ドル箱観光路線のはずなのに! ちなみにLA-サンディエゴ間は一日5本以上ありますので、気軽に楽しめるアメリカの鉄道です。

 

 


 アーバインから南は何度か乗ったことあるのですが、北側は初めて。サンタアナは隣町。ディズニーランドへ行ける駅ということもあってか妙に立派。ロサンゼルスへ近づいていくと、なんとなく殺伐としてきます。ロサンゼルスまで2時間半ほど?終点のサンルイスオビスポまでは7時間半の旅。で、今回は終点まで行きますよ・・・。

 


 座席の上にはこんな紙(左)が。SLOは「この乗客はサンルイスオビスポまで乗車する」ことを示します。とはいえ乗務員が起こしに来てくれるわけではありません。乗車後、チケットは検札時に乗務員が回収します。その代わりにこの紙を座席の上に挟んでいきます。アムトラックには「指定席」というものが無く、席を自由に移動できるのですがその際にはこの紙も一緒に持って運び、頭上にさしなおすという具合です。ちなみに行きは「一等車(ビジネスクラス)」に乗ったのですが、やはり指定ではありません。東海岸を走る北米版TGV「アセラ」では一時期指定席が存在したようですが。

 右の写真は今回の旅のナビゲーター、マシュー・オニールさん。物腰柔らかく控えめな、やたら気を使ってくれる好青年です。押しの強いアメリカ社会なのにその性格で大丈夫なのかと心配になってしまう・・・。ハルキムラカミのノルウェイの森を読んでました。春のフレッシュから何度か会ったことあったけど、日本にまったく興味ないと思ってたよ・・・。

 この項つづく
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Cool Breezeふたたび


 去年に引き続き二度目の参加。そうかもう1年経ったのか。

 去年とコースはほぼ完全に同じ。去年はRUSA20周年のタイミングだったせいかRUSA認定ブルベだった(200km)のだけど、今年はただのダブル・メトリックセンチュリー。ブルベカードはありません。チェックも無いということでショートカットもし放題! いやまあ、そんなことしてたら参加する意味が無いけど。



 朝6時半のスタートというので、6時頃会場に入ってみると大きな駐車場にあふれんばかりの参加者たち。このうち200kmに参加する人はどれほどだろう?あんまりいないとは思うけど。スタートラインに行って、スタッフらしき人に「200kは何時にスタート?」と聞くと「どのコースも6時半から自由スタートだよ」と教えられる。フライングスタートをしていた人もけっこういたようだけど、とりあえず6時半まで待ってスタート。サイクリングロードを内陸に向かいます。霧がかかっていて寒いくらい。8月中旬だというのに。でも、昼頃にはかんかん照りになるはず。

 


 去年は10kmも行かないうちから泣きそうだった細君をなだめすかし登っていったPC1でしたが、さすがに200kmを2回、フレッシュを一回経験し、さらにタンデムとあって泣く前に到着。と、この休憩所にいたのはグレッグとリサ、PCHランドナーズの代表であり去年のこのイベントで初めてであった人たちです。来週の300km試走についてなどしばし歓談。どうやってAMTRAKにタンデムを持ち込もうか?など。そこから先はしばらくダウンヒル。登りで遅れた分、歓談で先に行かれた分を全部取り戻します。Ojaiの街から湖畔のPCを経て長い登り。しばらく登ったり降りたりが続き、ちょっと厳しい。この200kmはなにげに2600mちょっと登るのです。下りは寒いし。8月なのに。

 


 それでもお昼頃になると日もでてきて風もでてくる。昼飯はPCでサンドウィッチを自分で作ります。去年とのあまりの違い・・・。このあたりのPCではLA600、GRR1200で一緒したジョセフに会いました。彼も18年くらい前に買ったタンデムが会って、彼の奥さんは結局好きになってくれなかったけど、娘さんが一緒に乗ってくれるそう。来春には娘さんとデスバレーセンチュリーにでるんだ!と嬉しそう。

 


 ここからしばらくすると、ようやく海沿いに。山の上から見た巨大なパームツリーの並木が観光気分にさせます。サンタバーバラを抜け、ちょっと内陸にはいったり戻ったり。最後のPCは175km地点なのですが、さすがに気分的にも脚的にもダレて来てます。うーん速度が乗らない。最後のPCでは待ちに待ったアイスキャンデー。風が強くて寒いけどうまい。去年のここはスタッフ含めて数人しかいなかったけど、今年はまだまだたくさん。さらにこれから到着する人まで。

 


 最後の最後はPCH沿いの高速区間。一気に走り抜けてジャカジャン!して、10時間45分ほどでゴールしました。今年はまさにクールブリーズの名にふさわしい涼風が心地よいサイクリング大会。運営もしっかりしていて気持ちよく楽しめました。さて、自転車を片付けてゆったりゴール会場へ戻ると、ああ、去年はもう残ってなかった食事が、今年はちゃんと残ってる!

 


#筋肉の使い方が違うのか慣れてないからなのか、疲れはいつもの倍くらい・・・。
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SART200km

 受領直後のタンデムでPCHR主催のRUSA認定ブルベ、Santa Ana River Trail 200kmに参加してきた。名前の通り、半分以上がサイクリングロードというコース設定。獲得標高はちょうど1000m。距離は210km。

 スタート時間は午前4時・・・つまり集合が午前3時半くらいなので、逆算していくと自宅からだと午前1時くらいに起床しないとならない。それはあんまりなので、スタート地点目の前のモーテルをとり、午前2時半起床に。あんまり変わらないように思えたが、なぜかこの夜は全く寝れなかったので、ほんのわずかでも長くベッドにいられたことは非常に助かった。



 細君がペダルにクリートをはめることができず、僕らだけスタート地点に取り残されて焦る。なんとか発進してサイクリングロードに入るところで先頭集団やや後方まで追い上げるものの、追いつくことはできずに段々と離れ始める。振り返ると誰もいない。前も後ろも誰も見えなくなってしまった。・・・闇というのは、案外と精神を蝕む。走っても走ってもまったく進んでいる気がしない。4時スタートなので1時間半もすれば夜明けのはずなのだけど・・・と思うもまっくらなまま。GPS無しなので結構辛い。キューシートは後席につけてあるのだけど、サイコンの取り付けができなかったので、サイコンは前席にしかついていない。なのでまったくの役立たず・・・。

 闇の中で完全に道を見失って立ちすくんでいたら、後続のケリーたちがやってきたのでついていくことに。CP1までは真っ暗だったかな。そこからだんだんと夜が明けていき、早朝ランナーの大集団をかわしながら(まるで多摩サイのようだけど、お互いにリスペクトがあるのでなごやか)平野部にでる。ああ、闇の中で放し飼いの犬の襲撃にあったや。野犬の群れが騒いでたりけっこう怖かった。

 


所々で橋を渡ったりして左岸右岸を行ったり来たりしながら一路太平洋へ。先頭を走っているらしいリカンベントとすれ違う。あのリカンベントのおじさんあんなに速かったんだ・・・。

 


 先頭からたれて来た人を巻き込んでちょっとした集団形成。多摩サイみたいなところなので、5?6人一列程度。引っ張ってくれていた黒人ライダーのサムがやわって来たので折り返しまでの20kmくらいを引く。んで、海岸のCPまで。CPではPCHRの代表グレッグがいたので、300kmブルベについて話す。やっぱり試走に一緒にということらしい。じゃあSD300kmの方はキャンセルだなあ。ボランティアスタッフでの参加というのも初めての体験なのでいいかな。一方通行の変則ブルベなので、どうやって移動するかをちょっとだけ話し合う。アムトラックしかないけど、日本の鉄道みたいに気楽な存在じゃないんだよね・・・。しかもタンデムを載せられるかどうかは乗務員依存。まあ、いくつか他にも問題があるのだけど、今は先送り・・・。

 

 すっかり話し込んでしまった。もっとすらすら話せたらなあ。どうしてもあっぷあっぷになってしまう。書く方はだいぶ改善されてきたんだけど・・・。ここまでは曇りで過ごしやすかったのだけど、太陽のパワーがすべてを吹き飛ばしつつある。簡単に言うと暑くなって来たってこと。ある程度戻ったところで立ち往生している参加者を発見。リアディレイラーハンガーが折れたらしい。先行していたリカンベント乗りが戻って来て「このさき○○マイルに自転車屋があるらしい」などと伝えてくれる。僕らのグループにいたケリーがひとこと「シングルスピードにしちゃえば?」と言うと、「それだ!」ということになりチェーンを切った貼ったで変速機無しのバイクが出来上がる。体調不良の参加者もでてきたのでぞろぞろとペースを落とし、護送船団形式で次のCPへ。

 

僕らのタンデムも変速に一部不具合があったりしてCP前で”ちぎれグループ”になってしまう。足首の問題でちゃんと踏み込めないのも問題。というか暑い、あついおー。

 


あついおーあついおーたんちょうだおーとつぶやいていると、後ろを走っていたマシューのバイクがパンク。クソ暑い中日陰も無い場所でしばし待機。細君は日焼けを嫌って鼻・口の回り以外は完全に肌を覆ってしまっている。ちょっと怖いので「頻繁に水飲めよ」というと「ちゃんと飲んでいる」と言うが、「頭が痛くなって来た」とも言う。それ熱射病の前触れだから、とさらに水を飲ませる。大丈夫だろうか。サイクリングトレイルで倒れても回収車入って来れないんだけど・・・。


なんかかっこいい橋。というか暑い。単調。どうすればいいのか。と文句を頭の中でまわしながらずっとマシューをひっぱってゴールへ。ふああああ疲れた。これからさらに1000kmもあったなんて信じられない。
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